カテゴリー「3.11-原子力」の9件の記事

「資料第3号 原子力政策に対する国民の皆様からの意見募集結果について」 原子力委員会 新大綱策定会議(第6回)提示より

原子力委員会 新大綱策定会議(第6回)議事次第 日時:平成23年 9月 27日(火) 9:00~12:00

"資料第3号  原子力政策に対する国民の皆様からの意見募集結果について(PDF:2.1 MB)"

(内閣府 原子力委員会 : 国民の皆様からのご意見を募集しています)

"受付期間 平成22年12月21日~"

「原子力政策に対する国民の皆様からの意見募集結果について」
http://www.aec.go.jp/jicst/NC
/tyoki/sakutei/siryo/sakutei6/siryo3.pdf より

"原子力委員会  原子力政策に対する国民の皆様からの意見募集結果について

平成23年9月27日
内 閣 府
原子力政策担当室

1.背景
 原子力委員会では、平成 22 年 12 月 21 日より、原子力政策のあり方に関する検討に向けてご意見の募集を行っています。新大綱策定会議については、東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力(株)福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえ、4 月 5 日に「東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力(株)福島第一・第二原子力発電所と当面の対応について(見解)」を原子力委員会決定し、審議を中断しました。一方、ご意見については引き続き募集を行ったところ、3 月 11 日以降、9,828 人の方から延べ 10,189 件(8 月 31 日現在)のご意見をいただきました。

2.ご意見の傾向
 いただいた 10,189 件のご意見のうち 3,060 件をランダムに抽出し、新大綱策定会議の審議テーマである 8 項目に分類したところ、「①エネルギーと原子力発電」に関する意見が最も多く、次いで「⑤安全確保・平和利用・核セキュリティ」、「⑦原子力と国民・地域社会との共生」に関する意見を多くいただきました。また、「⑨その他」として福島第一原子力発電所事故の収束に向けた提案に関する意見などをいただきました。

20110923sakutei6_siryo31

-----image : 「2.ご意見の傾向 」

3.ご意見の内容
 多くの意見をいただいた「エネルギー政策全般」及び「原子力発電」(①エネルギーと原子力発電)、「安全確保」(⑤安全確保・平和利用・核セキュリティ)、「国民への説明性」(⑦原子力と国民・地域社会との共生)に関する意見とその理由について整理しました。

a.エネルギー政策全般
 エネルギー政策全般については、「エネルギーの比率を見直すべき」、「再生可能エネルギーの研究開発や再生可能エネルギーに関するインフラ整備の予算を確保すべき」という意見を多くいただき、そのうちの多くは特段の理由が付されていないものでした。

20110923sakutei6_siryo32

-----image : 「3.ご意見の内容 a.エネルギー政策全般」

b.原子力発電
 原子力発電については、「直ちに廃止し、再生可能エネルギー等に転換すべき」や「段階的に廃止し、再生可能エネルギー等に転換すべき」という意見がほとんどでした。また、両意見ともに「災害時も含めて環境への影響が大きい」、「日本は地震国である」、「技術的に成立していない、或いは人間が制御できるものではない」という理由が多く、次いで、「放射性廃棄物の問題が解決していない」、「廃止措置、放射性廃棄物処分等のコストを考
慮すると原子力発電は経済的でない」などの理由を多くいただきました。

※エネルギー政策全般における「エネルギーの比率を見直すべき」という意見には、原子力発電を「直ちに」、或いは「段階的に廃止すべき」という意見は含んでいません。

20110923sakutei6_siryo33a

-----image : 上-「b.原子力発電 原子力発電に関する意見」、下-「b.原子力発電 「直ちに廃止し、再生可能エネルギー等に転
換すべき」という意見の理由&「段階的に廃止し、再生可能エネルギー等に
転換すべき」という意見の理由」-----

20110923sakutei6_siryo33b

c.安全確保  安全確保については、地震や津波等に対し「設備の強化など発電所の安全対策を強化すべき」、「設備等について安全性を確認すべき」という意見や、「体制を含めて安全規制を見直し、責任を明確化すべき」という意見を多くいただきました。

20110923sakutei6_siryo34

-----image : 「b.原子力発電 安全確保に関する意見及び理由」

d.国民への説明性
 国民への説明性については、「信頼できる正確な情報を開示すべき」という意見を多くいただき、そのうちの多くは特段の理由が付されていないものでした。

20110923sakutei6_siryo35

-----image : 「b.原子力発電 国民への説明性に関する意見及び理由」

参考資料
 ご意見を提出いただいた 9,828 人の性別、年齢区分別、在住都道府県別に分類した結果は以下の通りとなりました。

20110923sakutei6_siryo3sankou

-----image : 「参考資料 意見提出者の性別 意見提出者の年齢」
.......... "


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国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)報告 ダイジェスト版 (pdf 0.8MB)

Naiic digest(ダイジェスト版)
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◆ダイジェスト版 (pdf 0.8MB)
http://www.slideshare.net/jikocho/naiic-digest

◆要約版 (pdf 1.6MB)
http://www.slideshare.net/jikocho/naiic-youyaku

◆本編 (pdf 12MB)
http://www.slideshare.net/jikocho/naiic-honpen

◆参考資料 (pdf 5.8MB)
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◆会議録 (pdf 38MB)
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◆Executive summary (English Version) (pdf 10MB)
http://www.slideshare.net/jikocho/naiic-report-hires

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大飯原子力発電所 見つめる目 #再稼働 #ohinp 反対!

 今日、6月29日。官邸前の大飯原発再稼働反対のデモが計画されています。

 7月1日、関西電力は、大飯3号機を午後9時に起動し、7月2日の午前7時に臨界。7月4日には発電開始するという予定だそうです。この無理矢理な再稼働。反対する最大の理由は、3.11で明らかになった地震と原発の複合事故には、個人はもちろん、国も、行政も、電力会社も専門家もだれも的確に対処できなかったことにあります。物理的な条件だけでなく、複合防災、総合的な危機管理能力が求められることで、これに対処できる体制はまったくできていないのです。この見切り発車的な再稼働は、日本の危機管理能力の低さを世界に知らしめることになりかねない事態を招きます。事故が起きなくても、ちゃんと評価すると原発が止まる、運転できないという事態が起きているのです。

 ということで、まとめを作ってみました。

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福島県小名浜沖水深120〜300mの”魚からプルトニウム”239+240 Pu

 福島県小名浜沖(北緯37度、東経141度付近)水深120〜300mの魚から、239+240 Puが検出されている。

 プルトニウム、ですぜ、、、、

プレスリリース / 厚生労働省、平成24年2月24日
東京電力福島原子力発電所事故関連 食品中の放射性物質の検査結果について(第332報)

"3 厚生労働科学研究費補助金による測定結果について
検査結果(PDF:81KB)"

"厚生労働科学研究費補助金による測定結果
検体採取日:平成23年6月21日(冷凍保管試料)
検査機関:(独)放射線医学総合研究所(90Sr:(財)九州環境管理協会)
検体採取場所:福島県小名浜沖(北緯37度、東経141度付近)水深120〜300m
分析方法:文部科学省 放射能測定法シリーズに記載 の方法に準拠

魚種 核種(239+240 Puのみ、単位mBq/kg)

カタクチイワシ 0.003
マダラ 0.019
エゾイソアイナメ ―
アカガレイ 0.008
ミキガレイ ―
スルメイカ 0.003
ダンゴイカ類 ―
ズワイガニ 0.003

* 90Srは、魚類のアラ部(筋肉と内臓を取り除いた頭部や骨等)について分析。
これらの測定は、新基準値設定のための調査目的で平成23年度厚生労働科学研究費補助金「食品の
放射性物質に関する規制値についての研究」(主任研究者:明石真言)」により実施されたものであり、平
成23年12月22日の薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会 資料1別冊「食品の基準値の導出につ
いて」及び平成24年2月24日の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会において報告されているもの。暫
定規制値の定めのある核種(放射性セシウム・プルトニウム)は暫定規制値未満であり、また放射性銀の
摂取による線量については、薬事・食品衛生審議会の放射性物質対策部会で検討がなされている。
(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001w5ek-att/2r9852000001w5t2.pdf) "

----- http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000023p4a-att/2r98520000023pas.pdf より

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資料「2012年5月 エネルギー・環境政策の国民的議論のために」 電中研TOPICS

電力中央研究所 : 電中研TOPICS / 2012年5月エネルギー・環境政策の国民的議論のために(PDFファイル:約16.78MB)

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平成24年6月8日野田総理会見-「国民生活を守る責務。 大飯原発3、4号機は 再起動すべき」記者会見

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平成24年6月8日野田総理会見-「国民生活を守る責務。 大飯原発3、4号機は 再起動すべき」記者会見

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大飯原発3、4号「安全は確保」 福井県専門委が報告書案了承

大飯原発3、4号「安全は確保」 福井県専門委が報告書案了承-----福井新聞、2012年6月10日

"関西電力大飯原発3、4号機の安全性を検証している福井県の原子力安全専門委員会は10日、県庁で開いた会合で、国が示した安全基準は東京電力福島第1原発事故で得られた知見や教訓を反映しており、2基の原発は福島のような地震、津波が襲っても原子炉の安全が確保できると結論付けた報告書案を了承した。"

参考
平成24年6月8日野田総理会見-「国民生活を守る責務。 大飯原発3、4号機は 再起動すべき」記者会見

第74回 福井県原子力安全専門委員会が年6月10 日(日) 15 時 30 分 ~ 17 時 30 分頃 開催

原子力安全・保安院 ストレステストの進捗状況

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資料「原子力安全・保安院 ストレステストの進捗状況(発電用原子炉)」

原子力安全・保安院 : ストレステストの進捗状況(発電用原子炉)H24.6.4(月) 現在

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