京セラ、本年度中に国内の全工場に合計で約5.9MWpとなる太陽光発電システムを導入
京セラは、2010年度中に国内全工場に太陽光発電システムを導入すると発表しました。本年度に計画されているのは、北海道北見工場、福島棚倉工場、長野岡谷工場、滋賀蒲生工場、滋賀野洲工場、鹿児島川内工場の6工場で、593kWpで年間の発電量は、合計591,000kWhに達するということです。
太陽電池メーカーなのであたりまえという人もおられるかもしれませんが、これはなかなか大変な計画です。こういったことを推し進めることで、将来的には太陽光発電で作った電力で太陽電池を作るということも可能になるかもしれませんね。
プレスリリース / 京セラ、2010年08月19日
・京セラ国内全工場に太陽光発電システムを導入
-----image(”滋賀八日市工場の太陽光発電システム(2005年導入)”) : 同リリースより
" .....環境活動を推進するため、2010年度国内6工場に合計593kWの当社製太陽光発電システムを導入することとしましたので、お知らせいたします。これにより、当社国内生産拠点全10工場に太陽光発電システムが設置されることとなります。
本年度に導入を計画しているのは、北海道北見工場、福島棚倉工場、長野岡谷工場、滋賀蒲生工場、滋賀野洲工場、鹿児島川内工場の6工場です。これら合計の年間予測発電量は、合計で591,000kWh(一般家庭の年間消費電力の約125世帯分※1)となり、CO2の年間予測削減量は234t(京セラドーム大阪約19.4個分の森林が吸収する量に相当※2)となる見込みです。
※1
1世帯当たりの年間消費電力量を4,734kWhとして計算。 (出典:財団法人省エネルギーセンター「待機時消費電力調査報告書 平成20年度版」)
※2
森林1m2あたりのCO2吸収量を0.3571kgとして計算。(出典:NEDO「太陽光発電導入ガイドブック<本編>2000年改訂版」)
.......... "
参考
・北海道電力メガソーラー発電所向けに京セラ製多結晶シリコン太陽電池モジュール1MW分を供給-----京セラ、2010年08月24日
コメント続き
太陽電池で作った電力で太陽電池を作る、それがいつごろになるかというと、グリッドパリティに関してさまざまな情報がでてきていますので、参考になるかもしれませんね。グリッドパリティとは、太陽光発電などの発電コストが既存の系統電力の価格(電力料金)と同等になる価格もしくは事柄をさしています。世界中で、2015年までのグリッドパリティが可能というアナウンスが数社からでています。(t_t)
・三洋電機、「2013~2014年のグリッド・パリティ達成にメド」-----三洋電機、2010年5月26日
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