参院選の争点は、エネルギー、原発政策? その2
参議院選挙で原発とエネルギー政策は、それなりにメディアにもとりあげられているが、大きな争点ではない。これを理解するためには、自民党圧勝がささやかれる中で、いったい何が選択され、争点なのかと問うことが重要でしょう。
私たちは、自民の55年体制を経て、劣化した政治を変えるべく、日本を民主にまかせてはみたのもの、民主には実りはなく、ただただ皮相な混乱を招いたという損失の数年を経験してきました。民主党には、ただただ事実としての自民党政権の劣化の問題点を洗い出すことに半分以上の勢力を費やしてほしかったとさえ思います。だが、結局は自民と民主はできの違いはあるものの、同じ穴のむじなだったということです。国民目線の政治を語るものの、それがなにかすら理解できない政治家に対しての嫌気は相当なものがあります。
さりとて、またしても懲りない自民党。野党の数年間に見につけた、”与党としての処世術”の有効期間は、あと何年あるでしょうか? そう考えると、安易な再稼動と原発推進に舵を取ろうとする、自民党回帰はもってのほかに思えます。
わが国のかかえる問題は、いずれも一筋縄ではいかない。土木、建設、大企業に有利な政策により、若干潤っている人もおられるようですが、国民全体の利益から考えれば、アベノミクスは、政治ではなく世渡りにすぎません。これから、消費税(の議論)を経て財政の健全化をどう実現し、国民の生活の劣化をどうふせぐか? その答えは、自民党政権の手で可能とはわかりません。
ということで、選挙。投票に参考になりそうなサイトなり情報を下に集めることにします。
●投票について
投票日は、7月21日(日)です。
都合が悪い場合、7月5日(金)から7月20日(土)までの間、期日前投票ができます。
総務省の公式サイト、第23回参議院議員通常選挙によれば、実施される選挙区選挙と比例代表選挙についての解説が掲載されています。
・”比例代表選挙では「候補者名」または「政党名」を、選挙区選挙では「候補者名」を記載して投票してください。”
支持する政党がなかったり、みつからなかった場合には候補者名を書きましょう。
●投票の参考にしようかと考えているサイト
・気候ネットワーク / 第23回参議院議員選挙 各党マニフェストの地球温暖化政策に関する分析 2013年7月8日
・緑茶会の推薦・支持・支援候補予定者(テキスト版)-----ネット選挙本番!緑茶会公式ブログ、2013年07月04日
- 緑茶会(脱原発政治連盟) / 【緑茶会】緑茶会推薦・支持・支援候補者確定リスト
とりあえず、今後も目に付いた情報をアップしていきます。
ツイッターでは、#election2013jp(twilog)で関連情報をクリッピングしています。地殻変動リスクについては、#crustalchange(twilog)をご覧ください。
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・参院選の争点は、エネルギー、原発政策? 各党の主張を昨日の毎日新聞から-----ソフトエネルギー、2013/07/09
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