米追従、政府が国際再生可能エネルギー機関 IRENAに加盟へ方針変換
ドイツ主導であるとか、IAEAとのエネルギー関係機関への二重参加になるとか、よく理由のわからない内容で、加盟していなかった国際再生可能エネルギー機関 IRENAへの加盟へと、政府が方針を転換したらしいです。その理由として報道されているのが、米の参加への追従ということです。なんとも、、、、。腰のない、先見性のない政治という印象を強める、情けない話です。
・再生可能エネ機関に加盟へ 米の参加決定で方針変換-----47 News,2009/6/13
・International Renewable Energy Agency (IRENA) / FAQ
-----image : IRENA : Update to the IRENA-Brochureより
FAQによれば、
" Q: What is the goal of IRENA?
A: The overarching goal of IRENA is a rapid transition towards the widespread and sustainable use of renewable energy worldwide. In this regard, IRENA will increase the contribution of renewable energy to environmental and climate protection, economic growth, and social cohesion, including poverty alleviation and intergenerational equity. "
IRENAの目標は、世界に再生可能エネルギーの利用を迅速に広めること、とあります。日本は、国内的には再生可能エネルギーを高い目標へと高めてみるような印象を与える施策、報道がなされていますが、世界の流れはもっと強烈かつ具体的です。まだ、成果が見えていないという批判もあることはありますが、研究開発の速度は間違いなく速く、大きくなっています。
まがりなりにも環境ビジネスを世界にアピールしたいとする国のこのタイミングを常に逸した国際的な姿勢のありかた、なんとかならないのでしょうか?
既存の概念でしか、環境ビジネス、再生可能エネルギーを捕らえきれない日本の政治の現状には、危機的なものを感じます。タイミングの問題というより(どのタイミングでも、加盟は歓迎)、あまりにも明確な対米追従ということで、独自の外交交渉能力を失い続けることの危険性は、長く日本の国際政治の立場を損なう可能性があります。(t_t)
・International Renewable Energy Agency (IREA,国際再生可能エネルギー機関) / ブックマーク-I,こ-----自然エネルギー、2009/01/28
-----Googleでhttps://greenpost.way-nifty.com/を検索 : irena-----
参考
・IEA chief calls for ‘clean energy new deal’-----EurActiv.com,26 March 2009
・ISET / Global Renewable Energy Potential
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