JFEエンジニアリング、倉敷市で7MWpのメガソーラー発電所、鶴の浦ソーラーパワーを稼動開始
JFEエンジニアリングは、倉敷市で7MWpのメガソーラー発電所である、鶴の浦ソーラーパワーを稼動させました。10月2日に竣工式が行われ、年間の発電量は650万kWhを予定しています。
この鶴の浦ソーラーパワーには、JFEエンジニアリンググループ各社の設計から施工、監理までの技術が投入されています。
風洞実験などの各種検討によって極限までの軽量化をすすめ、新たに開発した超軽量鋼製架台システムJFEソーラーアレイ(TM)は、構造合理化と部材の最適化により大幅な低コストダウンと40 kg/kWあたり(参考)、を下回る軽さを実現しているということです。まさに”元祖鉄屋”である、JFEエンジニアリンググループのメンツの総合力を集めた成果でしょうか。
今回の7MWpは、2012年の末に太陽光発電に本格参入したJFEエンジニアリングのメガソーラーの中では、これまでで最大の規模です。この時点で、ランキング10位の浮島太陽光発電所(東京電力) 神奈川県川崎市川崎区浮島 7MWpと同じ規模としてぎりぎり、トップ10入りとなりました。
プレスリリース / JFEエンジニアリング、2013年10月2日
・岡山県倉敷市でメガソーラー発電所の稼動開始~JFEグループの技術力を結集し施工
" JFEエンジニアリング株式会社(略)は、このたび岡山県倉敷市に、自ら発電事業を行う大規模太陽光発電所(メガソーラー)「鶴の浦ソーラーパワー」を完成し、10月2日に竣工式を執り行いましたので、お知らせします。鶴の浦ソーラーパワーは、当社の100%出資により設立された特定目的会社のJFEソーラーパワー倉敷株式会社(略)」が、JFEスチール株式会社(略)が同地区に保有する旧社宅跡地に設置したものです。発電所の設備容量は7MWであり、年間発電量は650万kWhを想定しております。
このメガソーラーは、JFEスチールの西日本製鉄所内で数多くの電気工事を手掛けているJFE電制株式会社(略)が請負い、JFEグループの技術を結集して建設されました。
架台には、JFEスチールグループでメガソーラー向けに新たに開発した超軽量鋼製架台システム「JFEソーラーアレイ™」を採用しています。この架台は、風洞実験など各種検討によって極限までの軽量化をすすめたほか、素材にJFE鋼板株式会社(所在地:東京都品川区、社長:今村晴幸)の高耐食性溶融めっき鋼板「エコガル®」を使用して長期耐久性を確保するとともに、基礎には鉄鋼スラグ水和物固化体「フェロフォーム®」を使用してプレファブ化し、施工合理化、環境負荷低減も実現したものです。
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関連
・「JFEソーラーアレイTM」の開発-----JFEスチール、 No.32 環境・エネルギー特集号 (2013年8月)p. 54-60
参考エントリー
・JFEエンジニアリング、6ヶ所合計40MWpのメガソーラーをもって、太陽光発電事業に本格参入----ソフトエネルギー、2012/11/09
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