三菱電機、羽田空港旅客ターミナルビルに約1.2MW規模の太陽光発電システムを納入
三菱電機の約1.2MW規模の太陽光発電システムが、羽田空港旅客ターミナルビルに導入されたということです。正確には、太陽電池モジュール7,946枚(約1,246kW)で、「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール」という結晶系の太陽電池にこだわってきた同社の選択が再評価される中で、大きな話題となりました。
羽田の新国際旅客ターミナルは、10/21日にオープンされるということで大きな話題になっています。今回のように既存施設のリニューアルも進められているということですから、空港全体の姿も新たに、日本と世界の空にアピールできる空の玄関としての顔に期待が集まりつつあります。
プレスリリース / 三菱電機、2010年9月9日
・日本空港ビルデング 羽田空港旅客ターミナルビルに1,246kWの太陽電池モジュールを納入
" 三菱電機株式会社はこのたび、日本空港ビルデング株式会社(代表取締役社長:鷹城 勲)が管理をする羽田空港旅客ターミナルなどの屋根に設置する無鉛はんだ太陽電池モジュール7,946枚(約1,246kW)を納入しましたのでお知らせします。納入の概要
日本空港ビルデングでは、「地球環境保全に貢献するという社会的責任を果たす」として、CO2削減に取り組んで2004年より羽田空港ターミナルへのグリーン電力導入や空調・照明対策などを進めています。今回、自然エネルギーを活用して作り出した電力を旅客ターミナルと駐車場で利用し、羽田空港におけるCO2排出量の削減を目的として出力数約1,246kWの太陽光システムが設置されましたが、当社はテニスコート36面分に相当する約9,411m2の太陽電池モジュール全数7,946枚を納入しました。稼働後は年間約1,157MWhの発電電力が期待され、この電力によるCO2削減量は年間約364 t※の見込みです。当社は1996年に住宅用太陽光発電事業に参入し、2003年には国内ではじめて無鉛はんだ太陽電池モジュールの量産を開始しました。今回の羽田空港旅客ターミナルでは、当社太陽電池モジュールの環境配慮や品質・信頼性、太陽光システムの納入実績などが評価されて採用にいたりました。今後も、製品ラインアップを強化して、公共・産業用途の拡大をめざします。
※: 平成18年度版太陽光発電協会(JPEA)の表示に関する業界自主ルールに基づき1kWhあたりのCO2削減量を0.3145kgとして計算
.......... "
関連
・日本空港ビルデング / 日本空港ビルデングの取り組み- 環境問題について
" 太陽光発電設備の概要
設置場所 設置面積 (㎡) 発電容量 (KW) CO2削減量 (t- CO2/年)
1PTB 5,680 790 279
2PTB 1,440 150 54
P4立駐 3,000 300 106
計 10,120 1,240 439 "
・羽田空港ターミナル BIG BIRD / 2010年 広くなる。 新しい羽田。
" 将来的にはP4駐車場の拡張も想定しており、上層部に2フロアの積み増しが可能な設計としているほか、屋上部には太陽光発電パネルを設置し、照明用電力として利用するなど、省エネ対策も推進中です。 "
参考
・東京国際空港D滑走路建設外工事
・名古屋市 鍋屋上野浄水場向け太陽光発電システム納入のお知らせ-----三菱電機、2010年9月7日
-----image : 上記リリースより
" 三菱電機株式会社は、名古屋市上下水道局の鍋屋上野浄水場(名古屋市千種区)向けに191kWの太陽光発電システムを納入しましたのでお知らせします。
.......... "
・三菱電機、カリフォルニアのコミュニティカレッジ ビュート・カレッジ Butte College 向け2.7MWの太陽光発電システムを受注。100%の電力使用を太陽光へ-----ソフトエネルギー、2010/09/07
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