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特集 論風 環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也 / クリッピング FujiSankei Business i.

特集 論風環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也-----FujiSankei Business i.,2009/5/4

" □時代遅れの環境エネルギー政策
■構造転換 絶好のチャンス到来
..........
現在は100年に1度の危機だが、同時にまったく新しい産業と新しいエネルギー市場構造が誕生しつつある「100年に1度のチャンス」でもあるのだ。 "

コメント
 日本のエネルギー政策の中で、2020年に再生可能エネルギーを20%という話は、どう位置づけられるのだろう? だれがそんなことを言っているのか? と思った方、したの記事をご覧ください。

太陽光発電の規模を、2020年までに今より20倍に-麻生首相の新エネ拡大策とは?-----ソフトエネルギー、2009/04/14

 本来、上の記事でも参照している麻生さんの”私なりの新たな成長戦略”が国のエネルギー政策の中で、どのように具体化され、長期エネルギー需給見通しなどにどのように位置づけされ得るものなのかに注目が必要です。

麻生総理の演説・記者会見等 : 「新たな成長に向けて」日本記者クラブにて-----首相官邸、平成21年4月9日

 2020年に20%が現在の水力発電のシェア9%に11%の新規を上乗せするだけであれば、せいぜい2020年に10%上乗せという話ですから、国の長期エネルギー需給見通の中での再生可能エネルギーの大きな上乗せであるのですが、将来の低炭素社会2050年に50%から80%の温暖化効果ガス削減というヴィジョンにつなげるためには、まだまだ弱いことになります。そももも、国の長期エネルギー需給見通しの大幅な見直しを明言されるべきでしょう。日本のエネルギー政策、まさに現状は、つぎはぎだらけで、将来の国の姿を描くことができていないと感じている人は、どんどん増えてきていると思います。そこに、日本の可能性を感じることもできます。

 さまざまな意味で”政治”が大事な時節となってきました。(t_t)



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