カナダで200MWの潮流発電計画が始まる。発電機は、Blue Energy Canadaの垂直軸型
海洋エネルギーの利用における潮流発電の分野では、振動を利用するタイプや容器内で空気が圧縮される力を利用して発電するものがタービン型よりも長期にわたる運転においてメリットがありそうな気がしてきていました。しかし、今回開発計画が発表されたカナダのBlue Energy Canada社のものは、垂直軸型の回転翼をもつタイプです。
・World Energy Research & Blue Energy Canada To Develop 200-MW Tidal Energy Project-----Renewable Energy World,2009/07/07
" World Energy Research and Blue Energy Canada have signed a joint agreement under which World Energy Research would finance the development of Blue Energy Canada's first 200-megawatt (MW) commercial tidal power project at a cost of roughly US $500 million.
.......... "
・World Energy Research / Ocean Turbines(リンク先消滅: worldenergyresearch.com)
The Realities of New and Abundant Clean Energy
(sitedesigns,2009年01月08日)
-----image : 上記動画キャプチャー画像
・PESWiki Directory:Blue Energy
コメント続き
潮流発電の分野では、韓国が積極的に動いています。アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどでも2010年代には具体的なプロジェクトを稼動する計画があります。経済危機で資金の調達に苦しんでいるという話を聞きますので、太陽電池、太陽熱発電、風力発電、地熱発電よりも評価は低いということでしょうか? 信頼性において、満足のいく結果がでるには時間がかかる分野だけに、各国の健闘を祈りたいところです。
日本での動きは、どうでしょうか? 海洋にぐるりと囲まれ、広大な領海をもつ日本における今後の開発研究に期待したいところです。しかし、政府関係の文章ではまったく取り上げられていません。こうなると、各国の成果に期待したいところです。(t_t)
-----カテゴリー : 潮汐力・海流など海洋エネルギー-----
追加情報
・A $ 500 million agreement for the development of a new ocean technology-----ENEL GREEN POWER,07/20/2009
" Canadian company Blue Energy developed a new turbine that uses marine currents and tidal waves and can be assembled in modules with a variable capacity up to hundreds of MW "
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