再生可能エネルギーの固定価格買取制度、施行1ヶ月の認定件数および容量が公開されました
資源エネルギー庁は、8/21日に7月1日から開始された再生可能エネルギーの固定価格買取制度における、7月末時点での再エネ設備認定状況(件数、出力)を公表しました。固定価格買取制度施行後1ヶ月の記録となります。今後、毎月更新予定とのことです。
・資源エネルギー庁 : なっとく!再生可能エネルギー / 12.08.21 ■再生可能エネルギーの固定価格買取制度 2012年7月末時点での再エネ設備認定状況(件数、出力)再生可能エネルギーの固定価格買取制度 2012年7月末時点での再エネ設備認定状況(件数、出力)を公表します。
"再エネ設備認定状況(件数、出力)はこちらからダウンロードできます。 【PDF】 【XLS】
※毎月更新予定です。 (2012.07.31時点).......... "
-----image[”■再エネ設備認定状況(H24.7.31)認定件数(単位:件)”] : 同リリースより
-----image[”■再エネ設備認定状況(H24.7.31)認定出力(単位:kW)”] : 同リリースより
以上のデーター以外に県別の認定件数(単位:件)と認定出力(単位:kW)も公開されました。再エネ設備の認定件数は、33,695件で、認定出力は566,853kWでした。
太陽光(10kW未満) 32,659件 143,933kW
-うち自家発電設備併設 993件 3,514kw
太陽光(10kW以上) 1,027件 300,705kw
-うちメガソーラー(1000kW以上) 81件 243,102kw
風力(20kW以上) 6件 122,000kw
水力(200kW未満) 3件 214kw
局別合計 33,695件 566,853kW
以上のように、すぐに建設できる太陽光発電が、件数では、33686 / 33695 * 100 = 99.9 % 容量では、444638 / 566853 *100 =78.4%をしめています。
太陽光発電の早期に導入できる特徴がまずは当然のごとく現れた結果となりました。それでも、設備利用率で太陽光の3倍近い貢献度も期待できる風力の健闘も目立ちます。今後、ほかの再生可能エネルギーがどの段階で数字にのってくるのか? 大いに期待してこの統計を追いかけたいと思います。
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