カネカ、鹿島工場に薄膜10MWpメガソーラーを完成。メガソーラーランキングNo.6タイ!
カネカは、茨城県神栖市の鹿島工場内に同社の薄膜シリコン太陽電池を使用した、10MWpのメガソーラーを完成させ運用を開始しました。太陽電池の設備容量は、12.7MWpだがパワコンが10MW対応のものが採用されている。こうした組み合わせで、発電量を稼ぐのは最近のトレンドのようです。実際の売電量を知りたいところです。
なお、同社は同施設の環境教育などを目的とした見学などを、実施する方針だということです。
プレスリリース / カネカ、2013/10/10
・当社鹿島工場西地区におけるメガソーラーの設置
" 株式会社カネカ(略)は、当社鹿島工場西地区においてメガソーラーの運転を開始致しました。今回稼動したメガソーラーの概要は下記のとおりです。場所:株式会社カネカ 鹿島工場西地区(茨城県神栖市東深芝15)
出力規模:太陽電池モジュール容量12.7MW、パワコンディショナー容量10MW
太陽電池パネル:カネカ製薄膜シリコン太陽電池
年間予想発電量:約11,000MWh・一般家庭の約3,000世帯分(3,600kWh/世帯として試算)
運転開始日:2013年10月1日薄膜シリコン太陽電池を使用したメガソーラーとしては国内最大級です。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、全量を売電致します。
.......... "
関連
・公共産業用カネカ太陽光発電 / 薄膜シリコン太陽電池
-----image : 上記サイトより
・カネカ : 薄膜系太陽電池
・Googleマップで、カネカ 鹿島工場西地区のメガソーラーを見る
参考
・薄膜三層型太陽電池モジュール商用生産開始-----カネカ、2013/07/24
"大幅に出力を向上させた薄膜三層型太陽電池モジュールの新商品を7 月より本格販売する。当社は現在アモルファスシリコン層と薄膜多結晶シリコン層の2層を重ねた薄膜シリコンハイブリッド太陽電池を製造販売している。今般の新商品は、2層の間に新たにアモルファス系シリコンからなる層を追加した3層構造を有し、当社が保有する透明中間層技術と合わせて吸収できる太陽光量を増やすことで従来と比べて大幅な出力向上を実現し、当社1420mm×1100mm サイズ量産品比で初期出力を10W 以上引き上げることに成功した。同基板サイズでの商用薄膜太陽電池モジュール製品の3層構造化は世界初となる。3層構造化により単位電池当たりの開放電圧は2.0V(当社製品従来比1.5倍)まで向上するので、パネル当たりの開放電圧も280V 程度まで向上させる事が可能となる。今後、パネルの高電圧化により、配線方法の簡略化、配線ミス低減も期待できる。
今般の新商品は、瓦一体型モジュール(当社品名:ヴィソラ)、スレート瓦専用モジュール(当社品名:ソルティレックス)、及び据置型(当社品名:グランソーラ)に展開され、屋根と街並みに調和する当社太陽電池の特徴はそのままに、当社ソーラーエネルギー事業の更なる拡大を図る。
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・次世代ヘテロ接合太陽電池の開発-----カネカ、2012/06/13
・80MW増強し年産150MWへ-----カネカ、2010/06/07
"株式会社カネカ(略)は、当社100%出資子会社であるカネカソーラーテック株式会社(略)にて、薄膜系太陽電池の生産能力増強工事を進めてきましたが、このたび新設備が竣工し、今月より順次稼働を開始する予定です。薄膜系で世界最高水準の変換効率である12%のハイブリッド技術を使った太陽電池を80メガワット(以下MW)増強し、トータルで年産150MWとなります。
.......... "
コメント続き
カネカ鹿島工場西地区メガソーラーは、10MWpということで、現在の国内メガソーラートップ10ランキングで、山梨県甲府市の東京電力の米倉山太陽光発電所、大阪府堺市西区の関西電力の堺太陽光発電所、そして、大阪府泉南郡岬町のユーラスエナジーの岬太陽光発電所と同じNo.6の規模です。
・国内メガソーラーランキング 大規模太陽光発電所リスト 再生可能エネルギーまめ知識
これまで情報に触れることが多かった、神奈川県川崎市の東京電力 浮島太陽光発電所が、7MWpでついにトップ10から脱落しました。なんとなく、さびしいです。
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