カテゴリー「電力」の4件の記事

再生可能エネルギーは、アメリカの電力の80%をまかなうことができる

 再生可能エネルギーは、アメリカの電力の80%をまかなうことができる。

Renewable Electricity Futures Study-----National Renewable Energy Laboratory,June 15, 2012

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-----image : リポート「Renewable Electricity Futures Study (RE Futures)」カバー

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Key Findings
Renewable electricity generation from technologies that are commercially available today, in combination with a more flexible electric system, is more than adequate to supply 80% of total U.S. electricity generation in 2050 while meeting electricity demand on an hourly basis in every region of the country.
Increased electric system flexibility, needed to enable electricity supply-demand balance with high levels of renewable generation, can come from a portfolio of supply- and demand-side options, including flexible conventional generation, grid storage, new transmission, more responsive loads, and changes in power system operations.
The abundance and diversity of U.S. renewable energy resources can support multiple combinations of renewable technologies that result in deep reductions in electric sector greenhouse gas emissions and water use.
The direct incremental cost associated with high renewable generation is comparable to published cost estimates of other clean energy scenarios. Improvement in the cost and performance of renewable technologies is the most impactful lever for reducing this incremental cost.
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Nrelrenew2050map
-----image :同時公開されたインタラクティブマップ RE Futures Visualizationsより

このリポートでは、2050の時点で、30から80%の幅を持たせたシナリオを、今後数十年間でのシュミレーションを行い、特に80%という最大の可能性を実現するためには何が必要かを見通そうとする内容になっています。
 この可能性を実現するためには、まず需給バランスを最適化できる送電網と自由でダイナミックで即時的な運用システムが必要です。次に、電線を流れるすべての電力の価格を常に供給される電力とともに情報を付加し管理し取引することが可能なシステムにより、この可能性を現実的なものにできるとしています。


初出
再生可能エネルギーは、アメリカの電力の80%をまかなうことができる -----再生可能エネルギー GreenPost、2012/6/21

" 再生可能エネルギーは、2050年のアメリカの電力の80%をまかなうことができるとするリポート「Renewable Electricity Futures Study (RE Futures)」がアメリカエネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所 (The National Renewable Energy Laboratory : NREL) が発表.........."


関連
80% Renewable Energy by 2050 is Possible, Just Using Today's Commercially-Available Technology-----treehugger,June 28, 2012

".....Under the 80% scenario, wind power is the single-largest energy source, roughly 35% of electricity, biomass is roughly 20%, solar power (PV and concentrating) is a bit over 10%, as is hydropower, nuclear power and coal hanging in there at just under 10%, with geothermal and natural gas in the low single digits.
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さくらインターネット、高電圧直流(HVDC)給電システムに太陽光発電を導入

プレスリリース / さくらインターネット、2012年5月8日
さくらインターネット、高電圧直流(HVDC)給電システムに太陽光発電を導入 石狩データセンターの実地検証環境に太陽光パネルを設置し、評価検証を実施

"国内最大級のバックボーンネットワークを有しインターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、NTTデータ先端技術株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三宅 功)、河村電器産業株式会社(本社:愛知県瀬戸市、代表取締役社長:河村 幸俊)、日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瓦谷 晋一)と4社合同で実施している高電圧直流(HVDC※1)給電システムの実地検証環境に、太陽光発電を採用したことを発表いたします。

現在、電力問題が国家レベルの課題として日本に突きつけられており、今夏から太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーの買い取り制度が開始されるなど、様々な取り組みが進んでいます。データセンターは電力消費量が非常に大きい設備であり、日本のITコストを世界標準まで引き下げていくためには、電力コストの削減が必須となります。当社では、データセンターにおける電力問題の解決のためには、省エネ、低コストの両立がポイントだと考えています。

昨年11月に開所した石狩データセンターは、北海道の冷涼な気候を活用した外気冷房の採用により、従来型のデータセンターと比較して空調の消費電力を約9割削減し、PUE※21.1台※3を達成しています。当社では、さらなるエネルギー効率の向上を目指し、従来の交流(AC)方式より最大で2割程度の電力を削減できるHVDC給電システムをコンテナ化し、石狩データセンターに設置して実地検証を進めておりました。

この度、さらなる省エネ、低環境負荷を実現するために、再生可能エネルギーの活用に着目し、HVDCコンテナに太陽光パネルを設置して、HVDC給電システムと太陽光発電の親和性を検証いたします。当社は、石狩データセンターで世界最高水準の省エネ、低コスト、低環境負荷を実現し、日本のITコストを世界標準にしていきます。


※1 High Voltage Direct Currentの略で高電圧の直流での給電方式を意味する。HVDC 12V方式は、300Vを超える高電圧直流を集中電源で12Vへと降圧した上でそのままサーバに給電する方式。
※2 Power Usage Effectivenessの略でデータセンターのエネルギー効率を示す指標の1つ。PUE値とは、データセンター全体の消費電力をIT機器の消費電力で割った値である。いくつかの算出方法があるが、当社ではもっとも一般的であるL1(UPS設備以降の消費電力をIT機器の消費電力とする方法)を採用している。
※3 PUE1.15(2012年3月27日のデータ)

■コンテナを利用した石狩データセンターでのHVDCおよび太陽光発電の実地検証環境

2011年11月より、石狩データセンターのコンテナヤードに、コンテナを利用した実証実験環境を構築しました。20フィートコンテナに空調ユニットを備えつけ、内部に6ラック規模のHVDC設備を用意し、最終的な検証として様々な試験、測定を実施いたしました。その結果、総合効率は約91%を計測しております。2012年5月より、コンテナの上部に太陽光パネルを設置し、HVDC給電システムと太陽光発電の親和性とその効果を検証いたします。

・HVDC給電システム実地検証環境の外観写真
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資料「2012年5月 エネルギー・環境政策の国民的議論のために」 電中研TOPICS

電力中央研究所 : 電中研TOPICS / 2012年5月エネルギー・環境政策の国民的議論のために(PDFファイル:約16.78MB)

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デマンドレスポンス DM メモ

「*DR、デマンドレスポンスについての情報をいろいろ集めてみました。「都会は極省エネでそこそこ豊か」という当しな研の提言にとって、それがどうであるのかという視点で今後も見ていきます。日本は、この人口密度を考えると、世界でもありえないレベルの極省エネ型コンパクトシティの可能性にあふれています。地方都市の未来像を描き、具体的な自治体探しをします。

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夏期のピーク電力抑制のための「需給統合計画によるピーク需要抑制シナジー事業」に関する契約締結について-日立製作所 ダイキン工業 エナリス http://t.co/Q6UUoKlT "..夏期の電力逼迫時に東京電力から電力調整依頼があった際に.." #electricity #dr
2012.06.06 19:47 twitter
株式会社エナリス 需給統合計画によるピーク需要抑制シナジー事業の契約締結について-----2012年5月29日
http://www.eneres.co.jp/release/bsp.html

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2012 06/06 法人向けデマンドレスポンスサービス 「EnneSmart(エネスマート)」の開始について-----エネット http://t.co/bJTs2VKE "..季節別時間帯別の料金プランに加え、緊急ピーク時課金(等)" #dr #pps #electricity
2012.06.06 16:41 twitter

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電力需給逼迫時のデマンドレスポンスに関する実証試験の実施について-----中部電力 http://t.co/8UpInAhl "..データの伝送および電気料金メニューの表示システムの開発.." #electricity #dr #smartgrid #chuden #愛知
2012.06.06 16:38 twitter

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#北九州 市のスマートコミュニティ創造事業。デマンドレスポンス実証試験実施中。変動料金制も-----ソフトエネルギー http://t.co/1wiJ5IBX #CEMS #bems #ems #renewjapan #smartcity #electricity #dr #福岡 」-----GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/6/6-9日版 p.2

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