前田建設、山口県下関市沖合の60MWの安岡沖洋上風力発電所(仮称)建設計画の環境アセス関連書類の縦覧開始
前田建設が、山口県下関市沖合で計画中の60MWの安岡沖洋上風力発電所(仮称)の環境アセス関連書類(環境影響評価方法書)の縦覧が開始されました。当初の予定では、3MW機20基でしたが、この他の建設パターンとして、3.6MW機16基、4MW機15機の三パターンが検討されていることが今回示されました。予定の風力発電メーカーとモデルは、
3MW機20基で合計60MWの場合は、ヴェスタスのV112-3。
3.6MW機16基で合計57.6MWの場合は、シーメンスのSWT-3.6-120。
4MW機15基で合計60MWの場合は、シーメンスのSWT-4.0-130がそれぞれ予定されているようです。
・前田建設、山口県下関市の沖合における3MW機20基、合計60MWの洋上風力発電所建設計画を発表-----ソフトエネルギー、2012/10/24
想定海域の深さや約15mで、着床式の基礎の形状も機種に合わせて3パターンが計画されています。建設計画の日程は、工期を前後に分けて初年度の平成27年に半分を次年度平成28年に残りを建設する予定です。
実現すれば、わが国初、国際的にも欧州以外ではまだめずらしい本格的な洋上風力発電所建設計画となります。実現すれば、”YASUOKA WINDFARM”の名は世界的も注目される名前になります。
プレスリリース / 前田建設、2013年03月15日
・(仮称)安岡沖洋上風力発電事業環境影響評価方法書 縦覧を掲載しました
- (仮称)安岡沖洋上風力発電事業環境影響評価方法書 縦覧
"「環境影響評価法」に基づき、『(仮称)安岡沖洋上風力発電事業環境影響評価方法書』を作成いたしましたので、縦覧いたします。
NEWS
(仮称)安岡沖洋上風力発電事業に係る環境影響評価方法書の縦覧についてPDF(90KB)
(仮称)安岡沖洋上風力発電事業 環境影響評価方法書(要約書)PDF(28.8MB)
-----image : 上記書類より
(仮称)安岡沖洋上風力発電事業 環境影響評価方法書PDF(78.3MB) (仮称)安岡沖洋上風力発電事業に係る環境影響評価方法書説明会の開催について(75KB) 本方法書について、環境の保全の見地からのご意見をお持ちの方は、記載事項(1)~(3)をご記入のうえ、 平成25年4月30日(火)までに下記メールアドレスに電子メールにてご提出ください。 .......... "
参考
-----image : Googleマップで、山口県下関市 安岡沖洋上風力発電所を表示
コメント続き
個人的には、シーメンスの最新鋭機であるシーメンスのSWT-4.0-130が採用されると大変興味深いです。4MW機15基で合計60MW。基礎や欧州で主流となっている、比較的安価なモノパイル方式での”一本マスト杭打ち方式”での建柱工事を実現してほしいところです。いきなり敷居が高いかもしれませんが、コストにも挑戦してほしいところです。
参考
・4C Offshore : MAEDA - Yasuoka Offshore Wind Farm
・Siemens launches new 4-megawatt offshore wind turbine-----Siemens,2013-Feb-05
-----image : 上記リリースより
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