日本、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)に正式参加
日本は、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)に正式に参加しました。今回同時に参加したアメリカやオーストラリアなどで、全136各国が加盟する大きな国際的な組織が誕生しました。また、本部はアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに決定し、ボンに技術や開発の連絡事務所の設置が決定されました。これにより、再生可能エネルギーの普及のための国際的な組織の形態がととのったことになります。
・Major Success----- IRENA - International Renewable Energy Agency,29 June 2009
-----image(”Map of IRENA's Signatory States (as of 29 June 2009)”) : 同リリースより-----29 June 2009
関連
・国際再生可能エネルギー機関(IRENA)憲章の署名-----外務省、平成21年6月29日
・米国、国際再生可能エネルギー機関に加盟-----ロイター、2009年 06月 30日
・INTERVIEW: Abu Dhabi Offers $500M To Lure Clean Energy HQ-----THE Wallstreet Jounal,JUNE 25, 2009
コメント続き
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)への期待は、先進国と発展途上の国との再生可能エネルギーの技術、研究、資金の流れの共有と適正な競争が生まれることです。再生可能エネルギーへの関心は高いが、その実まだ世界のエネルギー消費の約15パーセントを締占める、そのほとんどがバイオマスと水力と考えられ、我々が再生可能エネルギーとして話題の上から関心の高い風力が1%をやっと越えたたころ、その他をあわせてもバイオマスと水力をのぞけば、本当にまだまだ少ない。
ただ、気候変動とエネルギー問題を考えるとき、再生可能エネルギーの積極的な利用は不可欠と考えられ、場合や地域によっては、再生可能エネルギーを利用しやすい社会へとシステム全体が変わる必要もでてくると考えられます。
その意味では、世界初のゼロカーボンシティをめざすという、アラブ首長国連邦のアブダビのマスダール・シティに本部が置かれることになったのは、東西の中間という地政学的な意味も含めて興味深い展開となりました。(t_t)
関連エントリー
・国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の本部は、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに決定-----自然エネルギー、2009/07/03
・米追従、政府が国際再生可能エネルギー機関 IRENAに加盟へ方針変換-----ソフトエネルギー、2009/06/15
・International Renewable Energy Agency (IREA,国際再生可能エネルギー機関) / ブックマーク-I,こ-----自然エネルギー、2009/01/28
・マスダール・シティ / ブックマーク-----自然エネルギー、2009/07/03
追加情報
・国際再生可能エネルギー機関(IRENA)憲章の批准書の寄託-----外務省、平成22年7月1日
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