スペインのガメサ、直径128mの4.5 MWの大型風力発電機Gamesa G10Xのプロトタイプを発表
世界の市場の拡大とともに大型化する風力発電機。各社5MWクラスへの取り組みをみせる中、スペインのガメサ社が直径128m三枚翼の4.5 MWの大型風力発電機Gamesa G10Xのプロトタイプを発表しました。スペインのSaragossa地区にすでに建設され、運用が始まっているということです。本格的な生産は、2011年中を予定しているということです。
-----image & text : The first prototype of the new Gamesa G10X-4.5 MW presented-----Gamesa,JUNE, 24, 2009より
" The prototype has already fed the grid with its first kilowatts and has recently generated 50 MWe in a day, the greatest amount ever generated by a Gamesa wind turbine
Guillermo Ulacia, Gamesa's Chairman and CEO, described the event as a ”proof that the talent of people and the commitment to innovation made by companies and institutions are the pillars upon which new economic models will rest and which will place a country on the cutting edge”
Gamesa Corporacion Tecnologica presented the first prototype of the Gamesa G10x - 4.5 MW product platform at the Cabezo Negro R&D wind farm located in the Jaulin local authority in the Spanish province of Saragossa.
..........
The Gamesa G10X - 4.5 MW wind turbine has a unitary power output equivalent to the annual consumption of more than 3,000 homes, a rotor diameter of 128 meters, equivalent to the length of a soccer field, and blades measuring more than 60 meters long. The tower has a height of 120 meters and is made of concrete and steel.
.......... "
関連
・Gamesa working on 4.5-MW wind turbine-----Windpower Engineering,June 17, 2009
Gamesa Corporation
(gamesacorp,2008年12月23日)
コメント続き
これだけ大きな風力発電機となると、日本で適地を探すのが大変な気がします。しかし、世界には風向も安定していて風が強い、これから風力発電が開始されそうな広大な未利用な地域がたくさん存在しています。アジアでは、なんといっても中国の存在感が増しています。未利用な土地が広大な国土の中に広がっています。(t_t)
ブログ村ランキング参加中。クリックお願いします!
上のバナーをクリックしていただくだけで当サイトの- 評価 -の向上になります。ご協力ありがとうございます。
しなやかな技術研究会のタイムライン3 --- グリーン・ポストのおすすめ”本”(amazon.co.jpインスタントストア)-----しなやかな技術研究会のGoogleマップ-----はてなのブックマーク-----
-- [ バックナンバー、しなやかな技術研究会のタイムライン1 、しなやかな技術研究会のタイムライン2]--
[テーマ別インデックス]
[PR GreenPostの商品案内のサイトへ PR]
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
大谷技研さん
コメントありがとうございます。
風車、日本でも増えてほしいと思います。
しかし、最近耳にする機会が増えたのは、環境や近隣の生活への弊害を訴え、大型風力発電の建設に疑問を呈する言葉です。
ドイツと日本、その選択と問題の差については、是非、どなたかに解説していただきたいと思います。
ドイツでは、バードストライク、騒音、影、低周波なども問題はどうとらえられているのでしょうか? 知りたいとことです。
しな研 つねとう
投稿: t_t | 2009/07/11 08:57
4月に展示会でドイツに行きました。ウイーンで載りかえハノーバーまで丁度ドイツを北上する形です。飛行機から見て驚いたのですが、非常に多くの風車が回っていました。3本羽にです。集落の周りの畑に5本から20本ぐらいまとまって設置されています。大きさは家より大きいぐらいで100mぐらいでしょうか。展示会(行った展示会はエネルギーの展示会でもありました)で聞いてみたところ、2MWから500KWでドイツ国内に既に2600基設置されているそうです(英語の理解が正しければ)。ドイツは目に見えて国土が変わっているのです。いらない高速道路や橋をつくらず行政も見習ってほしいと思います。それは蛇足です。
すいません。言いたかったことは、日本の国土でも充分風車が設置できるのではないかと思ったことです。日本の場合は、ソフトといえばソーラーパネルばかりですが、風車は良いと思います。
投稿: 大谷技研 | 2009/07/10 00:10