GSユアサ、リチウムイオン電池一体型の太陽光発電用4.5kWパワーコンディショナを販売開始
GSユアサは、リチウムイオン電池一体型の太陽光発電用パワーコンディショナ「パワーソーラーⅢ」を販売します。パワーソーラーⅢは、4.5kWのパワコンで、同社のLIM50シリーズリチウムイオン電池を含み、災害による大規模停電時にも安定した電力を供給することが可能な他、深夜電力や太陽光で発電した電力を蓄電池に充電しておくことで、曇天時など太陽光による発電電力が少なくなった時には、蓄電池から電力供給をサポートすることが可能です。 太陽電池、蓄電池、商用電力を組み合わせるにあたり、同社独自の特許技術により、蓄電池からの逆潮流を防止し、太陽光パネルからの逆潮流が可能となっています。
LIM50シリーズは、小形、軽量なリチウムイオン電池です。蓄電池の容量は、3種類で、パワコン部を含んだ価格は、以下の通りです。
4.2kWh ¥4,540,000
8.4kWh ¥6,650,000
12.6kWh ¥8,870,000
日頃から運用を工夫して利用でき、非常にも利用できる蓄電池付き太陽光発電システムが構築できます。
4.5kWのパワコンの価格はがだいたい30万円なので上の価格のほとんどが蓄電池のコストとなります。一般的には、採用できないかもしれませんが、多彩なモードが選べるシステムのようなので、防災対応などの理由を加味すれば、採用する人も増えかもしれませんね。
プレスリリース / GSユアサ、2015/01/27
・ニュースリリース 2015年 / リチウムイオン電池一体型 太陽光発電用パワーコンディショナ「パワーソーラーⅢ」を販売開始
-----image(”上-パワーソーラーⅢとタッチパネルを採用したモニタ、下-産業用リチウムイオン電池 LIM50シリーズ 12セルモジュール
”) : 同リリースより-----
" 株式会社 GSユアサ(略、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は、災害に強く環境負荷の小さい地域づくりや、エネルギーコスト削減に最適な、リチウムイオン電池一体型の太陽光発電用パワーコンディショナ「パワーソーラーⅢ」を発売いたしました。 2012年7月にスタートした、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を背景に、太陽光発電システムは住宅用、産業用ともに普及が進んでいますが、現在は防災拠点などにおける自立分散型エネルギー供給体制の構築や、電力需給のピークコントロールに対する社会的関心やニーズが高まっています。 今回発売した「パワーソーラーⅢ」は、出力容量4.5kWのパワーコンディショナにリチウムイオン電池LIM50シリーズを搭載しており、災害による大規模停電時にも安定した電力を供給することが可能です。また、深夜電力や太陽光で発電した電力を蓄電池に充電しておくことで、曇天時など太陽光による発電電力が少なくなった時には、蓄電池から電力供給をサポートすることも可能です。 GSユアサはこれからも、「パワーソーラーⅢ」をはじめ各種蓄電システムを普及させることにより、防災拠点機能の強化や再生可能エネルギーの有効活用など、多様なニーズに応えてまいります。【特長】
1.パワーコンディショナ+リチウムイオン電池の一体構造
ご購入時にリチウムイオン電池の容量を4.2kWh、8.4kWh、12.6kWhの3種類から選択が可能。2.屋外設置対応可
防塵・防水に関する保護等級IP34注1)相当の自立キャビネットを使用しており、屋外への設置が可能。3.蓄電池付システムに必要な逆流防止リレー不要
当社独自の特許技術により、蓄電池からの逆潮流注2)を防止し、太陽光パネルからの逆潮流が可能。4.モニタにタッチパネルを採用
自立運転への手動/自動切換設定などの操作が容易。5.選べる3つの運転モード
防災用途に適した「停電対応運転モード」のほか、「夜間電力利用運転モード」「太陽電池電力充電運転モード」を搭載しており、タッチパネルを採用したモニタより設定が可能。注1) 防塵・防水の保護等級を示す規格で、直径2.5mm以上の物体の侵入に対する保護と、あらゆる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を及ぼさないレベルを示す。
注2) 太陽光発電をはじめとした各種分散電源から、商用電力系統に向かう有効電力の流れ。
-----image : 同リリースより【販売目標】
初年度100台【メーカー希望小売価格】
リチウムイオン電池容量 価格
4.2kWh ¥4,540,000
8.4kWh ¥6,650,000
12.6kWh ¥8,870,000
.......... "
関連
・GSユアサ : 太陽光発電システム
/ パワーコンディショナ
/ パワーソーラーシステム
" 太陽光発電と夜間電力を組み合わせるパワーソーラーシステムパワーソーラーシステムは、通常の太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることにより、自然エネルギーの利用と夜間電力を有効活用することで、環境に貢献できるシステムです。
また、停電時や災害時は太陽光と蓄電池のエネルギーを使用して電気を使用することが可能になります。"
/ パワーソーラーシステム
" 電力会社と電気をやりとりする系統連系型太陽光発電システム最も一般的なシステム構成です。日中は無尽蔵の太陽光エネルギーを利用して発電します。太陽光がない夜間や、発電量が使用電力量を上回る余剰発電電力は電力会社に売電できます。"
- 小容量防災型太陽光発電システム
-----image : 上記サイトより
" 小容量防災型太陽光発電システムは蓄電池容量を火災予防条例の基準以下とすることにより設置が容易になります。小規模施設に適した4.5kWと9kWのシステム構成が可能となります。
また、停電時や災害時は太陽光と蓄電池のエネルギーを使用して電気を使用することが可能となります。
.......... "
- ピークカット(シフト)システム
-----image : 上記サイトより
" リチウムイオン蓄電池と組み合わせてピークカット(シフト)システム "
/ 産業用リチウムイオン蓄電池 - LIM50E
-----image : 上記サイトより
参考エントリー
・GSユアサ、2 - 4kWp太陽光発電システム、リチウムイオン蓄電池、そして電気自動車用充電システムなどをパッケージで販売へ-----ソフトエネルギー、2011/11/22
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