東京都、『家庭用高効率給湯器認定制度』を創設。認定器の選定公表へ
家庭におけるエネルギーの消費の中で、冷暖房にならび、さらに最近の傾向ではさらに大きな比重を占めるのが”お湯”だと言われています。
・NEDO:家庭のエネルギー消費の約6割を占める冷暖房と給湯:ガイドブック
"...給湯用27.8%、暖房用27.1%、冷房用2.4%、厨房用6.2%、そのほか(冷蔵庫、照明、テレビなど)が36.4%... "(2006)
結構な割合です。このお湯について東京都が家庭用高効率給湯器認定制度を創設し、認定機を選び公表するということです。都の推奨品選びということです。
プレスリリース / 東京都、平成21年11月12日
・『家庭用高効率給湯器認定制度』を創設します。
" 東京都では、家庭部門における地球温暖化対策を本格的に推進するため、家庭におけるエネルギー消費量の約3分の1を占める給湯について、消費者が省エネ型の機器を選択して購入することができるよう『家庭用高効率給湯器認定制度』を創設し、高効率給湯器の普及促進を図ります。制度の目的
都民の健康と安全を確保する条例第25条の2第3項の規定に基づき、家庭用高効率給湯器について、広く都民に情報提供することにより、普及促進を図ります。対象機器
家庭用の給湯器のうち、以下の機器を対象としています。
CO2を冷媒とするヒートポンプ機能を有する電気給湯器(通称:エコキュート)
潜熱を回収するシステムを有し、かつ、定格熱出力58キロワット未満のガス給湯器(通称:エコジョーズ)認定基準等
給湯器製造事業者等からの申請を受け、認定基準への適否の審査を行った上で認定し、公表します。給湯器の種類 認定の指標 認定基準
電気給湯器 年間給湯効率 3.1以上であること
(ただし、特殊タイプは2.7以上)
ガス給湯器
(定格熱出力が35キロワット未満) 給湯部分の熱効率 95%以上であること
ガス給湯器
(定格熱出力が35キロワット以上58キロワット未満) 給湯部分の熱効率 95%以上であること
窒素酸化物の排出濃度 60ppm以下であること認定機器の申請受付期間
平成21年11月12日(木)から11月30日(月)まで
(12月以降の申請受付については、ホームページで公表します。) "
・10年後の東京 ~東京が変わる~ 10年後の東京プログラム
コメント続き
お湯となれば、本来太陽熱温水器にももっと活躍してほしい。東京都では、下記のようなイベントを開催するということです。
プレスリリース / 東京都、平成21年11月6日
イベント 12/2
・ソーラーエネルギーの利用拡大に向けた シンポジウム-復活にかける太陽熱市場-を開催
確かに復活してほしい、日本の太陽熱温水器。しかし、人気の中国製の真空式の太陽熱温水器の登場以前に、競合することもなく国産の真空式の水道直結型の太陽熱温水器は市場から姿を消してしまいました。損失だと思います。(t_t)
ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン4 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2、しなやかな技術研究会のタイムライン3]--
[テーマ別インデックス]
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« ドイツ初のオフショアウィンドファーム、Alpha Ventus wind farmが完成。巨大な風力発電機が回りはじめた | トップページ | 小水力発電のイベントの御案内 11/21 長野県波田町。11/27 長野県飯田市。11/30 福島県喜多方市 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント