欧州スーパーグリッド、洋上風車を中心にまずは九カ国で具体化に動き始めた
欧州のスーパーグリッド建設に、具体的に共同で動き始めたのは、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、デンマーク、スウェーデン、アイルランド、そしてイギリスの九カ国で、まずは共同研究のためのステディチームを発足させ2020年までに欧州全体で20%のエネルギーを再生可能エネルギーで賄うという計画に向けて具体的に動き始めました。
・Nine EU Governments take first steps towards a Northern European Supergrid.-----Renewable Energy Focus,07 January 2010
・Sun, wind and wave-powered: Europe unites to build renewable energy 'supergrid'-----guardian.co.uk,3 January 2010
関連
・欧州スーパーグリッド-----Ourworld 2.0 beta,2010年01月04日-----(E)
" サハラ砂漠と中東の砂漠の太陽光のうちわずか0.3%で、ヨーロッパの全エネルギー需要が満たされる。 "
The power to change!
(eutube,September 10, 2009)
イギリスでは、2020年までに全戸にスマートメーターを整備する計画を進めています。各国とも厳しい財政状況の中で、気候変動とエネルギー問題を次代への大きなチャンスととらえ、積極的に動こうとしている様は、実は生活の質の維持という暮らしの安全保障への当然の認識の結果であると思います。
・イギリス、2020年までに全戸に電力用スマートメーター導入を完了する大規模なスマートグリッド化計画を発表-----しなやかな技術研究会、2009/12/04
コメント続き
この動きはかなり具体的で、欧州全体のエネルギーの10%程度を100GWの大部分が洋上での大型風力発電機により賄うという計画が各国で動き初めています。
・EU、オフショア風力発電! エネルギーは海を超えてやってくる-----ソフトエネルギー、2009/10/01
さらに、太陽光発電、太陽熱発電は地中海に面したアフリカ南部などの周辺地域全体も巻き込んだ大規模なスマートグリッド、スーパーグリッド建設計画へと発展しそうな勢いがあります。" サハラ砂漠と中東の砂漠の太陽光のうちわずか0.3%で、ヨーロッパの全エネルギー需要が満たされる。 "というメッセージは強烈です。(t_t)
参考エントリー
・The Crownestate : Marine Offshore Wind Energy
・エネルギーは、地中海を経てアフリカからEUへとやってくる?-----ソフトエネルギー、2008/07/30
・年間発電量1000億kWhを太陽光発電所でまかなうにはどれだけの面積が必要か?-----ソフトエネルギー、2009/03/19
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