イギリスのロンドン郊外に欧州最大6.3MWpの浮体式太陽光発電所が登場
イギリスのヒースローに近い、サリー ウォルトン・オン・テムズ クィーン・エリザベス II 貯水池に欧州最大6.3MWpの浮体式太陽光発電所が登場しました。日本では世界最大の浮体式太陽光発電所と言われる、京セラの13.7MWp山倉水上メガソーラーが建設されていますので、規模では驚きません。驚いたのはその施工の様子です。
なんじゃこりゃー。下の記事の写真に驚きました。この、このせりあがった様はなんだ? というわけです。
・World's biggest floating solar farm powers up outside London-----theguardian,29 February 2016
-----image : 上記ニュースより
下の動画を見つけて、せりあがっているのではなく、単に貯水池の堤防の上にそって施工中のフロート付きの太陽電池が並んでいるのだと理解して、驚きは少し冷めました。
Europe's largest solar array unveiled at QE2 reservoir
(Luke Garratt、2016/03/22)
この動画の1分半ぐらいのあたりから、堤防に並べられた太陽電池の様子を見ることができます。画像の謎は解けても、23,000枚の太陽電池が並ぶ様は圧巻です。
このシステムを請け負ったのは、Lightsource社で、浮体式架台のシステムは、日本でもお馴染みになりつつあるciel-et-terre シエル・テール社のものです。先の京セラの山倉水上メガソーラーでも採用されています。世界の浮体式太陽光発電の浮体式架台の標準となりつつあります。
プレスリリース / Lightsource、Feb 15th 2016
・Lightsource Begins Work on Europe’s Largest Floating Solar Project
-----image : 同リリースより
" Europe’s biggest ever floating solar panel array is being installed by Lightsource Renewable Energy on London’s Queen Elizabeth II reservoir. More than 23,000 solar photovoltaic (PV) panels will be floated on the reservoir near Walton-on-Thames, as part of Thames Water’s ambitious bid to self-generate a third of its own energy by 2020. .......... "
関連
・ciel-et-terre : press-review / Europe’s largest floating solar panel project is being installed on Thames Water’s QEII reservoir in Greater London.(PDF,02/02/2016)
/ Video Gallery
・Europe’s biggest floating solar panel project charges ahead in London
-----thameswater,15 February 2016
参考
・京セラ、千葉県で水上として世界最大級約13.7MWp 山倉水上メガソーラーの建設を開始-----ソフトエネルギー、2016/03/10
・Twilog ; #pv #floating(浮体式太陽光発電に関する情報のクリッピング)
おすすめエントリー
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)