三井造船と三井不動産、大分市で約17MWpのメガソーラーを稼動
三井造船と三井不動産は、大分市の臨海部、三井造船大分事業所(大分県大分市日吉原)内に建設していた約17MWのメガソーラーを12月1日から稼動させると発表しました。完成時点で、グリーン・ポストが集計中のトップ10ランキングの4位に入ります。
大分市の臨海部工業地帯においては、5月に稼動した日揮の26.5MWp、さらに来年3月にも完成見込みの丸紅の81.5MWpなど、合計すると125MWにも達する大規模太陽光発電所が完成することになります。
日揮 26.5MWp 2013/5月稼動 (日産自動車保有の土地)
三井造船と三井不動産 17MWp 2013/12月1日 稼動 (三井造船、三井不動産の土地)
丸紅 81.5MWp 2014/3月稼動予定 (丸紅エネックス、昭和電工、日本触媒の土地)
・大分臨海部メガソーラー、出力合計125MWpの全容を見る-----自然エネルギー、2013/5/13
丸紅の81.5MWpが予定どおり来年の3月に稼動すると、2014年3月末の時点で、トップ、ランキング3、ランキング5と、トップファイブを大分県のこの臨海部メガソーラー群が占めることになりそうです。
他県でも、臨海部の未利用な土地を利用したメガソーラーが多く建設されています。災害対応や、塩害の影響などがちょっと心配ですが、島国であるわが国における大規模太陽光発電所建設用地として、まだまだ利用の余地が残されています。今後、中型や小型までのより小さな規模の太陽光発電所が、順調に建設されていくのかが注目されるところです。
プレスリリース / 三井造船、三井不動産、2013年11月29日
・三井造船・三井不動産 大分太陽光発電所が完成
"-三井造船と三井不動産が共同で売電事業を開始-三井造船株式会社(略)と三井不動産株式会社(略)が共同で、三井造船大分事業所(大分県大分市日吉原)内に建設していた、約17MWのメガソーラー(大規模太陽光発電施設)が完成し、12月1日より発電した電力を全量九州電力へ売電を開始します。
本事業は、2012年7月から施行された固定価格買取制度を活用した発電事業です。
三井造船のメガソーラー発電事業としては、本年8月に稼働を開始した玉野事業所での約2MWに続く、2件目のメガソーラーの稼働になります。また、三井不動産のメガソーラー発電事業としては初めての稼働となります。事業概要
事業名称 三井造船・三井不動産大分太陽光発電事業
事業形態 共同事業(三井造船51%、三井不動産49%)
発電能力 約17MW
設置場所 大分県大分市日吉原3 三井造船大分事業所内
事業期間 20年間
.......... "
関連
・「三井不動産山陽小野田太陽光発電所」運転開始
~当社として初めての稼働----三井不動産、平成25年11月29日(山陽小野田太陽光発電所は、この時点で、国内メガソーラーランキングで、6位タイ)
"..........
三井不動産山陽小野田太陽光発電所 山口県山陽小野田市 約13MW
..........
大分太陽光発電所 大分県大分市 約17MW 運転開始 2013年12月
..........
苫小牧太陽光発電所 北海道苫小牧市 約23MW 運転開始 2013年度(予定)
..........
八戸太陽光発電所 約8MW 運転開始 2014年度(予定)
..........
大牟田太陽光発電所 約6MW 運転開始 2014年度(予定)
.......... "
参考
・大分市でメガソーラー発電事業を実施する件-----丸紅、2012年10月22日-----大分市でメガソーラー発電事業を実施
".....大分県大分市 大分臨海工業地帯6号地 81.5MWp 2014年3月に発電所を完成し操業を開始する予定....."
-----image : Googleマップで、大分17MWpメガソーラー を表示-----
参考エントリー
・日揮、大分市で26.5MWpの国内最大のメガソーラーを稼動-----ソフトエネルギー、2013/05/13
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)