JR東日本、京葉車両センターに鉄道事業用1MWp太陽光発電所を建設へ
JR東日本は、千葉県千葉市と習志野市にまたがる車両基地である京葉車両センターに、2013年中に鉄道事業用1MWp太陽光発電所を建設する。発電した電気は、京葉車両センターおよび当社配電線を介して鉄道運行に活用されます。プレスリリースの表現によると、
「この大規模太陽光発電設備で発電する電力量は、1日平均約 2,700kWh(年間約 1,000MWh)であり、これは山手線(E231 系)1編成が約4周走行する際に消費する電力量、または約 270 世帯が1日に消費する電力量に相当します。 」
これまで太陽光発電というと、未利用な土地の活用方法として、電力会社に売電する事業としての方向性が強調されていますが、自社事業用に活用できる事業者も多数、多岐にわたります。是非、活用例としての実績を積み上げてください。
プレスリリース / JR東日本、 2013年3月5日
・新着情報 /大規模太陽光発電設備を導入し、発電した電気を鉄道運行などに使用します [PDF/158KB]
-----image(”京葉車両センター太陽光発電設備の概要”) : 同リリースより-----
" ・JR東日本ではこれまで、自営発電所等の設備更新、蓄電池駆動電車の試験、「スマートグリッド技術」適用の検討など、エネルギー分野の新技術導入に取り組んでまいりました。・その一環として、再生可能エネルギーである太陽光発電の導入拡大により創エネを推進し、CO2排出量の抑制に取り組んでおり、この度、大規模太陽光発電設備(メガソーラ)を京葉車両センターに設置します。
・発電した電気は、京葉車両センターおよび当社配電線を介して鉄道運行に活用します。
1 概要
当社はこれまでに、東京駅、四ツ谷駅および平泉駅等に太陽光発電設備を導入してきました。このたび、当社では初めてとなる出力1,000kW 以上の大規模太陽光発電設備(メガソーラ)を京葉車両センターに設置します。発電した電気は、京葉車両センターで消費するほか、当社の配電線を介して鉄道運行に活用し、当社のCO2排出量を削減します。【別紙】この大規模太陽光発電設備で発電する電力量は、1日平均約 2,700kWh(年間約 1,000MWh)であり、これは山手線(E231 系)1編成が約4周走行する際に消費する電力量、または約 270 世帯が1日に消費する電力量に相当します。
また、太陽光で発電した電気を有効利用するために、電力系統を制御して電気を遠くへ送る技術について、本設備を活用して試験を行います。2 太陽光発電設備の主な仕様 【別紙】
太陽光パネル設置箇所 京葉車両センター構内
太陽光発電定格出力 1,050kW
太陽光パネル面積 6,600 ㎡
想定年間発電電力量 約 1,000MWh
想定年間CO2削減量 約 500t3 使用開始時期
2013年度
.........."
参考エントリー
・JR東日本、太陽光発電、蓄電池活用の鉄道電力用スマートグリッド技術開発へ。東北本線平泉駅には太陽光発電78kWpと蓄電池 240kWh導入へ-----ソフトエネルギー、2012/05/09
・JR東日本、日光線鶴田駅で有機薄膜太陽電池の駅での導入を目指したフィールド試験を開始-----ソフトエネルギー、2012/01/13
・JR東日本、四ツ谷駅がエコステになる。省エネ、太陽光発電、自然換気、環境整備など-----しなやかな技術研究会、2011/02/16
・JR東日本、東京駅のホームの屋根に435kWpの太陽電池を設置。進むエコステ化!?-----ソフトエネルギー、2011/03/03
-----Google GreenPost関連サイト内横断検索 : JR東日本-----
おすすめエントリー
・週刊GreenPost 63号 しなやかな技術研究会 2013-No.9
・NEDOと東京電力、千葉銚子沖の着床式洋上風力発電を稼動。実証実験を開始-動画集-----自然エネルギー、2013/03/06
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