グーグル、Google Energy LLCを通じてエネルギーの売買が可能となる認可を取得
Googleが子会社のGoogle Energy LLCを通じて、エネルギーの事業者としての認可を1月に申請し、このほどエネルギーの売買が可能になる認可を取得したと報じられました。今後再生可能エネルギーへの積極的な投資を行ってきたGoogleが、さらにエネルギー事業者として、電力の売買を行うことができるようになったことで、すでに発表している意欲的なエネルギー、省エネルギープランを進めることができるようになると思われます。
すぐに考えられるのは、まずはデーターセンターのエネルギーの調達です。さらに、パワーメーターやスマートグリッドなどへの取り組みもあります。そして、CO2排出分を植林や環境事業への投資で相殺するカーボンオフセット事業も行うということです。
Googleが発表している、2030年に電力の分野で石炭と天然ガスなどの化石燃料への依存を極力減らし、省エネとクリーンエネルギーの利用を大幅に増加させる意欲的なプラン、Clean Energy 2030がいよいよ具体的に進められるということになり、ますます、エネルギー分野での同社の動きに関心が集まっています。
関連
・Google Energy ? Google can now sell energy-----Green Street Journal,February 20, 2010
・米グーグル、エネルギー事業への本格参入に向けて認可を申請-----WSJ.com,2010年 1月 8日-----( E )
・グーグル、電力取引に参入 再生エネでコスト削減-----Sankei Biz,2010.2.20
コメント続き
Googleのエネルギープランについては、ネット上に具体的で参考になるデーター、議論がありますので、企業にとってはもちろん、生活者にとっても役立ちます。2030年は、2050年にゼロカーボンを実現するためには非常に重要な通過点です。現状、2020年にゼロカーボンを目指すことを宣言していていも、具体的なプランとなると、国でも都市でもまだまだごくわずかです。そんな中で、Googleの企業として取り組みが注目されます。
一企業が選択しようとしているエネルギープランが、私たちの生活の変革にも利用できるヒントをもっている! そのあたりが非常に面白いです。(t_t)
・Clean energy 2030-----Official Google Blog,1 Oct 2008
-----image : Clean Energy 2030 - a knol by Jeffery Greenblattより
参考動画
Google's 22-year Energy Plan
(WSJDigitalNetwork,2008年10月03日)-----ECO:nomics: Google's Schmidt on Fossil-Fuel Use -----Video- WSJ.com,3/5/2009
参考
・Google's Green Initiatives
Eric Schmidt at Commonwealth Club[1:02:07]
(Google,2008年10月03日)
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