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大阪府岸和田市に食品廃棄物を利用する250kWバイオガス発電プラントが稼働

 大阪府岸和田市で、食品廃棄物を利用する250kWバイオガス発電プラントが稼働しました。
 事業者は、リサイクルと再生可能エネルギーなどを手掛ける、大阪のリマテックで、設計施工は、同社傘下のリナジェンです。今回、大阪府岸和田市で稼働した250kWのMF パワー1号は、食品廃棄物日量17.3トンを原料としてバイオガスを生成し、発電するものです。システムは、ドイツのEnviTec Biogas社のものを採用しているということです。
 今回のシステムは、大阪府内で実施されたバイオガス発電としては、 FIT(固定価格買取制度)が適用された初の施設だとうことです。

プレスリリース / リナジェン、2015年8月18日
トピックス / 大阪府初のFIT適用バイオガス発電プラントが本格稼働開始しました。

Oosaka_biogas
-----image : 同リリースよリ

" バイオガス発電の日本における本格的な普及を目指して

 株式会社リナジェン(本社:東京都千代田区、略)が設計・施工を手がけたバイオガス発電プラント「MF パワー1号」(大阪府岸和田市/事業主:リマテック株式会社)が、本日竣工式を迎え本格稼働を開始しました。バイオガス発電で FIT(固定価格買取制度)が適用された、大阪府では初の施設となります。
 「MF パワー1号」は、食品廃棄物(有機性廃棄物)日量17.3トンを原料としてバイオガスを生成し250kW の発電機を稼働する能力を有しています。工場が林立する地域にあって、駐車場用地であったテニスコート2面ほどの敷地(約1,000㎡)を活用したコンパクトな施設になっています。
 この施設では、メタン発酵槽に PC(プレキャスト・コンクリート)パネルを使用して安定した品質と短納期を同時に達成し、また、発酵後の消化液を返送・混合し成分調整するプレミキシング工程を組み入れることにより安定的な発酵を実現するなど、バイオガス発電分野の世界的リーディングカンパニーである EnviTec Biogas AG(独)のさまざまなノウハウが採り入れられています。
..........
<リマテック「MFパワー1号」主要諸元>
■所在地 大阪府岸和田市臨海町16-1
■敷地面積 約1,000 ㎡
■施設の種類 メタン発酵施設(連続湿式中温メタン発酵)
■受入予定物 有機性廃棄物
■処理能力 17.3 t/日
■発電能力 250 kW
■発酵槽容量 853 ㎡
........... "

関連
大阪府初のFIT適用バイオガス発電プラント「MFパワー1号」の竣工式を開催いたしました-----リナテック、2015.8.20
Oosaka_biogas250kw
-----image : 同社パンフレット「バイオガス発電プラント MFパワー1号 (PDF)」より

リナジェン / バイオガス発電の流れ
/ バイオガス発電プラントの解説

EnviTec Biogas


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三井造船、北海道別海町に国内最大規模、1.8MWのバイオガス発電を運開

 昨年、三井造船が北海道野付郡別海町、中春別農業協同組合、および道東あさひ農業協同組合など4者共同で、特別目的会社「 別海バイオガス発電株式会社 」(三井造船70%・別海町15%・中春別農協11.4%・道東あさひ農協3.6%出資)を設立し建設を進めてきた、国内最大規模となる1.8MWのバイオガス発電事業が運転を開始しました。

三井造船と北海道別海町、国内最大規模1.8MWのバイオガス発電事業を開始-----ソフトエネルギー、2014/05/21

 この事業はプラントから半径約10㎞以内酪農家から供給される家畜排せつ物を原料としています。1日当たり、乳牛4500頭分に相当する排せつ物280トンと、産業廃棄物(食品系及び水産系)5トンが原料として予定されています。
 その原料を発酵させ、発生させたメタンガスを燃料に600kW3基、合計1800kW(1.8MW)のガスエンジンにより発電。再生可能エネルギーの電力固定価格買取制度(FIT)に基づき売電事業を行います。発電量は、約9,600MWh/年を見込み、これは別海町全6360世帯の44.2%に当たる電力量です。この規模は、家畜排せつ物を原料としたガス発電施設としては国内最大規模となるということです。
 さらに、発酵過程の副産物(消化液及び敷料)を牧草用肥料及び乳牛の敷料として酪農家に販売する計画です。

プレスリリース / 三井造船、2015年7月10日
国内最大規模のバイオガス発電施設運転開始

20150710_ph01
-----image : 同リリースより

" 三井造船株式会社(略)と、北海道の別海町(略)、中春別農業協同組合(略)および道東あさひ農業協同組合(略)の4者が共同で設立した特別目的会社「 別海バイオガス発電株式会社 」(三井造船70%・別海町15%・中春別農協11.4%・道東あさひ農協3.6%出資)が建設を進めてまいりました、別海バイオガス発電施設がこのほど完成し、本日(7月10日)完成式典を執り行いました。
..........
 事業は酪農家から供給される家畜排せつ物を原料とし、発酵により発生させたメタンガスを燃料に発電。電力固定価格買取制度(FIT)に基づく売電事業を行います。また同時に、発酵過程の副産物(消化液及び敷料)を牧草用肥料及び乳牛の敷料として酪農家に販売する計画です。

 発電量は、約9,600MWh/年を見込み(別海町全6360世帯の44.2%に当たる)、家畜排せつ物を原料としたガス発電施設としては国内最大規模となります。

 別海町は乳牛11万頭を飼養する日本一酪農業が盛んな町です。
 原料はプラント建設予定地から半径約10㎞以内から1日当たり、乳牛4500頭分に相当する排せつ物280トンと、産業廃棄物(食品系及び水産系)5トンを予定しています。

 三井造船グループは国内で10ヶ所のバイオガスプラントの施工実績があるほか、デンマークでは本件と同規模のバイオガスプラント(1992年完成、設備能力は6500頭/日に相当)を建設しています。
今後も各地で活発化する電源確保のニーズに対して技術提案を積極的に進めていきます。

事業概要
事業名称 別海バイオガス発電事業
事業形態 特別目的会社(SPC)を設立した事業運営形態を採用
発電能力 1,800kW(600kW×3基)
発電方式 ガスエンジンによる発電
建設場所 北海道野付郡別海町別海2番地他
規  模 メタン発酵槽4,000m3(17.5mφ×17mH)×2基
処理方式 メタン発酵発電方式
プロセス 高温発酵方式(発酵温度55℃)
商業運転開始 平成27年7月1日
FIT適用期間 平成27年7月1日~平成47年6月30日

事業会社概要
社名 別海バイオガス発電株式会社
.......... "


参考エントリー

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