小水力開発支援協会が小水力導入のための相談窓口を開設
8月3日より一般社団法人 小水力開発支援協会が小水力導入のための相談窓口を開設すると発表しました。小水力の専門家が、実際に建設したいという相談などに、技術面や法律・手続面など必要なサポートを行ない、発電所建設が実現するよう協力してくれるということです。
・小水力開発支援協会 / 相談業務を開始いたします
-----image : 上記サイトキャプチャー画像
" 報道各位一般社団法人小水力開発支援協会は、全国小水力利用推進協議会の役員が中心になって、2009年1月に設立された団体です。
環境省の平成21年度市民共同発電推進事業委託業務(※1)の委託先として4月1日付で委託を受け、業務を実施しています。その一環として、不特定多数の方を対象に下記要領にて相談業務を開始いたします。(※1)業務採択時の環境省記者発表は:
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10985記 相談業務の概要
(1) 相談業務を開始する日
2009年8月3日
(2) 相談業務を行なう日・時間帯
電話相談の受付は、平日の10:00 - 17:00
ファクス、電子メール、ホームページの連絡フォームは随時受け付けますが、対応は業務時間内となります。
来訪いただいての相談は、原則として行ないません。ただし電話・ファクス・電子メール等での相談の中で必要に応じて事務所にお越しいただくこともあります。
(3) 相談内容
小水力発電に関する内容であれば何でも結構です。
とくに、実際に建設したいというご相談に対しては、技術面や法律・手続面など必要なサポートを行ない、発電所建設が実現するよう協力します。
(4) 発電所建設サポートの内容
まず、現地の状況や事業主体などについて、電話・電子メール・ファクスなどを使って状況を把握します。この段階で技術的に事業化が困難と判断されれば、その旨お伝えします。
次に、建設準備の初期段階で必要となる情報収集、関係官署等との相談、地域の合意形成などについて助言します。
そして、社会的制度的にも建設可能性があると判断された段階で、現地訪問を含む重点的支援を行ない、関係者の皆さんとともに実現をめざします。
(5) 相談窓口
・電話: 略
・ファクス: 略
・電子メール: 略
・ホームページ: http://www.jasha.jp/全国小水力利用推進協議会 事務局長 中島 大
〒170-0005 東京都豊島区南大塚1-31-17 マイスターSY 202 "
-----image : 小水力開発支援協会のスライドショーより
関連
・平成21年度市民共同発電推進事業の公募について-----環境省地球環境局地球温暖化対策課、平成21年8月
コメント続き
小水力発電は、小河川、農業関連用水、事業水路などに設置できる小規模な水力発電設備です。1000kW以下の規模の水力発電所により、新たに数パーセントのエネルギーを賄うことができるというデーターもあります。また、以前から御紹介している100%エネルギー永続地帯一覧 - 永続地帯 - Sustainable Zone においては、小水力の存在感は圧倒的です。日本の小河川や用水は手付かずのエネルギー源として有望です。しかし、法規、手順など難しい点も多く、これまでは相談するにも、相談する先がなく、多くの設置希望者のニーズが埋もれているという側面もありました。今回、小水力利用推進協議会のメンバーが中心となり、専門家による導入促進アドバイスの事業を行うことになり、こうした要望に応えてくれる体制ができそうです。(t_t)
参考
・小水力発電ニュース
/ 全国小水力利用推進協議会
ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン3 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2]--
[テーマ別インデックス]
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« イギリス、スコットランドのオイスター潮流発電装置が秋から実地試験へ | トップページ | 米の風力マーケットリポート、2008 Wind Technologies Market Reportが公開されました »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント