京セラの太陽光発電、タジキスタン共和国の病院に160kWp設置。鹿児島七ツ島メガソーラー発電所 70MWpの工事を開始
京セラのリリースから太陽光発電に関する話題を二つ。
京セラは、丸紅などと中央アジアのタジキスタン共和国の首都にあるディアコフ国立病院と産科婦人科研究所の2箇所に、同国で最大容量となる合計160kWの太陽光発電システムを供給したと発表しました。政府開発援助(ODA)によるもので、1枚あたり210Wの太陽電池モジュールを768 枚供給したとのことです。海外での太陽光発電に取り組む京セラのプロジェクトは、何度かこれまでも紹介しています。こうしたプロジェクトには、好感がもたれます。現地でも喜ばれるプロジェクトが増えるといいですね。
そして、京セラ最大のメガソーラーとなる、70MWpの鹿児島七ツ島メガソーラー発電所についても、おおよそ270億円の巨費を投じ、京セラ製高出力太陽電池モジュール(242W)にして、約29万枚を設置するプロジェクトが開始されます。この鹿児島七ツ島メガソーラー発電所の完成は、2013年秋の予定ということです。
さて、完成すれば、ダントツ1位となります。
・国内メガソーラーランキング 大規模太陽光発電所リスト 再生可能エネルギーまめ知識
プレスリリース / 京セラ、2012年10月04日
・京セラ製太陽光発電システムがタジキスタン共和国の病院に設置
-----image(”左-ディアコフ国立病院(120kW)、右-産科婦人科研究所(40kW)”) : 同リリースより
" 同国最大容量となる160kWを供給京セラ株式会社(略)は、丸紅株式会社(略)と丸紅プロテックス株式会社(略)と共に、中央アジアに位置するタジキスタン共和国の首都ドゥシャンベ市にあるディアコフ国立病院と産科婦人科研究所の2箇所へ、同国で最大容量となる合計160kWの太陽光発電システムを供給いたしましたのでお知らせいたします。
このシステムによる年間発電電力量は約196,000kWhと予測され、年間約62tのCO2削減※1につながる見込みです。なお、京セラからタジキスタン共和国への供給は、今回が初めてとなります。
設置概要
· ディアコフ国立病院 (120kW)·産科婦人科研究所(40kW)
主な関係団体
· 施主:タジキスタン共和国
· コンサルタント:株式会社アンジェロセック
· 元請商社:丸紅株式会社
· 施工:丸紅プロテックス株式会社
· 機器供給·設計·システム運転技術提供:京セラ株式会社本件は、政府開発援助(ODA)によるもので、1枚あたり210Wの太陽電池モジュールを768 枚供給し、同国の発電能力の向上やエネルギー供給資源の多様化などを支援するものです。また、このたびのシステムは、同国初の系統連系システムとなります。
京セラは、1984年に開発途上国向けのODAプロジェクトとして太陽電池の供給を担って以来、これまでODAプロジェクトで累計40件以上、合計3,000kW以上の太陽光発電システムを、アジア·アフリカ諸国の多くの地域へ供給してきました。
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関連
・「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」安全祈願祭の開催-----京セラ、2012年09月03日
・京セラ、IHI、みずほCB、鹿児島で国内最大70MWpの太陽光発電事業を7月着工予定で進めると発表-----ソフトエネルギー、2012/04/11
( - 京セラら、鹿児島に70MWpの太陽光発電事業を行う事業会社を設立。完成は2013年秋の予定-----再生可能エネルギー GreenPost、2012/8/1)
・京セラ、フィジーの無電化約2,000世帯に合計405kWの太陽光発電システムを供給-----ソフトエネルギー、2012/09/03
-----Google GreenPost関連サイト横断検索 : 京セラ-----
追加情報
・京セラ、IHI、70MWpの鹿児島七ツ島メガソーラー発電所を稼動-----ソフトエネルギー、2013/11/05
参考
・「3本バスバー電極構造」セルを採用した太陽電池モジュールの特許を取得-----京セラ、2012年09月04日
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今回の「3本バスバー電極構造」は、この技術を採用した多結晶シリコン型太陽電池セルで世界最高効率※3を実現して以来、現在に至るまで京セラの太陽電池セルにおける主要な技術となっております。
この3本バスバー電極は、現在、太陽電池市場で多くを占める結晶系太陽電池モ ジュールにおいて主流となっている電極構造です。今後この特許に該当する電極構造を採用している企業に対して警告などを検討し、知的財産の保護に努めてまいります。
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・京セラ : 公共・産業用太陽光発電システム / 太陽電池モジュール
/ 特別注文用太陽電池モジュール
"防眩(ぼうげん)タイプ
ガラスに当った太陽光の反射を散乱させることにより、一箇所への反射を抑制します。高速道路や空港施設などに多く利用されています。高耐荷重タイプ
モジュールフレームを強化することで、耐荷重性能を高めました。積雪地域などへの採用がはじまっています。"
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・週刊GreenPost 44号 - しなやかな技術研究会 2012/10/15-19日版
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