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環境省、Google Earthを使って閲覧できる再生可能エネルギーの導入ポテンシャルマップのデーターを公開

 環境省は、昨年公開された再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査調査報告書のデーターを、Google Earthを使って閲覧できる再生可能エネルギーの導入ポテンシャルマップのデーターを公開しました。

平成21年度 再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査調査報告書-環境省 / 自然エネルギー資料-----自然エネルギー、2010/08/02
 平成21年度 再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査調査では、

 太陽光発電(非住宅系)の導入ポテンシャル
 風力発電の賦存量および導入ポテンシャル
 中小水力発電の賦存量および導入ポテンシャル
 地熱発電の賦存量および導入ポテンシャル

 などが調査、そのデーターが公開されました。今回は、Google Earthのレイヤーの形でそれらのデーターを閲覧できる工夫が行われました。日本の再生可能エネルギーの可能性を示す政策的な一里塚というところでしょうか、、、

NEDOの再生可能エネルギー技術白書(ペーパー版)と比較、合わせることで、日本の自然エネルギーの利用可能性が見えてきます。

・再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ(平成21年度)-----環境省、平成22年12月28日
[ //www.env.go.jp/earth/ondanka/rep/index.html リンク切れ ]

Naviimg
-----image : 上記発表より

"データ公開の目的と概要
再生可能エネルギーの更なる導入促進を目的として、「平成21年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」において作成したマップデータを公開するとともに、関連するお問合せやご質問、ご相談を受け付けています(平成23年3月25日まで)。

■データの閲覧方法
Google Earthを利用することで、簡単に閲覧することができます。

「マップデータの閲覧」をクリックし、「開く」を選択するとGoogle Earthが起動します。地図上で都道府県_支所のバルーンをクリックしてください。
選択した都道府県_支所の調査項目一覧がポップアップで表示されます。
...........
公開データ一覧
次のデータを公開しています。「マップデータの閲覧」をクリックしてシステムを起動してください。
公開データ一覧表
種類 シナリオ
陸上風力発電 賦存量 導入ポテンシャル
洋上風力発電 賦存量
着床式_導入ポテンシャル
浮体式_導入ポテンシャル
中小水力発電 賦存量(補正後) 導入ポテンシャル
地熱発電(53℃~120℃) 賦存量 導入ポテンシャル
地熱発電(120℃~150℃) 賦存量 導入ポテンシャル
地熱発電(150℃~) 賦存量 導入ポテンシャル

【用語の説明】

賦存量:理論的に推計することができるエネルギー資源量であって、種々の制約要因(土地利用、利用技術など)を考慮しないもの
ポテンシャル:エネルギーの採取・利用に関して種々の制約要因を考慮したものであって、制約要因についてシナリオ(仮定)を設定した上で推計した利用可能なエネルギー資源量
.......... "

Floatwindpotencial
-----image : 上-浮体式風力発電のポテンシャルマップ、下-青森県の中小水力ポテンシャルマップなど。いずれもGoogle Earthに読み込で表示した例-----
Aomorihydro

関連
再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップの公開について-----環境省、平成23年1月13日
(肝心のマップは、リンク切れ。データーは以下から閲覧可能)

平成23年度 再生可能エネルギーに関するゾーニング基礎情報整備報告書-----環境省、平成24年6月

環境省 : 平成21年度 再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査調査報告書-----環境省、平成22年3月

参考
NEDO、再生可能エネルギー技術白書を発表。全種、およびスマートグリッドにも言及-----ソフトエネルギー、2010/08/02

" (分野別... 太陽光発電の技術の現状とロードマップ 風力発電の技術の現状とロードマップ バイオマスエネルギーの技術の現状とロードマップ 太陽熱発電の技術の現状とロードマップ 波力発電の技術の現状とロードマップ 海洋温度差発電の技術の現状とロードマップ

その他の再生可能エネルギー等
太陽熱冷暖房
中小水力発電
地熱発電
温泉熱発電・熱利用
雪氷熱利用
海流・潮流発電
潮汐力発電
熱電発電
圧電発電
工場等廃熱利用
温度差熱利用)の技術の現状
スマートグリッドの技術の現状とロードマップ
スマートコミュニティの構築に向けて "

コメント続き
 ポテンシャルマップ、実はこれまでにも部分的にはでてきていましがが、公的な規模でのものがようやく出揃いつつあります。それでも実際に普及、成功例を積み上げるためのデーターとしては、細目や細かい地図での展開が必要です。各関連団体やシンクタンクのものも今後紹介していきたいと思います。近々、以下のリンクで項目をまとめて行く予定です。(t_t)

・日本の自然エネルギー <---将来生きるリンクです

参考エントリー
日本の自然エネルギー " Outlook 2008 "-----ソフトエネルギー、2008/10/17

追加情報
環境省、東北を中心に自然エネルギーの候補地の野生生物の生息状況などを調べたデータベースを5年で整備-----自然エネルギー、2012/02/27




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