アラスカは、暖かくなりやがてイギリスのような気候になる
温暖化については、過去にさまざまな議論があり、なかでもっとも重大な議論に思われたのは、「それは人為か、自然の不可避の現象であるのか」という点にあったように思います。今になって思えば、人為だろうが自然現象だろうが、人間にとって脅威となる気候変動への人間の産業ならびに生活で消費するエネルギーと排出する温暖化効果ガスの削減が必要か、必要でないかの議論をすべきであった、そもそもの入り口論が問題ではなく、人間の影響を極力抑えるという文脈で行動することがなによりも必要だと思います。
アラスカ油田の解禁やその石油の可採量など最近なにかと話題の多いアラスカ州。ここも温暖化しているのは間違いないようです。やがて、凍てついた大地は、湿気の多い環境になり、現在のイギリスのような気候になるとのことです。
クリッピング / World News -Global Warm-, January 21 2007 (Reuters)
・Alaska to get British-style temperature
"Parts of the world could heat up by over 10°C this century with big areas becoming uninhabitable, according to a climate prediction experiment.
”We are very rapidly heading back toward the greenhouse world of the dinosaurs,” Bob Spicer, one of the scientists who mounted the joint BBC/Oxford University study, said on Friday.
”Back then northern Alaska had mean annual temperatures of about the same level as we have in London - about 10 degrees (C).”"
アラスカの温度変化をNASAのGISS Surface Temperature Analysisでみてみると、
・King Salmon(58.7N,156.7W)-----Google Maps : United States Government: King Salmon
温暖化傾向が確認できます。一方、イギリスでみてみると、
・Oxford Uk(51.7N,1.2W)
こんなトレンドグラフになっています。まあ、素人目にもわかる温暖化傾向となります。
ところが、下のデーターをご覧ください。
・Tokyo(35.7N,139.8E)
東京は、それこそ誰の目からみても顕著に暖かくなっています。このまんま上昇すると、、、。将来の東京は、現在のどこと同じような温度条件(気候)になるのか探してみます。(t_t)
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