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国家戦略室、次代のエネルギー政策案「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメントの募集を開始

追加情報
エネルギー政策への国民の声”パブコメ”総数:89,124件。集計済7000件では、81%が即ゼロ。段階的ゼロは8.6%-----ソフトエネルギー、2012/08/22

エネルギー政策に、モノ言おう! パブコメ8月12日 夜6時まで-----ソフトエネルギー、2012/08/09

政府、8/4-5日にエネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査を実施-----ソフトエネルギー、2012/08/03


エネルギー政策の三択問題を解く 国の8月12日までのパブコメ対応(Naverまとめ)


 方針転換:三択でゼロを選び、意見を付記する形で対応します。三択に対応しないと、あっさりその他にカウントされるという指摘をもっともだと考えたからです。話そう”エネルギーと環境の未来”サイトの三択のシナリオ提示の下の付記に恐れをなしました。

「政府は、この3つのシナリオに関して国民的議論を開始し、その上でエネルギー選択及びそれと表裏一体の地球温暖化国内対策に関して責任をもって結論を出す。」

 ”話そう”エネルギーと環境の未来 (でも期間は1ヶ月強正身5週間。しかも三択)


 当初のエントリー以下、




 政府は、2012年6月29日に開催されたエネルギー・環境会議を受けて、平成 24 年8月12日(当初は、7月 31 日)18:00までの期間「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見を募集(パブリックコメント)すると発表しました。

国家戦略室 : エネルギー・環境会議
-> パブリックコメントのバナーが設置され、クリックするとPDFファイルが開きます。内容は以下、

" 「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)について

 政府は、「国家戦略会議の開催について」(平成 23 年 10 月 21 日閣議決定)に基づき、エネルギーシステムの歪み・脆弱性を是正し、安全・安定供給・効率・環境の要請に応える短期・中期・長期からなる革新的エネルギー・環境戦略及び 2013 年以降の地球温暖化対策の国内対策を政府一丸となって策定するため、エネルギー・環境会議を開催し議論を重ねており、平成 24 年6月 29 日に「エネルギー・環境に関する選択肢」を取りまとめたところです。
 つきましては、平成 24 年7月2日から7月 31 日まで(その後8月12日まで延長)の間、「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見を募集いたします。

○御意見募集対象:「エネルギー・環境に関する選択肢」
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/
archive01.html URL(PDF)
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/
pdf/20120629/20120629_1.pdf URL

○御意見提出方法
 上記の「エネルギー・環境に関する選択肢」をお読みいただき、氏名(法人や団体等の場合は、その名称)、住所(法人や団体等の場合は、主たる事務所の所在地)、職業、年齢、性別および連絡先(電話番号・メールアドレス)を明記の上、下記の(1)HP入力、(2)FAX、(3)郵送のいずれかの方法により、平成 24 年7月 31 日(火)18:00 までに御提出ください。

 なお、メールや電話からの御意見は、受け付けておりません。

(1)HP入力の場合
・御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御入力下さい。
・御意見の入力は、こちら(「内閣府共通意見等登録システム」へリンク)
https://form.cao.go.jp/aec/
opinion-0027.html URL

(2) FAXの場合
・御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御提出下さい。
・御意見は専用様式にて御提出下さい。 専用FAX様式は、こちら
http://www.npu.go.jp/policy/
policy09/pdf/20120702/20120702_1.pdf URL

(FAX送信先) 略
エネルギー・環境会議事務局
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係

(3) 郵送の場合
・御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御提出下さい。
・封筒の表面には、必ず「エネルギー・環境に関する選択肢に対する意見」と明記してく
ださい。
・御意見は専用様式にて御提出下さい。 専用郵送様式は、こちら
http://www.npu.go.jp/policy/
policy09/pdf/20120702/20120702_2.pdf URL

(郵送先)
住所、略
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係

○御意見提出期限:平成 24 年8月12日 (必着)

○留意事項
 御意見の提出方法や取扱いにつきましては、次の点をあらかじめ御留意願います。
(1)氏名(法人または団体の場合は、その名称)、住所(法人または団体の場合は、主たる事務所の所在地)、職業、年齢、性別および連絡先(電話番号・メールアドレス)を必ず明記してください。(法人または団体の場合、職業、年齢、性別の記入は不要です。)
(2)御意見が 100 字を超える場合は、御意見の概要(100 字以内)も併せて御提出下さい。
(3)頂いた御意見の内容につきましては、氏名、住所、電話番号などの個人情報に当たる事項を除き、公開される可能性があることをあらかじめ御了承願います。
(4)皆様から頂いた御意見に対し、個別にお答えすることはできませんので、御了承願います。
.......... "

コメント続き
 政府は、これ以外にもさまざまな手法で次期エネルギー政策の策定に向けて国民の議論を”聞く”としています。今回のパブリックコメントも含め、どのように”参考”にされるのかわからないというのが最大の問題ですが、あまりにも重要な時節ということも考えて、無駄と考えたとしても、それでも対応することを強くお勧めします。また、今後の政府の動きには、十分に注意をしていく必要があります。


 また、御意見募集対象とされた、「エネルギー・環境に関する選択肢」(PDF)については、
http://www.npu.go.jp/policy/
policy09/pdf/20120629/20120629_1.pdf URL

 三択で迫られていますが、以下のような報道や、こういった聞き方を政府がする時には、真ん中の中庸案が政府方針であるとの指摘が各方面からあります。つまり今回のパブリックコメントやその他の国民の意見の喚起と集約が、実際にはまるでアリバイ作りにすぎないのでは? との指摘があります。

 私は三択の内容にとらわれず意見をまとめるつもりです。国のエネルギー政策が、良くも悪くも決まる大切な時だからです。

 エネルギー問題に積極的に取り組む、各団体、個人からも意見が提出されています。参考にして、それぞれの意見を国家戦略室が繰り出すご意見集約などにぶつけていきましょう。


参考
【声明】福島原発事故後のエネルギー政策:示されるべきは脱原発達成のための具体的選択肢 原発の新規増設・稼働率引き上げを伴う「20-25」「15」シナリオは非現実的-----FoE Japan、2012年 7月2日

第47回 ISEP Ustream エネルギーの選択肢と国-----環境エネルギー政策研究所、2012/07/02
 - 2012年6月14日 eシフト声明発表|エネルギー・環境会議の選択肢提示に向けて

エネルギー・環境会議の選択肢 脱原発と温暖化対策を両立する「選択肢」は示されず ~いずれも気候変動対策を犠牲にするもので、選択不可能~-----気候ネットワーク、2012年6月29日

原発への依存低減と温暖化抑制の両立を!エネルギー・環境会議に意見書-----WWFジャパン、2012年6月21日

【eシフト声明】 エネルギー政策見直しプロセスに対する提言-----eシフト:脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会、2012年6月13日

エネルギー政策の選択肢と核燃料サイクルの関係-----大島堅一ブログ、2012年07月02日-----原子力委員会決定「核燃料サイクル政策の選択肢について」(2012年6月21日)について-----Twitter@kenichioshima : ブログ、急遽作りました。名前も構成もシンプルそのものですが、エネルギー政策について思ったことや疑問点、資料などを(ときどき)掲載します。体系的に書いてはいないので注意していただきたいのですが、皆さんの材料にして下さい。


 国は、国民的な議論の展開と戦略の決定といい、ここせいぜい2ヶ月で次代を担い、焦眉の原発再稼働問題などに大きく関連するエネルギー政策を決定しようとしています。7月は国民的議論。そして8月は、革新的エネルギー・環境戦略決定し、 速やかに議論をすすめ、年末までに大綱を策定するとしています。産業界からの圧力や、電力不足を理由に大飯原発の再稼動にもちこんだ政治的な”手管” を考えると、原発0ベースは決して選択しないでしょう。そして、原発20-25案も現在の風あたりを考えれば、将来の選択としてのこし、あからさまには決めることはできないでしょう。となれば、おおかたの予想、出来レース指摘どおり15%案を選択するてはずで進めるはずです。しかし、15%案は、今の大飯原子力発電所のいいかげんな準備と調査による再稼働の延長にあるものです。国民の安全、安心は確保できません。

 まずは、徹底的な”現”原発の問題点の調査を要求するのが最初の手順です。まとめてみました。

大飯原子力発電所 見つめる目(Naverまとめ利用)


追加情報
次期エネルギー政策 ”政府が民意を反映した手続きを正しくとる限り、ゼロシナリオが採択”-----再生可能エネルギー GreenPost,2012/7/4


おすすめエントリー
GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/7/3-日版(Naverまとめ利用)

ソフトバンクグループのSBエナジー、さっそく京都と群馬のメガソーラーの運転を開始-----再生可能エネルギー GreenPost、2012/7/1

民主党「脱原発を考える会」、脱原発ロードマップ第一次提言を発表-----自然エネルギー、2012/06/29




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コメント

原子力依存率0%を支持します

投稿: 江田博實 | 2012/07/17 08:52

国家戦略室 - 政策 - 需給検証委員会議前6回(資料・議事録・動画) http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive08.html
この議論をあまりメディアはあまり取り上げませんでしたが、事実をベースに多角的に検討していただきたい。

投稿: 山田太郎 | 2012/07/05 03:48

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