本「水素エコノミー」ジェレミー リフキン
ジェレミー リフキン (著), Jeremy Rifkin (原著), 柴田 裕之 (翻訳)
* 単行本: 365 p ; サイズ(cm): 182 x 128
* 出版社: NHK出版 ; ISBN: 4140807849 ; (2003/04/26)
価格: ¥2,205 (税込)
水素エコノミー目次
第1章 異なる世界観のはざまで
第2章 ハバートのベルカーブを滑り落ちる
第3章 エネルギーと文明の興亡
第4章 化石燃料時代
第5章 イスラム教という波乱の要素
第6章 世界の破綻
第7章 現代社会の弱点
第8章 水素エコノミーの夜明け
第9章 ボトムアップによる新しいグローバル化
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ジェレミー・リフキンのエントロピーの法則という本は、"ほうっておけば"無秩序さが増大していくということを物理の言葉ではなく、人間の生活ということと関連づけて述べた本であったという意味で当時は多くの人に読まれた。その同じ著者の最新邦訳がこの本だ。非常に興味深い本だが、化石燃料に依存しつつ、依存を下げ、最後にはあまり依存しない社会を実現するために、私たちの前にある"現状の社会的な"ハードルはあまりに高いと思えるが、リフキンの言う「ボトムアップによる新しいグローバル化」が意味するものが、今わたしたちが直面しているこの現実からの出発であるとするならば、小規模、地方分散、より単純(市民性、公開性)な技術こそが、夜明けをもたらすにちがいない。(t_t)
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本「エントロピーの法則」
―地球の環境破壊を救う英知
ジェレミー・リフキン (著), 竹内 均(訳)
* 単行本: 310 p ; サイズ(cm): 20
* 出版社: 祥伝社 ; ISBN: 4396650094 ; 改訂新版 版 (1990/05)
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