ツバル、2020年に再生可能エネルギー100%により、クライメイト・ニュートラル Climate Neutralを目指す
九つの環礁からなる人口12000人強のツバル。面積は、25.9平方キロメートルで軍隊ももたない小さな国が、気候変動による海面上昇により水没の危機に見舞われています。そのツバル国が、2020年までの次の10年間で太陽光発電や風力発電などを導入することで、脱化石燃料を果たし、カーボンニュートラル(クライメイト・ニュートラル Climate Neutral)な国作りを目指すと宣言したそうです。関西電力が国際協力の一環として導入した40kWpの太陽光発電施設は、Googleマップのサッカー場の際にしっかりと映っています。
・Sinking Island Nation Of Tuvalu Will Use All Renewable Energy By 2020-----Huffingtonpost,07/20/09
-----image : Google Earthキャプチャー画像。[Googleマップ]-----
関連
・UNEP : Climate Neutral Network / News
-----image : Climate Neutral Networkキャプチャー画像
・Government of Tuvalu's official Tourism web site
・外務省 : ツバル / わかる国際情勢 ! 水没が懸念される国々~ツバルを通して見る太平洋島嶼国
・At risk from rising seas, Tuvalu seeks clean power-----Reuters UK,Sun Jul 19, 2009
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ツバルが行ったクライメイト(カーボン)ニュートラル宣言ってどんなものなのでしょうか? 2020年に100%再生可能エネルギー、そしてクライメイト(カーボン)ニュートラル宣言。ほかにはどんな国が行っているのでしょうか? UNEPのClimate Neutral Networkによると、国としては、コスタリカ(Costa Rica)、エチオピア(Ethiopia)、アイスランド(Iceland)、モリジブ(Maldives)、モナコ(Monaco)、ニュージーランド(New Zealand)、ニウエ(Niue)、ノルウェイ(Norway)、パキスタン(Pakistan)、ポルトガル(Portugal)が、市としては、コペンハーゲン(Copenhagen)、シドニー(Sydney)やバンクーバー(Vancouver)など14の都市が、さらに企業や団体、地域がそれぞれ目標をたて、低炭素社会の実現を目指しているということです。
これらの動きが今後どこまで大きくなっていくのか、温暖化効果ガスの排出量の多い国が宣言を行っていないので未知数ですが、とにかく、手詰まり感もある気候変動とエネルギー問題において、成功例を積み上げ、積極的な動きを支援することが大切です。日本の市や町、企業も積極的に参加してほしいと思います。(t_t)
参考
・Tuvalu Online
/ News
/ Islands of Tuvalu
参考エントリー
・ツバル国における太陽光発電設備の運転開始について / プレスリリース 関西電力-----ソフトエネルギー、2008/02/25
・ツバルからの"small is beautiful " 、適正技術プロジェクトによるバイオガスプラント-----ソフトエネルギー、2007/07/31
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