おひさまエネルギーファンド、立山アルプス小水力発電事業への市民出資募集開始。日本初の取組み!
長野県飯田市のおひさまファンドは、自然エネルギー事業への市民を主体とした出資を募集するファンドで、これまで約160施設に太陽光パネルを設置、約40施設に自然エネルギーおよび/省エネルギー設備を導入してきた実績がある市民型投資ファンドです。
今回おひさまエネルギーファンドが、立山アルプス小水力発電事業への市民出資募集開始すると発表しました。対象は、富山県小早月川の小水力発電で、最大募集額約7億8千万円、目標分配利回りは3%~7%を予定。2010年9月8日より募集を開始するということです。小水力発電は、1万キロワット以下の、河川環境や周辺環境に影響の少ない発電方式で、大規模な開発を伴わない、これからの水力発電の主役となる小規模分散型電源としての展開が期待されています。
プレスリリース / おひさまエネルギーファンド、2010年09月08日
・「立山アルプス小水力発電事業」への市民出資募集開始 日本初の取組みが始動
" おひさまエネルギーファンド株式会社(共同代表取締役:飯田哲也/原亮弘。東京本社:東京都中野区/長野本社:長野県飯田市。通称「おひさまファンド」)は、2007年11月に長野県飯田市を本社として新生出発して以来、自然エネルギーをベースとする持続可能なエネルギー社会の構築を使命とし、地域の自立と一人ひとりが選択できる自然エネルギ-市場の確立と拡大に市民出資の仕組みを用いて全力で取り組んで参りました。このたび当社は、小水力発電への市民出資事業としては日本で初めてとなる、立山アルプス小水力発電事業への市民出資募集を平成22年9月8日より開始します。
富山県の立山連峰の名峰「剣岳」から流れ下る早月川水系の渓流を用いた小水力発電事業への市民出資を募集します。小水力発電とは、発電出力が一般に1万キロワット以下の、河川環境や周辺環境に影響の少ない水力発電を指します。もちろん、二酸化炭素を排出しないクリーンな純国産の自然エネルギーとなります。
■「立山アルプス小水力発電事業」について
1口50万円と300万円の2種類の契約で一般の市民より出資を募り、富山県小早月川に、小水力発電設備導入を行います。
事業主体は、地元企業である株式会社アルプス発電で、地域の企業による地域の事業として実施されます。環境省のモデル事業に選定されており、最大募集額約7億8千万円、目標分配利回りは3%~7%を予定しています。2010年9月8日より募集を開始します。
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