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桶川市の後谷調整池に、浮体式1.18 MWpメガソーラーが姿を現した

 桶川市の後谷調整池に、浮体式1.18 MWpメガソーラーが姿を現しました。桶川市は、「平成25年7月19日午後2時に竣工され売電が開始されました。」と発表しました。桶川市の東部工業団地の後谷調整池に完成した、日本初の水上式メガソーラー発電施設「ソーラーオンザウォーター桶川」は、設置面積にして約12,400平方メートルの池面に浮かび、おおよそ4500枚の太陽電池で構成されています。設置事業者は、ウエストエネルギーソリューションで、この浮体式メガソーラーは、フランスのシエル・エ・テール・アンテルナショナル社が開発したものであるようです。

 シエル・エ・テール・アンテルナショナルのサイトでは、フランスで建設された12MWpの巨大なメガソーラーが紹介されています。波のない静水面を探せば、国内でもまだまだ適地はありそうです。


プレスリリース / 桶川市、2013年7月19日
水上太陽光発電施設「ソーラーオンザウォーター桶川」が竣工しました

Okegawa_floating_pv
-----image[”ソーラーオンザウォーター桶川(写真提供:株式会社ウエストエネルギーソリューション)”)]: より

"内容
 平成25年7月19日、東部工業団地の後谷調整池に日本で初の水上式メガソーラー発電施設「ソーラーオンザウォーター桶川」が完成しました。

施設の特長
 風速40メートル、水位差9メートルの変動環境に対応した完全浮体構造
 自立運転機能と移動式蓄電池の採用により、災害時・停電時の非常用電源が確保できる
 再生エネルギーの実際を学べる環境教室の併設

事業概要
 発電出力 1,180キロワット(4人暮らしの一般家庭約400世帯分の消費電力に相当します)
 年間総発電量 1,249,000キロワットアワー(見込み)
 設置面積 約12,400平方メートル
 事業期間 20年
 事業者 株式会社ウエストエネルギーソリューション(株式会社ウエストホールディングスグループ企業)

地図情報
.......... "

関連
全国発の水上メガソーラー、埼玉県桶川市で運用開始-----ウエストエネルギーソリューション、2013年07月23日
- ウエストエネルギーソリューション / メガソーラー実績

"国内初!水上メガソーラー建設をスタートしています。
 ウエストエネルギーソリューションは埼玉県桶川市より市内の工業団地内にある調整池に1.36MWのフロート式水上メガソーラーを設置する事業者として指名されました。
水上への設置は太陽電池モジュールの温度上昇も少なく、発電量の低下を抑えることができます。ウエストグループでは今後1年間で全国に10カ所、総出力20MWの設置を目指しています。"

埼玉県桶川市の「水上メガソーラー」 フランス製太陽光発電システムを採用-----環境ビジネスオンライン、2013年7月11日

"本事業で採用されたのは、シエル・エ・テール・アンテルナショナル社が開発した、同社の特許技術であるHydrelio©(ハイドレリオ)テクノロジーを用いたフローティング太陽光発電システム。"

関連
・Ciel et Terre : Floating solar system Hydrelio
France_floating_pv_system
-----image : 上記サイトより

A NEW PHOTOVOLTAIC CONCEPT, THE LARGEST FLOATING SOLAR PLANT IN THE WORLD, A FRENCH PROJECT CIEL & TERRE TURNS ON THE LARGEST FLOATING SOLAR PLANT IN THE WORLD: 1.2 MW IN JAPAN-----Green Planet Architects, 04-Sep-13


追加情報
京セラ関連、兵庫県加東市に2箇所合計2.9MWpの仏技術導入の浮体式メガソーラーを建設へ-----ソフトエネルギー、2014/09/10


コメント続き

 以前に、カリフォルニアのワイナリーに導入された、400kWpのフローティングソーラーを紹介したことがあります。このときの報道などが確かだとすると、世界初の本格的な浮体式ソーラー発電所でした。それから5年。世界では、浮体式の技術が発展してきているようです。

フローティング・ソーラーファームがカリフォルニアのワイナリーに登場-----ソフトエネルギー、2008/06/02

参考エントリー
Solar Island ソーラーアイランド、3っつの直径25mの発電する島、スイスで建設へ-----ソフトエネルギー、2013/02/13



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