出光興産、土佐電気鉄道、高知県森林組合連合会は、新会社となる土佐グリーンパワーを設立し木質バイオマス発電事業を開始
出光興産、土佐電気鉄道、高知県森林組合連合会は、新会社となる土佐グリーンパワーを設立し木質バイオマス発電事業を開始すると発表しました。
具体的には、高知市仁井田新築の木材団地内に発電出力5,000kWの未利用材の破砕・乾燥工程を含んだ、日本初の一体型発電所を建設するもので、燃料としては未利用材を100%使用し、騒音・臭気の抑制、緑地の設置等で環境配慮型の発電所とする予定だとのことです。燃料量は、7~8 万トン/年程度で、年間予想発電量は、約10,000 世帯分相当する約3,600万kWh/年を予定。
発電所の運転開始は2015年4月を目指しています。
プレスリリース / 出光興産、2013年1月23日
・ニュースリリース / 木質バイオマス発電事業の合弁会社設立について(PDF:414 KB)より
-----image : Googleマップで高知県木材工業団地を開く
" 土佐電気鉄道株式会社(略)、高知県森林組合連合会(略)、出光興産株式会社(略)は、木質バイオマス発電事業への参入に向けて、本日、土佐グリーンパワー株式会社を設立致しました。高知市において、2015 年 4 月に発電所の運転開始を目指します。 .......... 計画している木質バイオマス発電所は、未利用材の破砕・乾燥工程を含んだ日本初の一体型発電所であり、燃料としては未利用材を 100%使用し、騒音・臭気の抑制、緑地の設置等で環境配慮型の発電所とする予定です。発電したグリーン電力は、路面電車の走行などに用い、地元へ貢献してまいります。 本事業は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」および「森林整備加速化・林業再生事業」等を活用した事業とする予定であり、本事業を通じ、森林再生、再生可能エネルギーの活用による CO2削減、地域産業の振興等に貢献してまいります。【会社概要】
1.商 号 :土佐グリーンパワー株式会社
2.所 在 地 :高知県高知市仁井田
3.代 表 者 名 :竹本 昭和 (土佐電気鉄道株式会社 代表取締役社長)
4.設 立 日 :2013 年1 月 23 日
5.資 本 金 等 :2.5 億円
6.出 資 比 率 :土佐電気鉄道株式会社 25%
高知県森林組合連合会 25%
出光興産株式会社 50%
7.事 業 内 容 :木質バイオマス発電事業
【発電所概要】(計画)
1.場 所 :高知市仁井田新築(木材団地内)
2.発 電 出 力 :5,000 キロワット
3.年間予想発電量 :約 3,600 万キロワット時(kWh)
(約10,000 世帯分相当の電力を賄います。)
4.燃 料 量 :7~8 万トン/年
5.C O 2 削 減 量 :2 万トン/年
6.従 業 員 数 :20 名 (関連事業を含め雇用創出見込 140 名)
.......... "
関連
・高知県森林組合連合会
・土佐電鉄
・日本初、未利用材のチップ化から発電まで自動処理する設備-----スマートジャパン、2013年01月25日
初出
・週刊GreenPost 57号 2013/1/21-25日版 しなやかな技術研究会 P.3
おすすめエントリー
・週刊GreenPost 59号 2013/2/4-8日版 しなやかな技術研究会
ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
greenpost(@greenpost) - Twilog-----twitter : greenpost
---しなやかな技術研究会のGoogleマップ2-----しなやかな技術研究会 まとめ
[PR]
| 固定リンク
« 東京都が投資するファンドが、熊本県の芦北メガソーラー8MWpを選定。着工し12月完成へ | トップページ | 帝人 TEIJIN、世界初!金属ワイヤー以上の熱・電気伝導性を持つカーボン・ナノチューブ100%の高強度繊維を開発 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント