大和ハウス工業、甲府市に太陽熱と地中熱利用給湯システムを導入した次世代環境配慮型介護施設
大和ハウス工業は、甲府市で太陽熱と地中熱利用給湯システムを導入した次世代環境配慮型介護施設「ディーズ スマート シルバー D’s SMART SILVER」の実証実験を開始すると発表しました。具体的には、山梨県甲府市の「あおぞらの里 甲府南デイサービスセンター」において、晴天時は、太陽熱で温水を作り、給湯に利用。そして、日射量が少ない雨天・曇天時や夜間は、「地中熱ヒートポンプ」に切り替えることで、年間約70%の給湯に必要なエネルギーを削減することができるシステムだということです。 建物としては、全館LED照明や人感センサーの採用により、大幅なランニングコストを削減。さまざまな省エネ技術を駆使することで、1990年当時当社建築物と比較して約30%のCO2排出量を削減が可能です。
同センターは、ネット情報によると、最大定員 68名の介護施設で、延べ床面積は、497.29㎡。150坪となっています。地域に展開しやすそうな規模です。大和ハウスでは、これらの実証を経て、環境配慮技術を、介護施設(有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅等)に採用していくとのことです。
プレスリリース / 大和ハウス工業、2013/09/30
・当社初「太陽熱・地中熱利用給湯システム」を導入した次世代環境配慮型介護施設 「D’s SMART SILVER(ディーズ スマート シルバー)」の実証実験を開始
" 大和ハウス工業株式会社(略)は、2013年10月1日より、施設で利用する給湯に太陽熱と地中熱を効率的に利用することで、給湯におけるCO2排出量を約70%(※1)削減する次世代環境配慮型介護施設「D’s SMART SILVER(ディーズ スマート シルバー)」の実証実験を、株式会社シダー様(略)が運営する山梨県甲府市の「あおぞらの里 甲府南デイサービスセンター」で開始します。 今後、実証実験で採用・効果検証した環境配慮技術を、当社が設計・施工する介護施設(有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅等)に採用していきます。当社は、法人のお客さま向けの建築物について、2020年までに環境負荷「0(ゼロ)」(運用時のCO2排出量をゼロ)を目指す「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」をスタートさせ、その第八弾として、「あおぞらの里 甲府南デイサービスセンター」において当社初の独自技術を取り入れた「太陽熱・地中熱利用給湯システム」や、再生可能エネルギーを効率的に利用できる「エネルギーマネジメントシステム」を採用し、実証実験を開始することになりました。
※1.1990年当時の当社建築物と比較した場合(当社試算による)。
●ポイント
1.「太陽熱・地中熱利用給湯システム」により、再生可能エネルギーを最大限利用
2.パッシブ・アクティブコントロールとスマートマネジメントを駆使した次世代環境配慮型介護施設1.「太陽熱・地中熱利用給湯システム」により、再生可能エネルギーを最大限利用
一般的なデイサービスでは利用者の入浴が毎日あり、施設全体に占める給湯エネルギーの使用割合が非常に高くなっています。
「あおぞらの里 甲府南デイサービスセンター」では、「太陽熱・地中熱利用給湯システム」(※2)」を導入することで、夏季など日射量の多い日においては、施設で利用するほぼ全ての給湯を賄うことができるため、年間約70%(※1)の給湯エネルギーを削減することができます。
当システムは、晴天時は、太陽熱で温水を作り、給湯に利用します。また、日射量が少ない雨天・曇天時や夜間は、「地中熱ヒートポンプ」に切り替えることで、異なる種類の再生可能エネルギーを効率的に利用することができます。
※2.平成25年度再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業補助事業に選出。
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