京セラ、中国とヨーロッパ(チェコ工場)での太陽電池の生産体制を強化。早期に1GW体制の確立を目指す
京セラは、中国とヨーロッパ(チェコ工場)での太陽電池の生産体制を強化。早期に1GW体制の確立を目指すということです。中国の天津工場では、現在の約3.5倍となる年間生産能力360MWの体制構築へ。さらに、ヨーロッパ市場をターゲットにする、チェコでは第二工場を建設早期に合わせて560MWの年間生産能力の確立を目指すということです。
世界の太陽電池メーカーは、1GW以上の生産体制を数社が確立し、追従する各社も1GW越えを目標に生産体制の強化を急いでいます。早ければ、2013年には1GWを越える生産能力となりそうです。
シャープとならびTOP10入りを果たしている京セラの健闘に期待しています。
・京セラ(天津)太陽エネルギー有限公司 新工場棟が完成-----京セラ、発表日:2011年1月21日
-----image("京セラ(天津)太陽エネルギー 有限公司 新工場棟") : 上記リリースより
" .....世界規模で拡大する太陽電池の需要に対応するため、太陽電池モジュールの生産拠点である京セラ(天津)太陽エネルギー有限公司において、かねてより新工場棟の建設を進めてまいりました。このたび、同工場棟が完成しましたのでお知らせいたします。
今後は既存工場棟の生産機能を順次新工場棟に移管し、本年春に全面移管する予定です。全面移管後は、現在の約3.5倍となる年間生産能力360MWの体制構築に向けて、設備を増強してまいります。
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生産容量
360MW/年を目指す
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-----image("上空から見た第1工場(右)と第2工場(左)完成予想図") : 上記リリースより
" 欧州における太陽電池モジュールの生産体制拡充へ
.....太陽電池モジュールの生産能力を拡充するため、欧州の生産拠点である京セラソーラーヨーロッパ(KYOCERA Solar Europe s.r.o.)チェコ工場(カダン市)の敷地内に、2棟目となる新工場棟の建設を開始いたしました。同工場棟は2011年秋に竣工する予定で、年間生産能力は360MWを目指してまいります。竣工後は第1工場とあわせると、最終的には当社太陽電池モジュールの生産拠点で世界最大となる、560MWの年間生産能力を保有することとなります。
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関連
・京セラ、欧州と中国の太陽電池パネル組み立ての能力拡充-----ロイター、2011年 01月 21日
・Kyocera taking module capacity to 1GW as new plants in Europe and China get go-ahead----- PV-Tech International ,21 January 2011
参考エントリー
・2010 太陽電池メーカーシェア / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/12/21
・2009太陽電池メーカーシェア PV-Tech.orgの記事から / 自然エネルギーの世界-----自然エネルギー、2010/06/08
本日のおすすめエントリー
・WiFi家庭用電力量計 パワーコストモニター Power Cost Monitor、Google PowerMeter(TM)とMicrosoft Hohm(R)に対応-----しなやかな技術研究会、2011/1/24
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