政府は、洋上風力発電や海洋エネルギーの産業振興計画を含む新たな海洋基本計画を閣議決定しました
政府は26日に今後5年間の海洋政策の新たな指針となる海洋基本計画を閣議決定しました。今回の海洋基本計画には、領海における権益の確保に向けての考え方やメタンハイドレートや鉱物資源などの調査や研究の方向付けが明記されました。
そして、再生可能エネルギーの分野においては、洋上風力発電や海洋エネルギーの開発地は開発拠点の確保が具体的に方向付けをされました。文言的には、「新たな海洋産業の創出として、海洋再生可能エネルギー開発の産業化として、洋上風力発電の早期の実用化・導入拡大や海洋エネルギー発電の要素技術の確立・実証を通じた実用化を推進」と書かれています。
具体的に計画名が挙がったのは、
「 • 銚子沖及び北九州沖で着床式洋上風力発電システムの実証研究を実施
• 長崎県沖で浮体式洋上風力発電システムの実証研究を実施
• 福島県沖で浮体式洋上ウインドファームの実証研究を実施
• 浮体式洋上風力発電施設について、平成25年までに安全ガイドラインを策定するとともに国際標準化策定を主導」
海洋エネルギー(波力、潮流、海流、海洋温度差等)
• 40円/kWhの達成を目標とする実機を開発、更なる発電コストの低減を目指すための要素技術を開発
• 浮体式及び海中浮遊施設の安全性を担保する技術的検討
• 港湾の本来の目的や機能と共生し得る円滑な導入や高度な利用の方策を検討 」
" 海洋基本計画(平成25年4月26日閣議決定)
(参考)
○海洋基本計画の概要
○海洋基本計画(平成20年3月18日閣議決定)
○用語集
○海洋基本計画における主な海洋施策
○海洋基本計画(原案)パブリックコメントの結果について
○海洋基本計画のご紹介
(※両面印刷で半分に折るとリーフレットとして使用できます)
○海洋基本計画(英語)
○海洋基本計画(日英併記)
○子ども海洋基本計画
.......... "
-----image(”上-海洋基本計画について、下-海洋基本計画における主要な取組”) : 政府発表「(参考)海洋基本計画の概要」より-----
関連
・首相官邸 : 総合海洋政策本部 / 開催状況(総合海洋政策本部会合、参与会議、審議チーム会合)
参考エントリー
・鳩山首相を本部長とする、総合海洋政策本部、2020年までに洋上ウィンドファームを大規模に展開する”素案”を発表-----ソフトエネルギー、2010/05/10
ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
greenpost(@greenpost) - Twilog-----twitter : greenpost
---しなやかな技術研究会のGoogleマップ2-----しなやかな技術研究会 まとめ
[PR]
| 固定リンク
« ホンダ Honda、ブラジルで3MW9基の風力発電で、4輪工場で必要なすべての電力を発電する計画を推進 | トップページ | 久米島の沖縄県海洋深層水研究所で、50kW海洋温度差発電プラントが稼動 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント