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三菱電機、カリフォルニアのコミュニティカレッジ ビュート・カレッジ Butte College 向け2.7MWの太陽光発電システムを受注。100%の電力使用を太陽光へ

 三菱電機は、カリフォルニア州のコミュニティカレッジ ビュート・カレッジ Butte College 向け2.7MWの太陽光発電システムを受注したと発表しました。ビュート・カレッジ Butte Collegeは、これまでに1.85MWの太陽光発電システムを導入、使用電力の4割以上をまかなってきたそうです。そして今回の2011年完成の追加の2.7MWのシステムの導入により、合計4.55MWとなり、同校の構内で使用される電力のほぼすべてを太陽光発電システムでまかなうことが可能になるということです。

 学生数は、22000人。広さは、約376万平方メートルだということです。100%太陽光発電とは、びっくりです。アメリカの現在の勢いを感じさせるできごとです。
 もちろん今回のプログラムには、アメリカ政府の導入援助プログラムが利用されています。政府が支出するクリーンな再生可能エネルギー債 Clean Renewable Energy Bonds の総額は、1265万ドルに達します。このプログラムにより、雇用と同大学でのエネルギーコストの長期的な安定、そしてコスト削減が期待されています。

プレスリリース / 三菱電機、2010年9月1日
カリフォルニア州ビュート・カレッジ向け太陽電池モジュールを受注

" 三菱電機株式会社は、米カリフォルニア州のビュート・カレッジ(Butte College)が導入する約2.7メガワット(MW)の太陽光発電システムに用いる太陽電池モジュール14,368枚を受注しました。

背景
 米国では、エネルギーコストの上昇や環境貢献意識の向上などから、製造業・小売業を中心とする商業分野や、官公庁・学校をはじめとする公共分野で、大規模な太陽光発電システムの導入が進められています。
 ビュート・カレッジでは2005年から太陽光発電システムの導入を始め、2009年の第2期導入により、設置容量を構内使用電力の4割以上をまかなえる1.85MWまで拡大してきました。このほど、第3期として約2.7MWの太陽光発電システムを導入し、2011年5月の稼働時には計4.55MWの設置容量で、構内使用電力のほぼすべてを太陽光発電システムでまかなうことになりました。
 当社は2009年の第2期導入時に合計約450キロワット(kW)、2,418枚の太陽電池モジュールを納入しています。第3期導入にあたり、ビュート・カレッジは当社納入モジュールの信頼性と、鉛使用量ゼロの環境配慮製品である点を高く評価し、今回設置するモジュール全数の受注に至ったものです。
ビュート・カレッジの概要

名  称 Butte College
場  所 カリフォルニア州Oroville市
Main Campus
 3536 Butte Campus Drive, Oroville California
敷地面積 928エーカー(約376万m2)
設  立 1967年
学 生 数 22,000人
職 員 数 1,200人
.......... "

関連
College fights energy rate hikes with Grid Positive plan-----Butte College,August 26, 2010

College fights energy rate hikes with 'grid positive' plan-----Energy Empowers,August 26, 2010
Imageaxd
-----image(”Butte College's solar panels are helping it make more energy than it uses, providing it financial as well environmental benefits |Photo courtesy of Butte College
”) : 上記リリースより

"..........
Butte's History of Solar

Miller says the college first got involved with solar power around 2003, when the board of trustees asked president Dr. Diana Van Der Ploeg to look into installing solar panels. That eventually became phase one of three, installing one megawatt of electricity-generating capacity. Phase two, in 2008, added 858 kilowatts of capacity. Around that same time, Butte adopted the goals of becoming grid-positive by 2012 and climate-neutral by 2015.

Already, the college expects to exceed its grid-positive goal. Phase three will add 2.7 megawatts of capacity to the main Oroville campus and the college's satellite campus in Chico. That project is currently underway, and is expected to finish in April of 2011.

This phase is funded in part by federal Clean Renewable Energy Bonds, which were authorized as part of the American Recovery and Reinvestment Act. The bonds make up $12.65 million of the $17 million phase three project; the remaining $4.55 million will be contributed directly by Butte College. Miller expects the bonds to be paid off in 2028. "

コメント続き

 三菱電機の単結晶シリコン太陽電池、185Wから10月販売の200Wの最新型までサイズはそのままで高効率化しています。コスト的にも競争力もあり、多結晶の信頼性が再評価されるなかで、独立系での利用も可能です。連系用うパネル全盛の中で、とてもたのもしいです!(t_t)

国内住宅用「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール」発売のお知らせ-----三菱電機、2010年8月4日
0804
-----image : 上記リリースより



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