関西国際空港、ソーラーフロンティアの防眩性CIS太陽電池11.6MWp利用のメガソーラーを建設
関西国際空港は、ソーラーフロンティアの防眩性CIS太陽電池を採用した11.6MWpのメガソーラーを建設します。昨年、新関西国際空港(運営会社)は同社が保有する建物の屋根又は土地を有償で貸し出すことを発表し、企画提案を募集しました。その際の期間と価格条件は、
・再生可能エネルギー固定価格買取制度の売電期間(20年)及び太陽光発電設備の設置及び撤去に要する工事期間
・施設使用料 提示する年間あたりの最低貸出価格を上回る金額を提示してください。(消費税相当額は含みません。)屋根貸し:150円/m2、土地貸し:300円/m2
などが提示されていました。
そして、今回ソーラーフロンティアが事業に決定され、そのリリースによると、ソーラーフロンティアと日本政策投資銀行が新たに設立した共同投資会社「SF ソーラーパワー」社が関西国際空港内に計約 11,600 キロワット(約11.6MWp)の発電出力を持つ大規模太陽光発電施設「KIX メガソーラー」を建設することになったということです。間の発電量は、12百万kWh(12000MWh/year)を見込んでいるということです。1日あたりの平均の発電量を設備容量で割った値は、2.83。設備利用率にすると、約11.8%となります。関西国際空港の立地としては、ごくごく常識的な見積もりとなっています。
気になる防眩性CIS太陽電池の詳細は発表になっていないようです。発表がありしだい、詳細がわかりしだい追記する予定です。
プレスリリース / ソーラーフロンティア、2013年4月23日
・アジアの空港で最大級のメガソーラー建設 関空は環境先進空港へ ~ソーラーフロンティアとDBJの共同投資会社による1号案件~
" ソーラーフロンティア株式会社(略)と株式会社日本政策投資銀行(略)が新たに設立した共同投資会社「SFソーラーパワー」と新関西国際空港株式会社(略)は、関西国際空港内に計約11,600キロワットの発電出力を持つ大規模太陽光発電施設(メガソーラー)「KIXメガソーラー」を建設することで合意しましたのでお知らせいたします。また本件は今年1月に発表したソーラーフロンティアとDBJの共同投資会社、SFソーラーパワー(出資比率:ソーラーフロンティア6割、DBJ 4割)による第一号の案件となります。
..........
設備概要としては、B滑走路の南側誘導路拡張予定地沿いの土地(約96,700平方メートル)と貨物上屋等に(約23,000平方メートル)に、空港機能を損なわない光の防眩特性を有するソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池(計7万2,000枚)を設置し、年間発電量は合計12百万kWhを想定しております。この発電量は一般住宅の年間電力使用量の約4,100世帯分に匹敵し、また、年間約4,000tのCO2削減につながります。今年半ばごろから着工し、来年はじめの稼働を目指しています。
.......... "
"2012/09/27 プロポーザル広告「KIXメガソーラー事業」"
/ ニュースリリース 平成24年
"2012年9月27日 KIXメガソーラー事業 - 新関西国際空港株式会社 "
・アジア空港最大級のメガソーラー 関空で来年初めの稼働目指す 太陽光パネル7万2千枚設置-----MSN産経ニュース、2013.4.23
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飛行場が太陽光発電所になる! このプランを以下に後日追加します。
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コメント
太陽光発電をした電力を電力会社の電気料金よりも高い価格で電力会社に売電することができる。
その差額は電力会社が電気料金に上乗せする。
従って、太陽光発電をしていない人々が負担しなければならない。
その結果、普及すればするほど、貧しい人々はますます貧しくなる。
その上、国や自治体が税金を使って太陽光発電設備の設置に補助金を出している。
太陽光発電をしない人々はその税負担もしなければならない。
このような、貧乏人にしわ寄せがいくような制度は廃止してもらいたい。
投稿: うなぎ | 2013/06/03 21:04