秋田県に国産風力発電機による1000基の壮大なウィンドファーム構想あり!
秋田県の海岸線に千基の大型風車を建設し、自然エネルギーの拠点にしようという壮大な構想があるという記事を目にしました。それも国産の風力発電機を使うという計画。壮大な計画で、すぐに実現する話でもないだろうが、5月に行われた関連イベントに参加した顔ぶれをみると、なかなか充実していて、気になる動きです。
以下の報道によると、今後は環境あきた県民フォーラムが、計画の中心となっていくとのことです。ホームページを拝見しましたが、活発に自然エネルギーや省エネに市民、行政、企業の動きを具体的にまとめていこうとしておられる様子が伺え、活発な活動をされている印象を持ちました。秋田は、もともと風況のいい所だと言われていました。計画がどのような形で進行していくのか興味があります。
・NPOが風力発電「自給自足」構想 秋田の海岸線-----河北新報、2009年05月09日
" 日本海に面する秋田県の海岸線に1000基の大型風車を建設し、自然エネルギーの拠点にしようという壮大な構想が、秋田市のNPO法人「環境あきた県民フォーラム」(山本久博理事長)を中心に進められている。 "
関連
・環太平洋自然エネルギー国際フォーラム(終了イベント。次回は是非、イベント紹介したいものです。)
-----image : Google Earthキャプチャー画像。[秋田市]
追加情報
・大潟に風力発電計画…発電量 国内最大規模-----読売新聞、2013年5月14日
".サミットエナジー..風車40基を建設し、2018年4月の操業を予定..2500キロ・ワットの風車.."
コメント続き
秋田県で国産の風力発電機となれば、当然マグナス風車が思い浮かびます。12kWのモデルが大型村で利用されています。
・秋田、大潟村のマグナス風車が始動!-----ソフトエネルギー、2008/02/13
しかし、将来的に大型化するということになると、MECAROさんの直径11.5mの12kW機では、常識的な開発の流れからするとかなり時間がかかりそうですね。ただ、時間がかかっても、静粛性、低回転というマグナス風車には、騒音、バードストライク問題、信頼性などで独自の提案をされているので、大型機を見てみたい気もします。この計画は、みなさんかなり長いスパンで考えておられるでしょう。2020年ぐらいまでに最初の100基が建設され、仮に総設備容量が100 - 200MWになった。かなりの存在感です。
ところで秋田県は、エネルギー永続地帯の都道府県ランキングによると全体で2位で、風力も4.60%の供給可能率を誇り2位という、自然エネルギー利用の盛んな県です。地熱で全国1位の座にある大分県を、秋田県が風で抜く日がくることもあるのかもしれませんね!(t_t)
参考
・千葉大学とISEP、76の市町村がすでに再生可能エネルギーによる発電100%以上を達成している”エネルギー永続地帯”だとのリポートを発表-----ソフトエネルギー、2007/07/18
スパイラルマグナス : DigInfo
(Diginfonews,2008年02月15日)
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