グリーンピース・インターナショナルが、Concentrating Solar Power Global Outlook 09、集光(熱)型太陽エネルギー利用に関するリポートを発表
グリーンピース・インターナショナルが関係団体と協力し、Concentrating Solar Power Global Outlook 09と題した集光(熱)型太陽エネルギー利用に関するリポートを発表しました。Concentrating Solar Power、集熱型の太陽エネルギー利用は、スペインやアメリカのカリフォルニア、ネバダなどで大々的に進められ、さらにサハラ砂漠や中国、オーストラリアなど太陽のエネルギーに恵まれた国口での大規模な利用計画が発表され、その規模は太陽光発電をはるかにしのぐ規模になると思われます。このリポートを共同執筆した団体のEuropean Solar Thermal Electricity Association (ESTELA)のホームページでは、北緯35度から南緯35度までの地帯をサンベルトとして、Concentrating Solar Power、CSPに適した地帯として、その可能性を強く訴えています。
プレスリリース / 25 May 2009
・Global Concentrating Solar Power Outlook 2009
-----image : カバー写真
" With advanced industry development and high levels of energy efficiency, concentrated solar power could meet up to 7 percent of the world's power needs by 2030 and fully one quarter by 2050.This is the 3rd joint report from Greenpeace International, the European Solar Thermal Electricity Association (ESTELA) and IEA SolarPACES since 2003. With every edition we have increased the projected market volume significantly, and it finally turned over a billion dollars in 2008, this amount could double in 2009. While we highlighted in our first joint report the huge market potential, we were able to move to another message in 2005 when we launched the second report in Egypt: "CSP is ready for take off!".
.......... "

関連
・European Solar Thermal Electricity Association (ESTELA)
・IEA SolarPACES Implementing Agreement
コメント続き
この集熱型、集光型の太陽エネルギーの利用には、九州プラスアルファの地域がかろうじて利用可能な圏内におさまるようですが、多湿ということもあり、あまり向いていないようです。乾燥した、赤道直下に最適な技術ということです。ヨーロッパは、アフリカへの援助と抱き合わせる形で、サハラ砂漠を開発、大規模な太陽熱、太陽光発電所を建設し、そのエネルギーを大規模送電網によりヨーロッパ全土に供給する計画を真剣に考えています。今後も大規模な計画が次々と進められそうです。(t_t)
関連エントリー
・太陽は資源…日射量にめぐまれたアフリカ、ソーラー発電には適地-----GreenPost -Heuristic Life -,2008/10/15
・エネルギーは、地中海を経てアフリカからEUへとやってくる?-----ソフトエネルギー、2008/07/30
参考
Clean solar thermal electricity
(origmi,2006年10月18日)
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