兵庫県、淡路市は淡路島の人工島 生穂新島にメガーソーラー 大規模太陽光発電所を建設
兵庫県は、地域グリーンニューディール基金事業として淡路市の人工島 生穂新島にメガーソーラー 大規模太陽光発電所を建設しました。生穂新島(いくほにいじま)は、淡路島の市役所などがある約64haの人口島だということです。同島内三ヶ所に合計1000kWp=1MWpの太陽光発電所が建設され、11月28日に竣工式が開催されたということです。約半分は同島内の淡路市の施設で消費、残りの半分を余剰電力として関西電力に売電するということです。自治体の施設に設置されるものとしては西日本最大級とのことです。市民に公募して選ばれた名前は「あわじメガソーラー1(ワン)」だそうです。
島に「人口島」。興味深いのでGoogleマップで見てみました。拡大写真のほうにちょうど雲がかかっていて残念ではありますが、すごいところに市役所がありますね。人口埋立の島としての由来、経過は調べられませんでしたが、面白い立地ですね。
-----image : Google Map「淡路市 生穂新島」より-----
プレスリリース / 兵庫県、2010年11月22日
・淡路市メガワットソーラー発電施設の竣工式について
-----image : 同発表 関連資料(PDF)「淡路市メガワットソーラー発電施設の概要」より
" 兵庫県(環境部局、企業庁)及び淡路市が、あわじ環境未来島構想推進の先導モデルとして、淡路市役所本庁舎等へ整備を進めていました、1メガワットの太陽光発電施設の竣工式が下記のとおり開催されます。1 日時
平成22年11月28日(日)..........4 発電施設の概要
(1) 設置者 淡路市
(連絡先 淡路市都市整備部建設第2課 TEL 略)
(2) 出力規模 1,000kW
淡路市役所本庁舎 200kW
津名浄化センター 350kW
市民交流センター 450kW
自治体の施設に設置されるものとしては西日本最大級
(3) 年間発電量 約110万kWh
3つの施設の約半年分の電力消費量に相当し、閉庁日等の余剰電力は関西電力に売却
(4) 年間CO2削減効果 約330t
80年生のスギ人工林約42ha(約23,000本)が吸収するCO2に相当
(5) 総事業費 約4億6千万円
財源は県が地域グリーンニューディール基金事業として淡路市に交付(10/10) "
関連
・淡路市
/ 淡路市メガワット級ソーラー集積事業 あわじメガソーラー1 2011年11月29日
/ 淡路市メガワット級ソーラー集積事業
-----image : 「事業の概要」(PDF)より
/ 淡路市メガワット級ソーラー 集積事業技術提案の募集について(2012/3/26日調べ・リンク切れ)
・大規模太陽光発電施設 「生穂新島」に完成-----asahi.com,2010年11月29日
追加情報
・ユーラスエナジー、淡路市において国内最大30~40MWpの太陽光発電事業計画を発表-----ソフトエネルギー、2012/03/27
コメント続き
国内でもメガソーラーは珍しくなくなり、当ソフトエネルギーでも最近のものは、特色がなければ特に情報をフォローしていませんが、今回のものは島の「人口島」という点が妙に気になってフォローしてみました。
この人口島、淡路市の防災拠点ともなっています。災害や停電などの非常時には、昼間の太陽光発電が生きている時間帯のみ、最大10KWの自立運転が可能ということですが、蓄電池は設備されていないようです。(t_t)
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