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前田建設、山口県下関市の沖合における3MW機20基、合計60MWの洋上風力発電所建設計画を発表

 前田建設は、「脱請負」事業の一翼を担うプロジェクトとして、山口県下関市安岡漁港の沖合にて国内最大級となる洋上風力発電事業に参入すると発表しました。国内最大は、2016年4月予定の稼働時点での予想とのことです。
 この下関沖の洋上風力発電所の規模は、3MW基の風力発電機20基により、合計出力は60MW規模となります。風力発電機の仕様はブレードの長さが55m、支柱高さが海面から80m、柱は海底に基礎を設置する着床式を予定しているとのことです。
 今後は、環境アセスメントの協議などを経て、、2015年の着工し2016年春からの運転開始をめざす予定です。
 

国内最大級の洋上風力発電事業に参入-----前田建設、2012/10/23

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-----image : 上下とも、上記リリースより-----
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"前田建設工業株式会社は、山口県下関市安岡漁港の沖合にて国内最大級となる洋上風力発電事業に参入します(2016年4月予定の稼働 時点)。  発電規模は、現時点で3000kw/基の発電機20基の設置を計画、出力合計は60,000kwとなります。風力発電機の仕様はブレード(風車の羽根)長が55m、支柱高さが海面から80m、柱は海底に基礎を設置する着床式を予定しています。  既に予定海域の風況調査を終了し、山口県と環境アセスメントの協議を開始しました。今後、電力会社との受給契約などの手続きを経て、2015年の着工を予定しています。  総事業費は250億円程度を見込み、資金調達および事業スキームも当社ほか数社の出資によるSPC設立を予定しておりますが、詳細は今後詰めてまいります。  当事業は、弊社中期経営計画の3本柱のひとつである「脱請負」事業の一翼を担うプロジェクトとなります。今回の事業を契機に、洋上風力 発電事業にとどまらず、再生可能エネルギー事業の取り組みを強化いたします。

PDFデータはこちら 洋上風力発電事業.pdf
.......... "

関連
前田建設 環境トピックス : EPC事業による風力発電所の建設

"工事概要

工事名:
珠洲風力発電所施設建設工事
工事場所:
石川県珠洲市大谷地内
発注者:
珠洲風力開発株式会社
工 期:
2006年2月14日~2007年5月31日
風 車:
GE Wind Energy社製 1,500kw機10基

全高/99.95m ローター /直径70.50m

タワー/90.5t 63.1m
ナセル(発電機) / 52.0t 8.8×3.6×3.8m
ブレード(羽) / 5.7t 34.1×2.4×2.6m
ハブ(軸) / 15.5t 3.2×3.2×3.7m "


- Construction REPORT - 珠洲風力発電所施設建設工事 / 珠洲風力発電所施設建設工事#1 - 珠洲風力発電所施設建設工事#2

追加情報
前田建設、山口県下関市沖合の60MWの安岡沖洋上風力発電所(仮称)建設計画の環境アセス関連書類の縦覧開始-----ソフトエネルギー、2013/5/10


コメント続き

 3.11を経てこれから導入に加速がついてほしい洋上風力発電。技術的な問題もさるものながら、コストについての工夫がかなり必要といわれます。しかし、それでも大型案件が続きそうです。


より大きな地図で しなやかな技術研究会 2 を表示

 ぜひ、うまくいって、地元で、そして日本人に愛される風力発電のプロジェクトに育っていってほしいものです。
 最近繰り返している念仏繰り返し唱える、に近い思いなのです。成功させよう、日本の風力発電!


参考エントリー
日立造船ら6社1協会、洋上風力発電建設技術および事業化に関する共同研究を開始-----ソフトエネルギー、2012/09/06

茨城県鹿島港洋上風力発電公募事業、5MW50基で250MW。実施事業者決定! 2017年に稼動をめざす-----ソフトエネルギー、2012/08/30

2012年は、日本における洋上風力発電開発の幕開けの年 !?-----ソフトエネルギー、2012/08/16

[ カテゴリー : 風力発電 ]


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