オバマ大統領 クリーンエネルギー経済への扉を開けるか?
米下院で地球温暖化対策法案可決、中期目標、クリーンエネルギーなどの高い数値目標と普及のための制度設計が披露されました。上院での可決には、困難が予想されるということです。とはいえ、アメリカ、オバマ大統領の姿勢は内外に広く印象付けました。政治には才覚が必要なことを実感させるアメリカでの政治の動きです。
Weekly Address: Opening the Door to a Clean Energy Economy
(whitehouse,2009年06月26日)
・Weekly Address: Opening the Door to a Clean Energy Economy-----The White House Blog,JUNE 26TH, 2009
関連記事
・オバマ大統領:ラジオ演説で温暖化法案への理解求める-----asahi.com,2009/6/28
・米下院、地球温暖化対策法案可決、20年に温室ガスを20%削減をめざす-----iBTimes,2009年06月27日
" ..........企業に割り当てる枠のうち約15%を有償で購入させ、収益を低所得層に分配する。また電力会社は再生可能なエネルギーとして太陽光や風力などを20年までに15%を義務づけた。.......... "
・ACES Is Not a Victory for the Environmental Movement-----Huffingtonpost,June 26, 2009
・AWEA Statement on House Action on Energy and Climate Legislation-----AWEA News,June 24, 2009
・アメリカ連邦下院でのワックスマン・マーキー法案採決前夜-----京都議定書の次のステップは何だろう、2009-06-26
・ACES passes House! Giant leap towards green economy for all!-----Green for All,Jun 26, 2009
コメント続き
とはいえ、このオバマ政権の動きでは足りない、アメリカはさらに踏み込んだ気候変動、エネルギー対策へと移行する必要があると、NGOや識者たちは訴えています。確かに、現在の温暖化ガス排出量を考えれば、とてつもなく高いハードルをクリヤーすることが必要でしょう。今後のアメリカの動きは、この気候変動、エネルギー問題で大きな軸となることは間違いないので耳目を集め続けるのでしょう。
安全な原子力発電もクリーンエネルギーに入ってますが、ブッシュ大統領が進めた原子力政策を見直し、原子力への依存には歯止めをかける姿勢をみせています。オバマさんの政治姿勢には、以前高度なバランスを感じさせるものがあります。ホワイトハウスからの発表意外でもオバマさんのサポーターたちの活動の場となっている、change.orgを見ると、ニュースやホワイトハウスとは違う、市民サイドからの情報発信のしくみが維持されていることを感じます。この力強さを学ぶ必要がありそうです。(t_t)
・change.org : Stop Global Warming
/ Rural Renewabl Energy Alliance
-----image : 同サイトキャプチャー画像
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