東北電力、ハンガリーで木質チップを燃料としたバイオマス発電の共同実施事業を開始
東北電力は、ハンガリー共和国のサボルチ・サトマール・ベレグ県サコイ町にて、地元企業と合弁で木質チップを燃料としたバイオマス発電所を共同実施事業として開始したと発表しました。これによりハンガリーの温暖化効果ガス削減分を国内のの削減量に充当する制度により2012年までに約32万トンのCO2クレジット獲得を見込んでいるということです。
このような事業の開始と聞くと、温暖化効果ガスの削減が世界全体を舞台とした人類共通の課題であることを強く印象付けられるような気がします。
プレスリリース / 東北電力、平成21年12月11日
・ハンガリー共和国 南ニールシェグ・バイオマス発電所の営業運転開始について
-----image : 同リリース「(別紙)プロジェクトの概要」PDF書類より
" ~当社として3件目となる海外でのIPP(卸発電)事業~
当社がハンガリー共和国において地元企業と合弁会社を設立し、建設を進めていた南ニールシェグ・バイオマス発電所(出力19,000kW)が、このほど営業運転を開始いたしました。本プロジェクトは、木質チップを燃料としたバイオマス発電により、化石燃料を代替することでCO2の排出削減を図るものであり、京都メカニズムの共同実施(JI)※1事業として、2006年3月に民間企業として日本初の政府承認を取得しております。これにより当社は、2012年までに約32万トンのCO2クレジット獲得を見込んでおります。
また、ハンガリー政府からは地球温暖化問題に貢献することに加えて、地元産業の振興や雇用の創出にも大きく寄与することから高く評価されております。
..........
※1:共同実施(JI: Joint Implementation):
先進国と市場経済移行国が共同で温室効果ガスの排出削減事業を実施し、それにより生じた削減分(排出権、ERU)を投資国(先進国)が自国の削減量に充当する制度。
(別紙)プロジェクトの概要等(PDFファイル/45KB) "
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