積水化学工業、大容量太陽光発電システムを標準搭載したオール電化のアパートを発売
今年の末から実施されることになった太陽光発電を対象とした日本版固定価格買取制では、基準上限は、出力10KWpまでの集合住宅も「住宅」とみなし原則対象となるようです。
そんな折、まさにタイムリーなアパートを積水化学工業が企画しています。発表にあるプランだと二階建てで総戸数が6。10kWpまでだとそれぞれに太陽電池を割り振ると余剰電力はでないので、プランのうち賃貸住宅の共用電源に活用と同一敷地内のオーナー宅の電源として活用し、余剰をできる限り売るということになりそうですね。
-----image & test : PV標準搭載のオール電化アパート。オーナー・入居者メリットを向上 賃貸集合住宅『レトアおひさまスタイル』の発売について-----積水化学工業、2009年7月9日発表より
" 積水化学工業株式会社住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は、7月27日(月)より賃貸集合住宅の新商品『レトアおひさまスタイル』を発売します。
当社では、2007年7月に賃貸集合住宅の基幹商品として居住性能の大幅な向上を図った 『レトア07モデル』を発売。建物品質やサービスを重視した「ロングバリュー賃貸住宅」という思想の下、事業を展開して参りました。今回の『レトアおひさまスタイル』は、太陽光発電システム(以下、PV)を標準搭載したオール電化のアパートを強力に推進するもので、PV搭載による環境配慮に加え、売電によるオーナー・入居者メリットの向上も図りました。コンセプトは、"オーナーも「にっこり」、入居者も「にっこり」"。『おひさまハイムキャンペーン』(4月25日~8月31日まで開催)における環境応援プラン「おひさまアースエイド」の活動と連動した販促活動も展開しております。『レトアおひさまスタイル』の特徴
1.「ロングバリュー賃貸住宅」という思想
..........
2.大容量のPV標準搭載とオール電化を提案
『レトアおひさまスタイル』では、今回新たに大型タイプの屋根を導入し、大容量PVの搭載とオール電化を提案します。生み出された電力は、(1)賃貸住宅の入居者に活用する (2)共用部分の電力として活用する (3)同一敷地内にあるオーナー宅で活用することが可能で、これらの中から最適な仕組みをご提案いたします。このほか、オーナーにとっては敷地対応力・収益性のアップ、入居者にとっては居室面積・収納面積の拡大といったメリットの向上につなげました。3.「おひさまアースエイド」を推進
..........
『レトアおひさまスタイル』の概要
Ⅰ.大容量PVを標準搭載
『レトアおひさまスタイル』では、大容量のPV搭載を可能とする大型タイプの屋根を導入。これに基づいて以下の3つのタイプをご提案し、オーナー・入居者メリットの向上に努めます。〈タイプ1〉 入居者の自宅電源に活用
『レトアおひさまスタイル』で発電した電力を各住戸に振り分けて活用。余った電力は売電し、入居者に還元する魅力あるサービスが可能で、高い入居率が期待できます。〈タイプ2〉 賃貸住宅の共用電源に活用
オーナー宅から離れた場所に『レトアおひさまスタイル』を建築する場合は、発電した電力を賃貸住宅の共用部分の電気代として活用できます。余った電力は電力会社に売却します。〈タイプ3〉 同一敷地内のオーナー宅の電源として活用
『レトアおひさまスタイル』に隣接するオーナー宅に電力を供給。電力はオーナーが活用することで自宅の光熱費削減効果が期待されるほか、余剰電力を電力会社に売却することも可能となります。 政府は、環境・経済問題を背景に本格的なPV普及を打ち出し補助金制度を復活させました。さらに、自治体も補助金制度の整備を進めています。また、余剰電力を現状の約2倍で買取る新たな制度が今年度実施に向けて検討されています。 『レトアおひさまスタイル』では、このような諸条件を十分検討したうえで最適なタイプをご提案します。 ※電力会社によっては対応できないこともあります。 .......... Ⅱ.入居者満足向上メニュー 1.オール電化を採用 IHクッキングヒーターと電気温水器からなるオール電化の採用は、火災発生リスクの低減や部屋が汚れにくくなることなど、入居者のみならずオーナーにもメリットが発生します。2.収納量・水回りの広さを追求
..........
3.キッチン・バス・洗面はワイドに
..........
4.住み心地の向上
戸建てレベルの構造躯体をベースに、業界最高レベルの住み心地実現に向け床遮音性能の強化(LAW-55)を図るとともに、アルミ樹脂複合サッシを採用しました。
.......... "
コメント続き
セキスイハイムの戸建プランでも太陽電池が前面に打ちだされています。新築案件での太陽光発電の訴求力は、固定価格買取制などの導入促進策により、とりあえず訴求力がでてきているようです。(t_t)
・おひさまハイムFAN / 09.06.26「光熱費家計簿、光熱費コンサルティングを積極活用!」群馬県I様邸のインタビュー記事を公開
参考エントリー
・太陽光発電の余剰電力買い取り、1kW時あたり48円で10年間-エネ庁、詳細設計を提示 / クリッピング 電気新聞-----自然エネルギー、2009/07/10
ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン3 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2]--
[テーマ別インデックス]
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
« eSolar、ニューメキシコで太陽熱発電所の電力会社との契約をまとめ本格稼動へ | トップページ | スペインのパナボナ型太陽熱発電ステーションアンダソルl号 - Andasol 1が、稼動。さらに2号、3号へと続く »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント