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NEDO、メガソーラ建設を支援する「検討支援ツール」を公開

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、大規模太陽光発電システム、別名メガソーラーの建設を支援するために、2006年度から5年間にわたって北海道稚内市と山梨県北杜市で実施したメガソーラの系統安定化技術等の実証研究で得られた知見に基づいてまとめられた資料などを「検討支援ツール」として公開、あわせて各地で説明会を実施すると発表しました。

 説明会は、2011年11月14日(月)の札幌を皮切りに、仙台、川崎、福岡、大阪で順次予定されています。

プレスリリース / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、2011年10月31日
メガソーラ建設を支援する「検討支援ツール」を公開

" 説明会も全国5か所で開催へ

NEDOは、大規模太陽光発電所(メガソーラ)を建設する際に必要な発電量の予測ツールと、電力設備技術基準に基づく架台の設計支援ツールを作成しました。
 これらの「検討支援ツール」は、2006年度から5年間にわたって北海道稚内市と山梨県北杜市で実施したメガソーラの系統安定化技術等の実証研究で得られた知見に基づいて作成したもので、NEDOのホームページ上で公開するほか、全国5か所で説明会を開催します。
 NEDOのメガソーラ導入支援策としてはこのほか、計画から設計・施工・検査・運用までの一連の手順やスケジュールのポイントをまとめた「大規模太陽光発電導入の手引書(更新版)」を作成、7月28日からNEDOホームページ上で公開しています。
1. 大規模太陽光発電導入の手引書概要

 2006年度から2010年度まで実施した「大規模電力供給用太陽光発電系統安定化等実証研究」において実施した北海道稚内サイト及び山梨県北杜サイトで得られた知見より、これから大規模太陽光発電(メガソーラ)を導入するにあたって必要な作業をまとめたものです。
 手引き書には、企画の手順、環境性の検討から、設計・施工に必要な用件、運用、維持管理についても稚内、北杜両サイトの事例と共に紹介しています。
 今回、候補地における発電予測量と、架台設計を検討できる「検討支援ツール」が完成しました。検討支援ツールは、太陽電池パネル、傾斜角、アレイ(※)の間隔等を選択し発電電力の予測が出来る予測支援ツールと、電力設備技術基準等に基づく架台の設計支援ツールの2つのツールで構成されています。これらのツールはNEDOホームページ(大規模太陽光発電システム導入の手引書・検討支援ツール )で公開するほか、全国5か所で説明会を予定しています。

アレイ: 太陽電池パネルを架台に取り付け、電気配線した状態のこと。

2. 検討支援ツール説明会
.......... "

関連
NEDO : 大規模太陽光発電システム導入の手引書・検討支援ツール

参考エントリー
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、潮流・海流、波力、海洋温度差などの海洋エネルギー発電システムなどの海洋エネルギー開発の実証研究実施体制を発表-----自然エネルギー、2011/10/21

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