NEDO、銚子沖に続き北九州沖でも着床式洋上風力発電を設置
NEDO、新エネルギー・産業技術総合開発機構は3月に千葉県銚子沖で稼動した着床式洋上風力発電に引き続き、北九州沖でも予定通り設置を完了しました。
・NEDOと東京電力、千葉銚子沖の着床式洋上風力発電を稼動。実証実験を開始-----ソフトエネルギー、2013/03/05
北九州沖に設置された風車は、日本製鋼所室蘭製作所の2千kW級「J82」改です。ちなみに、銚子沖は三菱重工製です。これにより、太平洋と日本海の異なる海域での着床式洋上風力発電機の実証実験が本格的に行われることになります。
NEDOの設置時のフォトギャラリーが公開されています。ちょっとわくわくする写真でした。動画ももっとみたいです。
プレスリリース / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、2013年4月3日
・洋上風力発電、日本海側でも本格実証へ 北九州市沖合い、風車設置を完了
-----image[”左-設置場所(福岡県北九州市沖)、右-今回設置された洋上風車(左は既に観測中の洋上風況観測塔)”] : 同リリースより
"..NEDOは、沖合いにおける洋上風力発電の実証研究に取り組んでいますが、太平洋側(千葉県銚子沖)に続き、日本海側も福岡県北九州市沖約1.4kmの海域に定格2,000kWの洋上風車(着床式)※1の設置を完了しました。今後は各種試験を行い、6月中に発電を開始する予定です。
既に実施中の洋上風況観測システムによる洋上風況特性の研究(平成24年10月観測開始)と並行して、実際に洋上風車で発電した電力を陸上に送電することで、風車の信頼性や継続的に発電を行うために不可欠なメンテナンス技術など、沖合い洋上風力発電の導入普及に必要な技術の確立を目指します。
NEDOは、これら成果を広く普及し、我が国における洋上風力発電の発展に貢献してまいります。
関連
・NEDO : 国内初!沖合における洋上風力発電への挑戦―プロジェクト現場レポート / 福岡県北九州市沖 現場レポート
-----image : 上記サイトより
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