JX日鉱日石エネルギー、岐阜県の次世代エネルギーインフラ「中山間地モデル」に採用された環境対応マルチエネルギーシステムを公開
JX日鉱日石エネルギーは、岐阜県の次世代エネルギーインフラ「中山間地モデル」に採用された環境対応マルチエネルギーシステムを公開しました。
3月6日(日)に岐阜県郡上市でオープンする対象となる古民家には、燃料電池、太陽光発電、小水力発電からなる独立型電源システムや木質ストーブが導入されるということです。
太陽光発電4.2kWp、木造りらしい0.5kWの水力発電機、9.7kWhのリチウムイオン蓄電池、そして0.7KWの年力電池を設備された古民家とは、なんともユニークな景色です。独立電源というところが、面白いですね。そして、一番興味をひくのが築100余年の集落におけるシンボル的な家屋という建物ですね。タイトル「中山間地モデル」を考えるとなんとなく設計者の意図が見えてきます。
プレスリリース / JX日鉱日石エネルギー、2011年2月22日
・岐阜県の古民家に、当社の「環境対応マルチエネルギーシステム」を設置
-----image(”古民家の外観”) : 同リリースより
" 小水力発電等を組み合わせた地産地消型エネルギー供給システム
..........家庭用「環境対応マルチエネルギーシステム」が、3月6日(日)に岐阜県郡上市でオープンする岐阜県の次世代エネルギーインフラ構想の「中山間地モデル」の古民家に採用されましたので、お知らせいたします。
..........太陽光発電およびリチウムイオン蓄電池に、中山間地という立地条件を活かした小水力発電を直流で接続し、家庭内に直流でも給電することが可能となり、家庭内の負荷に応じて各機器の発電や充放電を制御することができるとともに、燃料電池も含め、家庭で必要な電力や給湯のほとんどを賄うことが出来るエネルギーの地産地消を目指した独立型マルチエネルギーシステムです。さらに、電力や給湯の使用状況がモニター画面に表示されるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の設置により、エネルギーの見える化も図っています。また、系統電源の停電時においても、電気とお湯を供給することができることも大きな特長です。
..........
◆「中山間地モデル」である古民家の概要
○所在地 岐阜県郡上市明宝地内
築100余年の集落におけるシンボル的な家屋。住宅として使用されるほか、地域づくり、都市と農山村との交流などに取り組む地域住民の活動拠点としても活用されている。
○目的等
「燃料電池、太陽光発電、蓄電池並びに充放電制御システム及び小水力発電からなる独立型エネルギー需給システムによる二酸化炭素削減効果の実証」並びに「中山間地の自然資源を活用した木質ストーブの導入による二酸化炭素削減効果の実証」
○公開式 3月6日(日)午後1時30分
詳細は岐阜県庁ホームページ(新エネルギー・新産業 トップページ 「新エネルギーのすすめ」)をご覧ください。
(http://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo-koyo/kigyo-ritchi-shien/chusho-kigyo-shien/shinene-shinsangyo/)
◆中山間地型 家庭用「環境対応マルチエネルギーシステム」構成図」
-----image : 同リリースより
.......... "
関連
・岐阜県 : 新エネルギーのすすめ / 岐阜県次世代エネルギーインフラ「中山間地モデル」公開
----image : 上記サイトより
コメント続き
21世紀、ピークオイルの時代。国全体に金もなく、少子高齢化、低成長社会となりそうな将来、この家の目指すビジョンが実際どこまで未来の家に取り入れることができるのか? と少々後ろ向きな感想をもったのは、石油の値段と昨今の政治状況によるものです、、、、ぶつぶつぶつ。(t_t)
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