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フルノシステムズ、太陽電池パネルを活用した自立型無線LANシステムを製品化

 フルノシステムズは、太陽電池パネルを活用した、災害時にも活用できる自立型無線LANシステム「APSOL1」を製品化したと発表しました。企業向けの緊急、災害時に強いアクセスポイントを実現できるということです。APSOL1は、太陽電池パネルから発電されたエネルギーを二次電池に蓄電し、停電時や電源のない場所でも基地局の動作を継続できます。太陽電池やバッテリーの容量はカスタマイズできるようで、用途に合わせてアップグレードが可能です。APSOL1のアクセスポイントには、リピーター機能が搭載されてて、基幹側の接続も無線により接続ができるということです。システムを設置した場所は、すぐに無線LANのサービスエリアとなります。さらに、オプションでネットワークカメラも利用でき、監視カメラによる管理や作業現場での情報収集なども可能ということです。

プレスリリース / フルノシステムズ、2011年8月1日
フルノシステムズ、太陽電池パネルを活用した自立型無線LANシステムを製品化。緊急、災害時に強いアクセスポイントで企業ITインフラのBCP対策に貢献。
Image01-----image(”自立型無線LANシステム「APSOL1」”) : 同リリースより

" フルノシステムズは、太陽電池パネルを活用した給電のいらない無線LANシステム「APSOL1」(アプソルワン)を製品化したことで、停電時や電源のない場所でも無線LANサービスを可能にした。

..........アクセスポイントに供給する電源を太陽電池パネルから発電されたエネルギーを二次電池に蓄電しておくことで、停電時や電源のない場所でも基地局の動作を継続できるようにした給電のいらない自立型無線LANシステム「APSOL1」(アプソル ワン)を製品化しました。

  「APSOL1」のアクセスポイントには、リピーター機能が搭載されています。一般的なアクセスポイントは、基幹側とは有線LANケーブルで接続しますが、リピーター機能により基幹側の接続も無線により接続できます。このように 「APSOL1」の設置には、電源ケーブルや有線LANケーブルが不要の自立型の無線基地局となるので、 「APSOL1」を設置した場所は、すぐに無線LANのサービスエリアとなります。

自立型無線LANシステム「APSOL1」
 これまで出来なかった学校や自治体などの公共施設の屋外エリアおいて、ネットワークカメラを利用したセキュリティ監視やスマートフォンやIP電話の基地局として活用できます。また、農園などケーブルが施設できない広い土地に 「APSOL1」を設置して、監視カメラによる管理や作業現場での情報収集などに活用できます。

 このように「APSOL1」の活用により、無線LANの屋内現場(オフィス、ホテル、教室など)に限らず、屋外現場に柔軟にサービスでき、停電時や電源のない場所、緊急時、災害時でも無線LANサービスができるようになることが期待されています。

 当社では、6年前からネットワーク事業を開始し、独自の無線LANソリューションで、学校、自治体、ホテル、オフィスなどに導入し、ご好評をいただいていますが、今回新たな活用方法のご提案ができることで、今まで以上にユーザー様の多様な課題にお応えできる無線LANメーカーとして、注力してゆく次第です。

■「APSOL1」の特徴(カスタマイズ製品)

その1  アクセスポイントの電力は、太陽電池経由の二次電池で補うため、停電時や電源のない場所でも無線LANサービスを利用できます。
(曇天、雨天時の日が続いても1日8時間の運用を3日間継続可能です。※環境により異なる。)
その2  リピーティング機能により、基幹接続も無線化できます。電源ケーブルやLANケーブルの敷設が不要のため、設置してすぐに無線LANサービスを利用できます。従来、無線LANをサービスできなかった電源のない場所、緊急時や災害時でも iPadをはじめとするタブレット型端末やスマートフォンなどを接続することができます。
その3  「APSOL1」は、無線LAN機器に限らず、ネットワークカメラなどの有線LAN機器を接続し、無線で基幹側に接続することができます。
その4  「APSOL1」は、無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」で集中管理しますので、分散された多拠点に設置されても、本部での一括管理が可能です。

Image02

-----image(”広域無線との連携によるシステム構成例”) : 同リリースより
.......... "

関連
フルノシステムズ : APSOL1
- 無線LAN

業務用無線LANのフルノシステムズ、無線ネットワークの新ブランド「UNIFAS」と「ACERA」を発表。-----フルノシステムズ、2006年5月31日

コメント続き
 この製品の評判や評価は新製品ということもありよくわかりません。こうしたシステムの要望も多数あると聞きますので、引き続き情報を集めていきたいと思います。(2t)

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