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産総研、風力、太陽光など分散電源の大量導入を可能にする新しい電力素子を開発

 産業技術総合研究所が、風力、太陽光など分散電源の大量導入を可能にする新しい電力素子を開発したと発表しました。今後、さまざまな再生可能エネルギーが送電網に接続される際には、さまざまな問題の発生が予想され、その問題の克服のために世界中で研究が進められています。
 このほど産総研で開発された技術、超電導薄膜限流素子モジュールにより事故電流を瞬時に抑制する技術もそうした技術の一つであるということです。

プレスリリース / 産業技術総合研究所,2009年5月11日
分散電源の大量導入を可能にする新しい電力素子を開発
Fig5Fig6
-----image(”左 : 図5 500 V/200 A 級超電導薄膜限流素子モジュール。 右 : 図6 短絡発電機を用いた限流試験結果”) : 同リリースより

" -低コスト・コンパクト・低損失で、事故電流を素早く抑制する超電導薄膜限流素子-
ポイント
・過電流により超電導状態から常電導状態に転移する現象を利用して、電力網での短絡(ショート)時などの事故電流を瞬時に抑制
・20 cm長の大面積超電導酸化物薄膜と高抵抗率の金銀合金層で、500 V/200 A級素子を実現
・出力が不安定な風力発電などの分散電源を、電力網に大量導入するための基盤技術として期待

概要
 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)エネルギー技術研究部門【研究部門長 長谷川 裕夫】超電導技術グループ 山崎 裕文 研究グループ長らは、分散電源が数多く導入された時に発生する恐れのある事故電流(短絡(ショート)など)による電力関連設備の破損防止の対策として有望な限流器の実現に向けて、超電導酸化物薄膜を用いた独自方式の限流素子を500 V/200 A 級に大容量化することに成功した。

 超電導薄膜限流素子は、産総研が開発した塗布熱分解法(MOD 法)で作製した超電導薄膜を用いており、通常時は電気抵抗がゼロの大面積超電導薄膜に高抵抗率の金銀合金層を付けることにより、同じ長さの従来素子(純金層利用)の4倍以上の電圧をかけることができる。このため、高価な超電導薄膜の必要量が1/4以下となり、大幅な低コスト化が期待できる。
..........
開発の社会的背景
 近年、風力など自然エネルギーを利用した分散電源(中小規模の発電設備)が各地に建設されつつある。このような分散電源が既存の電力網に数多く接続(連系)されると、万一の短絡(ショート)事故時に電力網に流れる電流が増大するため、電力関連設備が破損するような事態が生ずる恐れがある。それを未然に防ぐ有効な対策として、瞬時に事故電流を抑制する限流器の導入が期待されている。また、自家用発電機を有する需要家が商用電力系統に連系している場合に、事故時の瞬時電圧低下対策として限流器を導入する例もある。

 今後、風力発電のように気象条件で発電量が左右される不安定な電源をこれまで以上に既存電力網に接続するには、過大な事故電流に対する対策が極めて重要な課題となる。なお、風力発電の場合、常時供給できる出力と発電機の最大容量との乖離が大きいが、短絡事故電流は発電機の最大容量を基準として計算するため、事故電流の増大の問題は、火力発電よりも大きな課題となると予想される。

 超電導薄膜を用いた限流器は、通常時はゼロ抵抗で、臨界電流以上の過電流が流れた時には高抵抗となって過電流を抑制する機能を持つ。すなわち電力網の事故電流を瞬時に抑制することのできる新しい電力機器であり、分散電源の導入を促進する立場から、低コストかつ高信頼性の超電導限流器の実現に対する社会的な要請は非常に高い。しかし、超電導限流器に用いられる超電導薄膜が高価であることが実用化のボトルネックとなっている。
..........
用語の説明
◆分散電源
電力会社の大容量電源(発電設備)と対比させて用いられる言葉。中小規模の発電方式で、その多くは、送電のための設備や損失が少なくて済むため、需要家近くに設置される。太陽光発電、風力発電等の自然エネルギー型、あるいはコジェネレーション等の省エネルギー型の電源が多いため、その大量導入が低炭素化社会の実現にとって重要な課題である。[戻る]

◆事故電流
電力網では、発電所から需要地へ電力を輸送する時、送電ロスをできるだけ小さくするため、数千~数万ボルトといった高い電圧を用いている。このため、例えば雷が落ちて送電線同士が触れたりすると、短絡(ショート)事故が生じて、電力網に大きな電流が流れ、それを事故電流という。[戻る]
.......... "

コメント続き
 これだけ専門的な内容になると、ソフトエネルギーでは扱う必要がないかと考えていたのですが、送電網に関する海外の動きを見ていると、大事な技術なんだということで紹介していかないといけないのだと思いなおしたしだいです。スマートグリッドについても勉強を始めていますが、細かいところはチンプンカンプンです。まあ、これも勉強のひとつと考えておりますが、、、むずかしいですね。

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ベルギーのゼロエミ南極基地Princess Elisabethの風力発電機、Proven Energy社のProven 6

 以前、しな研でとりあげたベルギーのゼロエミッションの南極基地Princess Elisabethで使われている風力発電機について調べてみました。南極の厳しい気象条件下で耐える風力発電機はどんなものなのかという興味からです。

カーボン・フリーな南極観測基地、ベルギーのPrincess Elisabeth station。風力発電と太陽電池で駆動!-----しなやかな技術研究会、2009/02/18

 風力発電機は、イギリスのProven Energy社のProven 6 (6kW)で、直径5.5mの三枚翼のバックウィンド型のタワーの高さ9mのものが、8基導入されているそうです。

Proven Energy / FIRST ZERO EMISSION RESEARCH STATION

" Summary
Turbine Size: 8 x Proven 6
Tower height: 9m
Wind regime: 90 m/s
Sector: Education/ research
Grants/ Funding: No
Benefit: The turbines produce full power in the most extreme conditions "

Provenenergy6kwwind
-----image(”Proven 6 (6kW)”) : DOCUMENTS / Brochure - UK(pdf)より

 プレスリリースによれば、-摂氏60度、風速90m/sという過酷な環境で当初の期待を裏切らない働きをしているということです。そして、スロベニアの嵐や日本の台風でも耐えられる小型風車であることをアピールしてます。

プレスリリース / Proven Energy,FEBRUARY 2009
TURBINES OFFICIALLY SPINNING IN ANTARCTICA
Antarticaweb_000
-----image : 同リリースより

 " Eight wind turbines in Antarctica are withstanding temperatures of -60 degrees Celsius and winds of over 90 m/s.
..........
The turbines will endure the most severe weather conditions on Earth. They will be operating in average winds of 53 mph and winter gusts of over 200mph, while still providing 230V electricity for the stations heating, computers, lights and scientific instruments. The electricity generated is expected to be the highest output of any small wind power system in the world.
Proven Energy, a Scottish based small wind turbine manufacturer, supplied the 6kW wind turbines. The turbines are designed to work in extreme environments. Previous installations have weathered ice storms in Slovenia and typhoons in Japan.
.......... "

 現地の風車の動画はなかったのですが、Proven Energyがナミビアに立てた同じ6kWモデルの画像がありました。

Proven Energy Wind Turbine Namibia

(ProvenEnergy,2007年05月24日)

コメント続き

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シンフォニアテクノロジーの垂直軸小型風車、そよ風くんシリーズで世界進出

シンフォニアテクノロジー(旧神鋼電機)の垂直軸小型風車、そよ風くんシリーズがアメリカの販社との契約を経て、アメリカで販売されることが決まったそうです。そして、同社ではこれを皮切りに世界での販売に取り組むということです。ついに、日本の小型風車が世界に進出です。

プレスリリース / シンフォニアテクノロジー、2009/05/26
当社独自の縦軸風車方式の性能、安全性、実績が評価され小形風力発電装置を米国へ初輸出! 米・環境機器販売会社と初年度300台販売契約締結
New_0142_p01
-----image(”小形風力発電機「そよ風くん」”):同リリースより

"シンフォニアテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、社長:安井 強)は、去る5月15日、米国の環境機器販売会社のSynergy Viridis、LLC社(本社:米国・シカゴ市、社長:George D. Sullivan)との間で、小形風力発電装置「そよ風くん」300台の販売契約を締結しました。契約金額は約4億5千万円。
..........
Synergy Viridis社はこのような背景のなかで、当社の小形風力発電装置「そよ風くん」を、今後2年度目には500台、3年度目には1000台の販売計画を立てています。

 Synergy Viridis社は、当社の小形風力発電装置が4枚の縦軸の羽で構成されている風車により、どの方向からの風でも効率よくエネルギーを捉えることができ、風速1m/sの風で自力回転し、風速2m/sの微風から発電開始できること、またプロペラ方式の風車と違って殆んど風切り音がないので住宅地にも設置可能なこと、更に、販売開始以来、風車の倒壊やブレード(羽)の飛散事故などが一切なく、極めて安全な装置であることなどを評価して、当社の風力発電装置「そよ風くん」の輸入販売を決定しました。

 今回受注した小形風力発電装置「そよ風くんシリーズ」は、最大出力※1560Wと(当社形式WK18-20)と、最大出力※2500W(当社形式WK32-20)の2機種です。(※風力+ソーラーの最大出力)
..........
     WK18-20  WK32-20
定格出力 1070W 1840W
最大出力 1320W 2260W
風車直径 1.8m 3.2m
翼高さ     2.0m
耐風速     60m/秒(最大瞬時)
定格風速   13m/秒
カットイン風速 2m/秒
最大風速   14m/秒
太陽光出力   120W×2
ハイブリッド総合最大出力(風力+ソーラー最大出力)
      1560W 2500W
 ※カットイン=発電できる最低風速
........... "

関連
エコ発電 そよ風くん

コメント続き
 ニュースリリースをみると、2006にすでに世界に進出していたようです。ただ技術協力という形もあったようで、本格的な輸出というのは今回が初ということのようです。日本の風車、がんばってください。(t_t)

参考エントリー
-----Google GreenPostサイト横断検索 : 神鋼電機-----

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「エネルギー白書2009」の内容が閣議決定。一度読んでみよう!

 5月22日開催の閣議で、「エネルギー白書2009」の内容が閣議決定されたということです。わかりやすい「エネルギー白書」の解説というサイトも情報も新たに公開されています。是非、一度読んでみよう!

プレスリリース / 経済産業省、平成21年5月22日
「平成20年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)」について

" 本件の概要

エネルギー政策基本法(平成14年法律第71号)第11条の規定に基づくエネルギーの需給に関して講じた施策の概況に関する年次報告が、5月22日に閣議決定・国会報告されたことを踏まえ、その内容を公表致します。 "

関連
「平成20年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)」について

" 「平成20年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書2009)
 平成21年5月22日にエネルギーに関する年次報告書が閣議決定・国会報告されました。
 本年次報告は、平成14年に成立したエネルギー政策基本法第11条に基づき、エネルギーの需給に関して講じた施策の概況について、政府が閣議決定の後、国会に報告するものであり、本年が第6回目の報告になります。
  ・概要版(PDF)
  ・本文(PDF)(目次のページへ)

●「平成19年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書2008)(HTML)(PDF)

H19energynejihoukokup17
-----image : 概要版(PDF)p.17キャプチャー画像
 わかりやすい「エネルギー白書」の解説のページ(平成19年度版)はこちらです。
.......... "

/ わかりやすい「エネルギー白書」の解説

" 解説は全9回のシリーズで
 このコーナーでは、全9回にわたり、第1部の内容を中心にその要点を解説しています。是非ご一読下さい。
はじめに
解説1:長引く原油価格高騰の要因を探る
解説2:原油価格急騰、今、何が起こっているのか
解説3:原油価格高騰によるエネルギー需給構造への影響について(1)(需要面)
解説4:原油価格高騰によるエネルギー需給構造への影響について(2)(供給面)
解説5:原油価格高騰にどのように対応していくのか
解説6:地球温暖化問題解決に向けた対応
解説7:中期戦略 ~セクター別アプローチとは何か
解説8:革新的な技術が温暖化問題を解決する "

コメント続き

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三洋電機、研究レベルながら、実用サイズHIT太陽電池セルで世界最高の変換効率23.0%を達成

 三洋電機が、実験レベルながら、100.4cm2のサイズの実用サイズの三洋独自のハイブリッド型、HIT太陽電池セルで世界最高の変換効率23%を達成したと発表しました。

プレスリリース / 三洋電機、2009年05月22日
HIT太陽電池セルで 世界最高の変換効率23.0%を達成
09052201b
-----image : 同リリースより

" 三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、この度、HIT太陽電池で、実用サイズ(100cm2以上)の結晶シリコン系太陽電池セルの変換効率としては世界最高となる23.0%を研究レベルで達成(従来22.3%)いたしました。
..........
*1 HITはHeterojunction with Intrinsic Thin layerの略。HIT太陽電池は、三洋電機が開発した独自構造の太陽電池セルで、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成したハイブリッド型。高変換効率・温度特性等の優位性により、設置面積当たりの発電量世界No.1を誇るものです。
..........
高効率化を可能にした要素技術の概要
1.HIT接合(単結晶シリコン(以下c-Si)とアモルファスシリコン(以下a-Si)のヘテロ接合※4)の改善
......
2.光吸収損失の低減
.....
3.抵抗損失の低減
.....

09052201
-----image : 同リリースより
.......... "

関連記事
三洋、太陽電池の世界記録更新 変換効率20%パネルに一歩-----FujiSankei Business i.,2009/5/23

参考エントリー
HIT太陽電池セルで世界最高の変換効率22.0%を達成 / プレスリリース 三洋電機-----ソフトエネルギー、2007/06/2

コメント続き
 22%から23%の変換効率の向上に三洋電機の太陽電池セル開発陣が費やした約、2年の歳月。地道な活動が実をむすぶ時ですね。仮に1平方メートルのセルがあるとし、この1%で向上することになった出力は10Wpです。この10の差が発電コスト削減の可能性はもちろん、設置面積の減少や架台材料の削減へとつながる可能性があります。

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プリウスの屋根の太陽電池は京セラ製。そして次世代には、、、ソーラーカーの夢も!?

 4月の車の販売台数では、ホンダのインサイトがトップになるなど、不審が伝えられる新車販売の中で好調のハイブリッド車。第三世代のトヨタ、プリウスも加わり、明かるい材料になっています。そして、新型プリウスのオプションには、京セラの太陽電池が使われたソーラーベンチレーションシステムがあるということです。

プレスリリース / 京セラ、2009年05月19日
トヨタ“プリウス”の新型車に京セラ製太陽電池を供給
0503_tzbt_010503_tzbt_02
-----image(左 : ”新型プリウスに搭載されている太陽電池”、右 : ”太陽電池を搭載した新型プリウス”) : 同リリースより

" 世界の代表的なエコカーに、太陽電池の新たな機能を提供
京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)は、トヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)が5月18日に発売したハイブリッドカー“新型プリウス”のオプションシステムである「ソーラーベンチレーションシステム」に、太陽電池モジュールを供給していくこととなりましたのでお知らせいたします。
同システムは、日中の駐車時に、車体ルーフの太陽電池が発電する電力によってファンを駆動させて車内の換気を行い、気温の高い季節でも車内温度の上昇を抑えるというものです。
このたび当社は、車載部品として充分に耐えうる太陽電池の品質を確保するために、耐熱・耐振動・耐衝撃などの項目で厳しい条件を設定した評価試験を実施し、今回の“新型プリウス”に求められる基準を満たしました。この太陽電池モジュールの製造に際しては、専用ラインを設けて専属の生産技術担当者を配置し、徹底した管理体制の下で製造を行っています。
このたび、世界的に評価されている代表的なエコカーであるプリウスに当社製の太陽電池を供給することで、同車オーナーに、太陽電池の新たな機能をご提供できるものと考えています。
■新型プリウス搭載の太陽電池仕様
出力 平均56W(太陽電池モジュール)
変換効率 16.5%(太陽電池セル)
.....   "

関連記事
トヨタ:プリウス、太陽光を動力源に…2~3年後めど-----毎日jp,2009年5月21日

新型プリウス、登場! 価格も低く抑えて、機能満載って感じですね-----しなやかな技術研究会、2009/05/19

コメント続き
 上のしな研の記事に続き、ここでもとりあげた理由は、2、3年後を目処にプリウスに太陽光で発電した電力を走行モーターの動力源とする機能を追加搭載することも検討しているという話が伝えられたからです。すべての屋根に太陽電池をのせても、現在の変換効率では、せいぜい150Wpの太陽電池しかのらない。1日平均350Wh程度の発電量というところでしょう。それでもなお太陽電池を搭載することを考えているあたりが、徹底的な環境性能の追及を行っていくという姿勢が感じられます。
 そして、トヨタが薄膜ではなく京セラの結晶系を選んだことにもこだわりを感じます。まずは、信頼性ということでしょうか。(t_t)

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1000MWの太陽エネルギー発電所の建設を計画しているのは誰?

 その誰は、オーストラリアのラッド首相ということなのだが、報道されているオーダーがすごい、1000MWの太陽エネルギープラントということです。太陽電池による太陽光発電所なのか、それとも太陽熱発電所なのかは、はっきりしないが、たぶん両方やるということのようです。今は、本腰を入れてプラニングに取り組むということのようです。
 乾いた日差しの強烈な同国にとって、その太陽を利用しない手はないよね。

Australia to build world's largest solar energy plant: PM-----Reutres,Sun May 17, 2009

" Australia plans to build the world's largest solar power station with an output of 1000 megawatts in a A$1.4 billion (US$1.05 billion) investment, Prime Minister Kevin Rudd said on Sunday. "

Australia in race for biggest solar plant-----FT.com, May 18 2009
" ustralia plans to build one of the world’s largest solar power station networks in partnership with the private sector as part of its commitment to source 20 per cent of its needs from renewable energy by 2020.

Kevin Rudd, the prime minister, said.......... "

Climate change: You're voting for the future on Nov 24

(australianlabor,2007年10月22日)

コメント
 これだけ巨大な国なのででてくる話はでかいです。太陽エネルギーの利用を考えるときに問題になるのは、適地にどれだけの用地を確保できるかということですから、オーストラリアは可能性がありそうです。

参考

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reegle 再生可能エネルギーと省エネ情報専門のサーチエンジンが登場

 世界の再生可能エネルギーとエネルギー効率を高めるための情報専用のサーチエンジン、reegleがゲイトウェイとして機能しはじめています。検索エンジンよりもブログのほうがよく利用するのですが、たまに貴重な情報がヒットすることもあり、登録される情報が増えてくれば、貴重な情報源となりそうです。
Reegle
-----image : reegleサイトキャプチャー画像

reegle - the Search Engine for Renewable Energy and Energy Efficiency

reegle Blog / Clean energy search engine (reegle) launches a map of the green energy world


Reegle_map-----image : reegle mapもあります。

関連
reegle press release : New searchable map of the green energy world - Revamped www.reegle.info goes online on April 27th-----REN21,Jan-Feb 2009

Information Gateway for RE and EE - reegle-----REEEP

コメント続き
 貴重なリポートへのアクセスも用意されていて便利です。

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台湾に100%太陽光発電のスポーツスタジアムが完成。高雄市ワールドゲームスタジアム

  台湾の高雄に太陽光発電を大々的に設備した高雄ワールドゲームス2009メインスタジアムがあるそうです。7/16-26に開催されるワールドゲームズ2009に合わせて伊東豊雄とおおしゃる、高名な日本人の建築家のデザインで完成したKAOHSIUNG STADIUMは、洗練されたデザインと先進のエネルギーの利用技術により8割から十割の電力を太陽光発電でまかなうことができるということです。World games 2009 Main Stadiumの姿は、あちこちで紹介されています。でもはやり動画がわかりやすい。

高雄世運廣告 The World Games 2009 in Kaohsiung CF

(lawrenceyu66,2009年02月10日)
Taiwanworldgames2009
-----image : 上記コマーシャルのキャプチャー画像。[スタジアムの太陽電池の上で太極拳]

THE WORLD GAMES 2009 Kaohsiung (TPE) / Main Stadium

日本ワールドゲームズ協会 / ワールドゲームズ2009高雄大会(第8回大会)

" .....
競技種目(公式競技)
エアスポーツ、アーチェリー、ビリヤード、ボディビルディング、ブールスポーツ、ボウリング、カヌー、フリークライミング、ダンススポーツ、フィンスイミング、フィストボール、フライングディスク、体操、柔術、空手、コーフボール、ライフセービング、オリエンテーリング、パワーリフティング、ラケットボール、ローラースポーツ、ラグビー(7人制)、スカッシュ、相撲、綱引き、水上スキー
競技種目(公開競技)
ビーチハンド、ドラゴンボート、ソフトボール、チュックボール、武術
..... "

参考
Wikipedia : 伊東豊雄

Panoramio : World Games 2009 Main Stadium

World’s First 100% Solar-Powered Stadium-----Metaefficient,MAY 15, 2009

KAOHSIUNG STADIUM TO BRING GREEN ENERGY TO THE 2009 WORLD GAMES-----Stadiatech,March 27, 2009

コメント続き

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日本は世界第三位の地熱エネルギー大国。経産省、地熱発電促進で国立公園からの利用も提案?

 経済産業省の地熱発電に関する研究会の資料(資料5 地熱発電の開発可能性)によると日本の地熱資源量は、世界第三位ということです。しかしながら、この内約80%強が国立公園の特別保護地区・特別地域内にあり、現在は開発できない。それを経済産業省が緩和処置を提案するかもしれないということです。

” 国名 活火山数(個) 地熱資源量 (MWe)
インドネシア150  27,791
アメリカ合衆国133  23,000
日本100  20,540
フィリピン53  6,000
メキシコ35  6,000
アイスランド33  5,800
ニュージーランド19  3,650
イタリア14  3,267 ”

 しかし、利用のほうは、

アメリカ合衆国が3000MWeで将来的には、2025年に30000MWe
フィリッピンが2000MWeで将来的には、2013年に2435MWe
インドネシアが1000MWeで将来的には、2025年に9500MWe
メキシコが1000MWe弱、将来的には、2010年に1078MWe
イタリアガ続き、将来的には、2010年に882MWe
続いて日本は約500MWeの5位。

経産省 地熱発電促進で提言 国立公園からの利用も着目-----FujiSankei Business i.,2009/5/15
" 経済産業省は14日、火山国・日本が豊富に持つ純国産のクリーンエネルギーである地熱発電の開発を促す提言をまとめた。 "

関連
経済産業省 地熱発電に関する研究会(第1回)-配付資料

" 資料1 議事次第(PDF形式:3KB)
資料2 地熱発電に関する研究会委員名簿(案)(PDF形式:4KB)
資料3 地熱発電に関する研究会設置要綱(案)(PDF形式:3KB)
資料4 地熱発電に関する研究会について(PDF形式:4KB)
資料5 地熱発電の開発可能性(PDF形式:2,626KB)

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イベント 6/24-26 「第4回新エネルギー世界展示会」 RENEWABLE ENERGY 2009 TOKYO FAIR

-----イベント案内のサイトより-----要事前登録(無料)-----国際フォーラム

" 名 称:「第4回新エネルギー世界展示会」 RENEWABLE ENERGY 2009 TOKYO FAIR
日 程:2009年 6月 24 日(水)~6月26 日(金)10:00 - 17:00
会 場:幕張メッセ〔国際展示場/国際会議場〕
同時開催:PVJapan2008(共催:SEMI、太陽光発電協会)
主 催:再生可能エネルギー協議会
共 催:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、独立行政法人産業技術総合研究所、財団法人新エネルギー財団
(予定)
後 援:経済産業省、環境省、国土交通省、文部科学省、農林水産省、東京都、千葉県 (申請予定)
協 賛:電気事業連合会、社団法人日本電機工業会、社団法人日本自動車工業会、財団法人日本自動車研究所、石油連盟、社団法人日本ガス協会、社団法人日本鉄鋼連盟、社団法人日本建設業団体連合会、 社団法人電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、太陽光発電協会、国際太陽エネルギー学会、日本太陽エネルギー学会、燃料電池開発情報センター、日本風力エネルギー協会、 有限責任中間法人日本風力発電協会、財団法人高橋産業経済研究財団、リニューアブルエネルギー有効利用・普及促進機構、社団法人アルコール協会、水素エネルギー協会、日本地熱学会、 日本地熱開発企業協議会、風力発電事業者懇話会、財団法人エンジニアリング振興協会、社団法人ソーラーシステム振興協会、エネルギー・資源学会、財団法人エネルギー総合工学研究所、 財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本機械学会、社団法人電気学会、社団法人日本建築学会、社団法人住宅生産団体連合会、社団法人応用物理学会、社団法人化学工学会、 社団法人電気化学会、社団法人日本エネルギー学会、ターボ機械学会、社団法人日本水道工業団体連合会、社団法人日本有機資源協会、太陽光発電技術研究組合、独立行政法人国立環境研究所、 独立行政法人海上技術安全研究所 (順不同/申請予定)
協 力:フジサンケイ ビジネスアイ
入 場:無料(登録入場制)
事務局: (株)シー・エヌ・ティ
同時開催: PVJapan2009(共催:SEMI、太陽光発電協会)  "

 詳細、お問い合わせは、イベント案内のサイトをご覧ください。

関連

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太陽光発電システムについて、イオンと京セラが販売で業務提携

 京セラの太陽光発電システムをイオングループが店舗内で販売していくというのは、とっても旬なアイディアです。おそらく、販売形態の多様化は進んでいくのでしょうね。どんなふうに販売されるのか? 販売員の方の口上を是非聞いたみたいと考えています。
太陽光発電システムが注目されはじめたのは、結局は国や自治体の取り組みと企業の歯車が合ってきてといことを考えると、やはり施策、政策は重要ですね。

プレスリリース / 京セラ、2009年05月11日
イオンと京セラの業務提携について
0502_hbvo_02
-----image(”京セラソーラー販売店のテナントイメージ”) : 同リリースより

" イオン株式会社(取締役兼代表執行役社長:岡田 元也、以下イオン)と京セラ株式会社(代表取締役社長兼執行役員社長:久芳 徹夫、以下京セラ)は、両社の協業によって、二酸化炭素排出削減をはじめとする地球環境の保全と、両社顧客への商品・サービスの提供を通して更なる企業成長の両立を目指すことで、本日合意に達しました。
京セラは、1975年より太陽光発電の事業を開始し、1993年には業界として初めて住宅用太陽光発電システムの販売を開始しました。現在国内では、太陽光発電導入の飛躍的な拡大を目的に、国や地方自治体から一般住宅への太陽光発電システム設置に対しての補助支援が開始されています。
従来京セラが一般住宅に対して訪問販売を中心に展開してきた住宅用太陽光発電システムの販売に加えて、今後両社は、全国のイオンのショッピングセンター(SC)での販売活動や、イオンカード会員への案内等を通じ、住宅用太陽光発電システムによる環境に配慮した新たな生活を提案してまいります。
両社は、一戸建住宅やイオングループ企業の業務用施設などを対象に、太陽光発電システムの普及・促進を中心に、それぞれの事業特性を活かした取組みを行ってまいります。

1.イオンのショッピングセンターへの京セラソーラー販売店等のテナント出店
イオンのモール型SCへ、京セラソーラーフランチャイズ加盟店や京セラソーラーの販売店がテナントとして出店し、住宅用太陽光発電システムの販売を推進してまいります。
そのさきがけとして、既にSCに京セラ製太陽光発電システムが設置されている日本最大級のSC「イオンレイクタウン」(埼玉県)や「イオンモール日の出」(東京都)へ今年秋に出店する予定です。また来春には関西エリアのSCへの出店も計画しております。今後、導入店舗の検証を踏まえ、他SCに水平展開してまいります。

2.イオングループ企業における住宅用太陽光発電システムの販売及び施工
両社は、本年3月中旬より約1ケ月間、ジャスコ相模原店「住まいのリフォーム」売場にて住宅用太陽光発電システムの販売及び施工を試験的に展開してまいりました。 
その結果を踏まえ、先ずは関東エリアのジャスコ4店舗で展開している「住まいのリフォーム」売場及びイオンのグループ企業であるイオンディライトにおいて、住宅用太陽光発電システムの取り付け相談ほか、販売から施工まで承ることのできる常設コーナーを運営し、太陽光発電システムの普及につなげてまいります。
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-----image(”「住まいのリフォーム」売場展開例”) : 同リリースより

3.住宅用太陽光発電システムの販売支援とソーラーローンの販売開始
..........

4.両社によるお客さまとの環境コミュニケーションについて
.......... "

関連情報、記事
イオン

イオンと京セラ、業務提携を発表-----家電Watch,2009年5月12日

コメント続き

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FOAが貧しい地域における小規模なバイオエネルギーの有効性に関するリポートを発表 / 適正技術

 食糧農業機関(FAO)が小規模なバイオマス資源の活用のための技術の有効性を実例を挙げて紹介するリポート「Small-scale bioenergy initiatives」を発表しました。中国における人間と動物の排泄物を利用したバイオバスシステムやマリ共和国のjatrophaという植物を利用したオイルにより10000人30の村が電化の恩恵を受けているなどの事例が紹介されています。

News / FOA,8 April 2009
Study shows bioenergy benefits for rural poor
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-----image(”Cooking with biogas from animal and human waste in China”) : 同リリースより

" Small-scale projects scrutinised from jatropha electrification in Mali to animal waste biogas in Vietnam
Bioenergy, when produced on a small-scale in local communities, can play a significant role in rural development in poor countries, according to a new report jointly published by FAO and the UK’s Department for International Development (DFID).

The study, “Small Scale Bioenergy Initiatives: Brief Description and Preliminary Lessons on Livelihood Impacts from Case Studies in Latin America, Asia and Africa,” covers 15 different “start-up” bioenergy projects from 12 countries in Latin America, Africa and Asia involving a diverse array of technologies.

“The furious debate around bioenergy has largely concerned liquid fuels used for transport,” said Oliver Dubois, a bioenergy expert in FAO’s Natural Resources Department.

“Yet more than 80 percent of bioenergy usage in the world involves other sources, mainly wood, which are used for basic household cooking and heating in poor areas of the world.”
..........
Mali: jatropha electrics - 10,000 people in 30 villages receive electricity from jatropha oil produced by local farmers. They swapped the crop for cotton and a more stable income.
Senegal: chardust bricks - In the city of Saint Louis a scheme to make briquettes from recycled charcoal has generated employment and cleared polluting charcoal dust.
India: biodiesel water-pumping - Sanitation is being supplied to four villages in Orissa from a water-pump fuelled by biodiesel made from forest seeds. By-products are used as fertilisers and animal feed.
Vietnam: farm biogas - To protect forests biogas digesters for farmers with more than 2-3 cattle or 4-6 pigs produce fuel and slurry for fertiliser.
Small_jatropha-----image(”Jatropha grows on poor quality land and electricity can be generated from its oil”) : 同リリースより "

Small-scale bioenergy initiatives(Report : Small-Scale Bioenergy Initiatives:
Brief description and preliminary lessons on livelihood impacts
from case studies in Asia, Latin America and Africa)
Smallscalebio
-----image : 同リポート表紙

関連記事(ソース)
報告書:小規模のバイオ燃料生産は貧困国の農村開発に有益-----日刊 温暖化新聞、2009年05月05日

コメント続き
 ところで、マリ共和国だけでなく、インドでも発電に利用されているJatropha Oilって何? ということで調べると、Jatropha-ヤトロファは、非食料油として注目される作物由来のバイオ燃料の材料となるオイルが採れる植物ということです。下の記事によると和名はタイワンアブラギリ(台湾油桐)またはナンヨウアブラギリ(南洋油桐)だそうです。パーム椰子ほどではないが、他の植物よりは効率よくバイオ燃料を作ることができるようです。

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経産省「新エネ百選」を公表

 経済産業省、資源エネルギー庁新エネルギー対策課が新エネ百選と銘打って、全国から100件の”優良”案件を選び、公表しました。
 北は、北海道のわが国初の洋上風車といわれるせたな町の風力から

せたな町 : 日本初洋上風車「風海鳥(かざみどり)」

 南は、太陽光発電196kWや風力発電1,800kWを先導的に導入。平成18年度に水溶性天然ガスの利活用を視野にいれたものも含め、11のエネルギー施設からなる「次世代エネルギーパーク構想プラン」を策定した沖縄県の糸満市までさまざまなプランが選ばれています。

プレスリリース / 経済産業省、平成21年4月22日(水)
日本初! 「新エネ百選」を公表します  - あなたの地域で新エネ導入! 優良事例が揃ってます -
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-----image : 新エネ百選 選定地域(プレスリリース用日本全図)より

" 本件の概要
全国の地域性を考慮した新エネルギー等利用などの取り組みを評価して優れたものを「新エネ百選」として選定し、これを広く情報発信することで、地域における新エネルギー導入のベストプラクティスの共有を図り、わが国の新エネルギー導入を促進することを目的としています。今回、選定した100件を公表いたします。
..........
発表資料名

日本初! 「新エネ百選」を公表します ~ あなたの地域で新エネ導入! 優良事例が揃ってます~(PDF形式:47KB)
新エネ百選 選定地域(プレスリリース用日本全図)(PDF形式:139KB)
新エネ百選 選定事業一覧(PDF形式:128KB)
案件ごとの概要 1~10(PDF形式:2,390KB)
案件ごとの概要 11~25(PDF形式:2,542KB)
案件ごとの概要 25~50(PDF形式:4,352KB)
案件ごとの概要 51~63(PDF形式:1,729KB)
案件ごとの概要 64~77(PDF形式:2,115KB)
案件ごとの概要 78~100(PDF形式:3,289KB)

Yamanashigenkikunhydro-----image : 案件ごとの概要「山梨水力エネルギー家中川小水力市民発電所「元気くん1号」山梨県 都留市」より "

コメント続き
 すべての案件ごとの紹介が写真や解説付で公開されています。全国には、興味深い取り組みがたくさんあります。(t_t)

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秋田県に国産風力発電機による1000基の壮大なウィンドファーム構想あり!

 秋田県の海岸線に千基の大型風車を建設し、自然エネルギーの拠点にしようという壮大な構想があるという記事を目にしました。それも国産の風力発電機を使うという計画。壮大な計画で、すぐに実現する話でもないだろうが、5月に行われた関連イベントに参加した顔ぶれをみると、なかなか充実していて、気になる動きです。
 以下の報道によると、今後は環境あきた県民フォーラムが、計画の中心となっていくとのことです。ホームページを拝見しましたが、活発に自然エネルギーや省エネに市民、行政、企業の動きを具体的にまとめていこうとしておられる様子が伺え、活発な活動をされている印象を持ちました。秋田は、もともと風況のいい所だと言われていました。計画がどのような形で進行していくのか興味があります。

NPOが風力発電「自給自足」構想 秋田の海岸線-----河北新報、2009年05月09日

" 日本海に面する秋田県の海岸線に1000基の大型風車を建設し、自然エネルギーの拠点にしようという壮大な構想が、秋田市のNPO法人「環境あきた県民フォーラム」(山本久博理事長)を中心に進められている。 "

関連
環太平洋自然エネルギー国際フォーラム(終了イベント。次回は是非、イベント紹介したいものです。)

NPO法人 環境あきた県民フォーラム

Akitashi
-----image : Google Earthキャプチャー画像。[秋田市]

追加情報
大潟に風力発電計画…発電量 国内最大規模-----読売新聞、2013年5月14日

".サミットエナジー..風車40基を建設し、2018年4月の操業を予定..2500キロ・ワットの風車.."


コメント続き
 秋田県で国産の風力発電機となれば、当然マグナス風車が思い浮かびます。12kWのモデルが大型村で利用されています。

秋田、大潟村のマグナス風車が始動!-----ソフトエネルギー、2008/02/13

MECARO / 基本仕様

 しかし、将来的に大型化するということになると、MECAROさんの直径11.5mの12kW機では、常識的な開発の流れからするとかなり時間がかかりそうですね。ただ、時間がかかっても、静粛性、低回転というマグナス風車には、騒音、バードストライク問題、信頼性などで独自の提案をされているので、大型機を見てみたい気もします。この計画は、みなさんかなり長いスパンで考えておられるでしょう。2020年ぐらいまでに最初の100基が建設され、仮に総設備容量が100 - 200MWになった。かなりの存在感です。

 ところで秋田県は、エネルギー永続地帯の都道府県ランキングによると全体で2位で、風力も4.60%の供給可能率を誇り2位という、自然エネルギー利用の盛んな県です。地熱で全国1位の座にある大分県を、秋田県が風で抜く日がくることもあるのかもしれませんね!(t_t)

参考
千葉大学とISEP、76の市町村がすでに再生可能エネルギーによる発電100%以上を達成している”エネルギー永続地帯”だとのリポートを発表-----ソフトエネルギー、2007/07/18

スパイラルマグナス : DigInfo

(Diginfonews,2008年02月15日)

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沖縄電力が、台風対策として日本初の可倒式245kW風力発電機二基を波照間島に導入

 沖縄電力が台風のために破損した波照間島の風力発電機の再建を計画。今回は、フランス製の可等式の245kW風力発電機二基を建設、台風がきたら倒して利用する計画。さらに、倒せることでより簡単にメンテナンスができるというメリットも評価しての導入ということです。3枚翼で直径が32mということです。大型風車と比べるとかなり小さめの風力発電機です。波照間島で成功すると、台風対策や取り扱いなどが評価されて、案外導入例が増えそうなモデルになりそうです。

風力発電、台風対策に「倒せる風車」 沖縄電力が設置へ-----asahi.com,2009年5月5日

" .....
仏メーカー製の倒せる風力発電機を2基建てる。出力は計490キロワットで、島の最大電力の8割をまかなえる。風車を倒すには40分ほどかかるが、石嶺伝一郎社長は「台風が来てから倒しても間に合う」という。
..... "

沖縄電力、日本初の可倒式風力発電機を波照間島に導入-----環境メディア、2009/04/20

" ..........
まず11月をめどに波照間島へ245キロワット×2基の可倒式風力発電機と、電力の安定化のためフライホイール(30キロワット×8基)を導入する。波照間島は西表島の南約24キロメートルにある日本最南端の有人島で600人弱が居住しており、現在はディーゼル発電機4基(A重油使用。合計出力950キロワット)で発電している。 "

参考動画
Eolienne Vergnet de Gommerville

(TheWindPower,2008年09月11日)

コメント続き
 報道などによる情報によると導入予定の風車は、フランスのVergnet GroupのGEV MPというモデルであるようです。同社のサイトには、GEV MP 275 kWとなっていますが、いくつかの形式があるようです。ローターの直径は30mくらいの中型の風力発電機です。(t_t)

Vergnet Group / Document
Vergnet_gevmp275kw
-----image : 同社資料より-----
Vergnet_gevmp275kw2

参考
Small Wind TURBINES : Vergnet GEV MP 275

追加情報

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イベント 5/28 地球温暖化シンポジウム:「COP15に向けた日本の戦略を考える ‐中期目標選択肢の評価と日本の戦略‐」

-----イベント案内より-----(要事前申込、締切5/20)

" 本年12月にコペンハーゲンで開催されるCOP15に向けて、6月には気候変動枠組条約特別作業部会が開催されるなどポスト京都を巡る世界の動きが本格化すると見込まれます。
国内においても、「地球温暖化問題に関する懇談会」の分科会として設置された中期目標検討委員会の場などを通じて、我が国の中期目標についての議論が行われ、6月までには政府による決定が予定されています。
このような国内外の状況を踏まえて、日本エネルギー経済研究所では、日本が地球温暖化政策をどのような戦略で進めていくべきかについて、中期目標検討委員会および具体的なモデル作業に参加された方々に、内外の最新情報等をもとに幅広く議論していただくシンポジウムを開催することとなりましたので、是非ご参加下さい。

(記)
1. 時 間 : 平成21年5月28日(木) 14:00~17:00
2. 場 所 : ホテル グランパシフィック LE DAIBA B1F 「パレロワイヤルC」
〒135-8701 東京都港区台場2-6-1
TEL 略
(詳細地図はhttp://www.grandpacific.jp/access/accessmap/からご覧いただけます。)
3. プログラム :
<14:00-14:15> 開催挨拶 内藤 正久 日本エネルギー経済研究所 理事長

<14:15-14:45> 報告1 「日本の中期削減目標と今後の課題」(仮題) 
伊藤 浩吉 日本エネルギー経済研究所 常務理事

<14:45-15:15> 報告2 「電力業界から見た中期削減目標のあり方」(仮題)
森本 宜久 氏 電気事業連合会 副会長

<15:15-15:30> コーヒーブレーク

<15:30-17:00> パネル討論:「中期目標選択肢の評価と日本の戦略」
パネリスト
司会:湯原 哲夫 氏 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構 特任教授

澤 昭裕 氏 日本経済団体連合会 21世紀政策研究所 研究主幹
野村 浩二 氏 慶應義塾大学産業研究所 准教授
増井 利彦 氏 国立環境研究所 社会環境システム研究領域 統合評価研究室 室長
秋元 圭吾 氏 地球環境産業技術研究機構(RITE)副主席研究員
末広 茂 日本エネルギー経済研究所 グループリーダー

4. 参加費 :無料

5. 申込方法:下記URLより、ご登録をお願い致します。
https://eneken.ieej.or.jp/seminar/event_login.php

6 . 締 切 : 5月20日(水)
なお、定員を超えた場合は先着順とさせていただきますので、何卒ご了承ください。
7 . 連絡先 : (財)日本エネルギー経済研究所 企画事業ユニット 総合企画グループ
( TEL:略 )
※ プログラムは変更となる可能性がございます。変更があった場合はHP上でご案内致しますので
ご確認のほど、よろしくお願い致します。 "

 詳細、お問い合わせは、イベント案内をご覧ください。

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特集 論風 環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也 / クリッピング FujiSankei Business i.

特集 論風環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也-----FujiSankei Business i.,2009/5/4

" □時代遅れの環境エネルギー政策
■構造転換 絶好のチャンス到来
..........
現在は100年に1度の危機だが、同時にまったく新しい産業と新しいエネルギー市場構造が誕生しつつある「100年に1度のチャンス」でもあるのだ。 "

コメント
 日本のエネルギー政策の中で、2020年に再生可能エネルギーを20%という話は、どう位置づけられるのだろう? だれがそんなことを言っているのか? と思った方、したの記事をご覧ください。

太陽光発電の規模を、2020年までに今より20倍に-麻生首相の新エネ拡大策とは?-----ソフトエネルギー、2009/04/14

 本来、上の記事でも参照している麻生さんの”私なりの新たな成長戦略”が国のエネルギー政策の中で、どのように具体化され、長期エネルギー需給見通しなどにどのように位置づけされ得るものなのかに注目が必要です。

麻生総理の演説・記者会見等 : 「新たな成長に向けて」日本記者クラブにて-----首相官邸、平成21年4月9日

 2020年に20%が現在の水力発電のシェア9%に11%の新規を上乗せするだけであれば、せいぜい2020年に10%上乗せという話ですから、国の長期エネルギー需給見通の中での再生可能エネルギーの大きな上乗せであるのですが、将来の低炭素社会2050年に50%から80%の温暖化効果ガス削減というヴィジョンにつなげるためには、まだまだ弱いことになります。そももも、国の長期エネルギー需給見通しの大幅な見直しを明言されるべきでしょう。日本のエネルギー政策、まさに現状は、つぎはぎだらけで、将来の国の姿を描くことができていないと感じている人は、どんどん増えてきていると思います。そこに、日本の可能性を感じることもできます。

 さまざまな意味で”政治”が大事な時節となってきました。(t_t)

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イベント 5/16 自然エネルギーと社会的合意シンポジウム 「風車と鳥」問題のコンセンサスに向けた公開討議

-----イベント案内のサイトより-----(要事前申込)
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-----image : イベント案内のチラシより

" ■概要
日時:2009年5月16日(土) 13:00 - 16:30 (12:30より受付)
主催:環境エネルギー政策研究所(ISEP)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 417号室 (東京、参宮橋)
定員:300名(事前予約制)
会費:無料
後援:環境省、経済産業省、東京都、風力発電事業者懇話会 日本風力発電協会、
    日本野鳥の会、WWFジャパン、グリーンピース・ジャパン(いずれも予定)

■開催趣旨
加速化する地球温暖化への対策として、CO2排出のない風力発電が世界中で急速に導入されています。すでに世界全体で1億2500万kWを超える風力発電所が存在し、今後も拡大していくと考えられます。こうしたなか、普及が滞っていた国内でも、導入は進んでいくと考えられます。

一方、風力発電施設と自然環境や景観の保全との利害が対立する場合もあります。特に、希少鳥類などへの影響については、合意形成が困難な状況にあります。これに対して行政機関等での検討も行われていますが、未だに充分な合意や解決のための制度整備に至っているとは言い難い状況です。

問題は、具体的な方策を見いだすことであり、「風車か鳥か」といった素朴な対立図式から脱却することです。

今回のシンポジウムでは、自然エネルギー開発側、鳥類保全の立場の研究者やNGO、気候変動および持続可能なエネルギー研究者・NGOなどの関係当事者で積み重ねてきた討議と、その結果である「鳥類の保全と風力発電に関するコンセンサスに向けた提言」(風鳥コンセンサス文書)をベースに意見交換を行い、風力発電と自然保護を巡る問題への解決の糸口を探ることを目的とします。

■プログラム
12:30 開場

13:00 開会挨拶および問題フレームの提示 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
13:20 「鳥類の保全と風力発電に関するコンセンサスに向けた提言」の説明 丸山康司(東京大学教養学部)
13:40 討議1
    1、「リスク認識」を巡って
    2、「共通認識」を巡って
15:00 休憩
15:15 討議2
    3、解決に向けたアプローチ論
    4、なお残る課題の整理
16:20 閉会挨拶 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
16:30 閉会
* 討議内容の詳細・更新情報等については当研究所のHPにて随時更新いたします。
http://www.isep.or.jp/event/090516sympo.html

■登壇者
・飯田 哲也 (環境エネルギー政策研究所 所長)
・丸山 康司 (東京大学教養学部)
・古南 幸弘 (日本野鳥の会 自然保護室)
・橋川 小幸里 (エコ・パワー株式会社)
・谷口 信雄 (東京都環境局再生可能エネルギー担当)
・鈴木 亨  (北海道グリーンファンド)
・白木  彩子 (東京農業大学生物産業学部)

■お申し込み・お問い合わせ
テーマに関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。
タイトルを【5月16日シンポジウム】とし、
以下の内容を事務局(略)までご連絡ください。
------------------------------
・お名前
・ご所属
・連絡先(e-mail等)
-------------------------------

事務局:環境エネルギー政策研究所  仁平
E-mail :略
TEL:略
*事前申し込みをお願いします(定員 300名)。
■会場
  国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 417号室
  〒151-0052東京都渋谷区代々木神園町3-1
小田急「参宮橋駅」より徒歩7分
  http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html "

 詳細、お問い合わせは、イベント案内のサイトまでお願いいたします。

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