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フライホィールのBeacon Powerが米連邦倒産法第11章に基づく、会社更生手続きに入ったことを明らかにしました

 このブログでも過去二回にわたって記事として取り上げたアメリカのフライホィールを使った蓄電システムを開発していたBeacon Powerが、米連邦倒産法第11章(Chapter 11 Filing)に基づく、会社更生手続きに入ったことを明らかにしました。アメリカでは、政府支援の再生可能エネルギー関連企業の相次ぐ倒産が話題になっています。世界的な経済の混乱と競争が激化している市場の中で、これからの10年が内外の再生可能エネルギー関連企業にとって、生き残りをかけた激動の時代となっていきそうです。

 とはいえ、Beacon Power経営陣は現状では一人の解雇もなく、減給で経営側と従業員が再建に向けて取り組む姿勢を見せています。ユニークなシステムを開発してきた同社の未来への健闘に期待し、エールを送ります。(追加情報をご覧ください。2t)

プレスリリース / Beacon Power,November 1, 2011
Beacon Power / Statement from Beacon Power on Chapter 11 Filing(PDF)

02
-----image : 同社、ギャラリーより

関連
Beacon Power declares bankruptcy; second loan guarantee recipient to falter-----washingtonpost.com,November 1

Beacon Power社のフライホィールという”蓄電”システム-----ソフトエネルギー、2005/03/24

Beacon Power社のフライホィールという”蓄電”システム 2-----ソフトエネルギー、2009/08/07

参考動画
Beacon Power's "Smart Energy 25" flywheel

(CienciaEnCanoa, 2011/06/03)

追加情報
フライホィール”蓄電”のBeacon Power、復活ののろし。ペンシルバニアで20MWのプラント建設へ-----ソフトエネルギー、2013/08/05

Rockland Capital Completes Acquisition of Beacon Power-----Beacon Power,March 7, 2012

コメ- Rockland Capital により買収。その後、事業展開を続けている。



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